カシオから紺碧の海を表現したオシアナス「OCW-S6000」が登場

2021.11.12

カシオ計算機は「オシアナス マンタ」シリーズに、ブルーグラデーションが美しいサファイアクリスタル製ベゼルを採用した「OCW-S6000」を追加した。今作のベゼルは、立体的な仕上げとグラデーション加工によって、あらゆる角度から紺碧の海をイメージした透明感のあるブルーを楽しむことができる点が特徴。シリーズ最薄となるスリムなケースに軽量なチタンを用いることで装着感を高めつつ、シャープな造形で立体感を持つものに仕上がっている。

OCW-S6000

ブランドカラーであるブルーを、手の込んだサファイアクリスタル製のベゼルによって表現したOCW-S6000。エッジの効いたデザインと、ヘアラインとミラー仕上げがコントラストを為すケースはベゼルを引き立てつつ、それに負けない存在感を持つ。


紺碧の海を思わせる24面カットのサファイアベゼル

 オシアナスの現行モデル、マンタ「OCW-S5000」では、多面カットとブルーのグラデーションを施したサファイアガラス製のミキリを採用するなど、サファイアクリスタルの特徴と質感を活かすことを得意とするオシアナス。

OCW-S6000

オシアナス「OCW-S6000」
タフソーラー(ソーラー充電システム)。パワーリザーブ:機能使用時約5ヵ月、パワーセービング時約18ヵ月。(左)Ti、(右)Ti+DLC(直径42.5mm、厚さ8.7mm、約86g)。10気圧防水。(左)OCW-S6000:27万5000円(税込み)。(右)OCW-S6000B:30万8000円(税込み)。

 今作「OCW-S6000」のベゼルは、厚みを持たせたサファイアクリスタルに24面のファセットカットを施すことで立体感を与え、ブルーブラックのグラデーションを基調に蒸着処理を数回行って製作されている。この手の込んだ加工の結果、どの角度から見てもブランドカラーの透明感のあるブルーを楽しむことができるようになった。また、緻密な加工が難しいサファイアクリスタルであるが、ベゼル全周に都市コードが刻印されている。

OCW-S6000

ケース径は42.5mmだが、ラグが腕に沿う形状であるため、数値から受ける印象よりも手首の細い人にも装着感が良好である可能性が高い。また、このラグの傾斜によって薄型ながら立体感のあるデザインを生み出している。

 ケースはシリーズ最薄となる8.7mm。薄型のケースにブレスレットも軽量なチタン製としたことで、装着感にも期待できる。

 デザインはベゼルの存在感が引き立つようなシャープな面で構成されており、4本のラグでベゼルを支えるジュエリーを思わせる造形を持つ。ダイアルはブラックで、ベゼルの質感に合わせたミラー仕上げが施される。バリエーションとして、ヘアラインとミラー仕上げのコントラストが映えるシルバーカラーモデルと、DLC処理を施したブラックカラーモデルが用意される。

OCW-S6000

厚みのあるサファイアクリスタルを用いることで24面のファセットカットを施すことができ、グラデーションを施した時の奥行きを生む効果も望める。

 オシアナスは"Elegance, Technology"をコンセプトとしており、機能面も充実している。電波受信機能による時計単体での時刻修正に加え、Bluetoothを介したスマートフォンリンクによる時刻修正機能を搭載する。また、専用のスマートフォンアプリで約300都市から簡単にワールドタイムを設定可能である。




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