自然界から着想を得たスウォッチの新シリーズ「COLORS OF NATURE」誕生

スウォッチは、自然界からインスピレーションを得た新たなコレクション「COLORS OF NATURE」を発表した。自然の中に浸れるようにという思いを込めてデザインされた5つのモデルのケースは、植物由来の物質を使用したバイオセラミックで構成されている。

自然界と触れ合う大切さを思い起こさせる腕時計

　スウォッチが今回発表した「COLORS OF NATURE」は、地球の雄大な自然からインスピレーションを得た5本のモデルで構成される新コレクションだ。5種類のアースカラーはそれぞれ、ブラック＝玄武岩、レッド＝峡谷、グリーン＝森林、ライトブルー＝氷河、そしてベージュ＝砂漠という、何万年にもわたって形づくられてきた地球の恵みとカラーを表現している。

　このコレクションは、ケース直径47mmの「ビッグ ボールド」ケースを採用しており、ケース、ベゼル、リュウズは3分の2がセラミックス、3分の1がヒマシ油を原料とした独自の素材「バイオセラミック」で作られている。このバイオセラミックは傷に強く頑丈なうえに軽量であるため、アウトドアなどにも使用できる。

　文字盤はワントーンで統一されており、12時位置のスウォッチロゴのみが配されている。その代わり、ベゼル上にインデックスがあるため視認性は損なわれていない。秒針の形状はコンパスから着想を得ており、風防もケース同様にバイオ由来の素材である。

　スウォッチがこのコレクションに込めた思いは、ユーザーが自然の中に浸れる時間をもっと増やし、本作を身に着ける時間を楽しんでほしい、というもの。いつも手にしているスマートフォンのことは一旦忘れ、公園などへ足を運び、自然界が提供するものを吸収しようという、スウォッチからのメッセージなのだ。