伝説のLEDウォッチが復活。ジラール・ぺルゴ「キャスケット2.0」

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2022.03.02

ジラール・ぺルゴは、1970年代に発売した通称「キャスケット」の復刻モデル、「キャスケット2.0」を発表した。本作はケースとブレスレットにセラミックとチタンを採用する。数量限定820本が用意される。

キャスケット2.0


多くのコレクターを魅了した「キャスケット」が満を持して復刻

 2021年のオンリーウォッチにて、ジラール・ぺルゴがフォージドカーボンケースの「キャスケット」を出品したのは記憶に新しい。キャスケットは、同ブランドが1976年から78年の間、8200本のみ生産した、チューブ状LEDを採用するデジタルウォッチである。

 アナログウォッチのデザイン制約から解放されることにより、人間工学に基づいたフォルムを獲得したこのモデルは、今までに多くのファンを魅了し続けてきた。今回、その「キャスケット」が、数量限定820本で発売されることが発表された。

キャスケット2.0

ジラール・ペルゴ「キャスケット 2.0」
ユニークだが、理に適ったデザインを持つ「キャスケット2.0」。キャスケットは、もともと1970年代のオリジナルモデルに対する愛称であったが、今作では正式にモデル名として採用されることとなった。クォーツ(Cal.GP03980)。ブラックセラミック×Tiケース(縦42.4mm×横33.6mm、厚さ14.64mm)。50m防水。世界限定820本。56万1000円(税込み)。

 本作は、ブラックセラミックスとグレード5チタンを組み合わせたケースとブレスレットを採用することにより、耐アレルギー性と耐傷性の向上に加え、軽量化を図っている。その重量は107gと、軽快な着用感をもたらすに十分な数字であるが、さらにブレスレットの内側にラバーが用いることによって、快適さを向上させている。

キャスケット2.0

ケースバックとフォールディングバックルにはチタンが採用されている。バックルに刻まれたロゴは、オリジナルモデルのデザインを踏襲している。ベルトの内側にはラバーが採用されており、着用感への配慮が感じられる。

 時刻をはじめとする各情報は、必要なタイミングでボタンを押下することにより、ディスプレイ上に表示される。オンデマンド式とした理由は、バッテリーの消費を節約するためである。1日に平均20回、表示をオンにすると仮定して、およそ2年間使用することができる。

キャスケット2.0

ケースサイドのボタンを押下することによって時刻を表示することができる。ディスプレイは奥まった位置に配されているため、太陽などの強い光による視認性への影響を受けにくい。

 表示される情報は、時、分、秒、年、月、曜日、日にちの他、クロノグラフ、セカンドタイムゾーン、シークレットデイトがある。シークレットデイトとは、予め選択した日付を任意の時刻に表示させるものである。思い出に残る記念日を時計の中に記録することができる、遊び心にあふれた機能だ。

キャスケット2.0

今作には、ディスプレイにも適した専用のボックスが付属する。キャスケット2.0の特徴的なデザインをボックスに収めた状態でも楽しむことができる。


Contact info: ソーウインドジャパン Tel.03-5211-1791


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