A.ランゲ&ゾーネがパワーリザーブ機能を特徴とする「1815 アップ/ダウン」の新作モデルを発表した。18Kピンクゴールドおよびホワイトゴールドをケースに用いた2種が展開され、いずれもモダンな印象を与えるブルーダイアルを採用している。両モデルとも、世界限定で300本のみが販売される。

伝統的な意匠と、現代的なブルーダイアルのコントラスト
A.ランゲ&ゾーネの創業者、フェルディナンド・アドルフ・ランゲの誕生年に由来する「1815」コレクションより「1815 アップ/ダウン」の新作モデルが発表された。

手巻き(Cal.L051.2)。29石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KPGケース(直径37.5mm、厚さ8.7mm)。世界限定300本。要価格問い合わせ。

手巻き(Cal.L051.2)。29石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KWGケース(直径37.5mm、厚さ8.7mm)。世界限定300本。要価格問い合わせ。
1815アップ/ダウンは、補助的な機能に見られがちなパワーリザーブ表示を主役に据えたタイムピースだ。8時位置には、「アップ/ダウン」と称される伝統的なインダイアルが設けられている。約72時間のパワーリザーブ残量が、ゼンマイが巻き上がった状態の「AUF」から、すべて解けきった状態の「AB」までの範囲を示す。

また、今回発表された2モデルはブルーダイアルを採用しており、コントラストを成すシルバーのサブダイアルによって、比較的モダンな表情に仕上げられている。ベースにあるのは、ブランド創業の地であるザクセンの時計製造に深く根ざしたデザインコードだ。レイルウェイミニッツトラックや視認性に優れるアラビア数字、中央が一段くぼんだ造形など、ブランドの往年の懐中時計を彷彿とさせる意匠が随所に取り入れられている。

バリエーションは18Kホワイトゴールドとピンクゴールドの2種だ。前者にはブルーのアリゲーターベルトが、後者にはレディッシュブラウンのアリゲーターベルトが組み合わされる。
いずれも内部に搭載されるのは、手巻き式のCal.L051.2だ。本ムーブメントで特筆すべきは、アップ/ダウン表示機構が既存のムーブメントへのモジュール追加ではなく、特別に開発された省スペース型の遊星歯車機構によって直接組み込まれている専用設計である点だ。これにより、ムーブメントならびにケースのスリム化に寄与するとともに、“完璧”を追い求めた創業者の哲学を体現している。また、トランスパレントバックからは、同ブランドならではの職人技が凝縮されたコート・ド・ジュネーブ装飾やシャトンなどを鑑賞することができる。




