【2022年 新作】オシアナスの“江戸切子シリーズ”最新作、斜光を表現した限定モデルが登場

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2022.05.22

カシオは、オシアナスのマンタシリーズより、ベゼルに江戸切子を採用した新作「OCW-S5000EK」を1000本限定で発売する。オシアナスならではの薄型のフォルムと、透明感あふれる江戸切子の美しさを活かし、ガラスに差し込んだ「斜光」を表現した。2022年6月10日(金)から発売開始予定だ。

OCW-S5000EK


江戸切子ベゼルの新たな表現方法

カシオは、「Elegance,Technology」をコンセプトとしたオシアナスから新作ウォッチを発表した。薄型の美しいフォルムを追求した「オシアナス マンタ」シリーズの最新作は、ベゼルに江戸切子を採用し、ガラスに差し込んだ斜光を表現した「OCW-S5000EK」だ。

OCW-S5000EK

オシアナス「マンタ S5000シリーズ」OCW-S5000EK
光発電クォーツ。駆動時間約18カ月(パワーセービング状態)。Tiケース(直径42.3mm、厚さ9.3mm)。10気圧防水。世界限定1000本。25万3000円(税込み)。2022年6月10日(金)発売開始予定。

 本作は〝斜光〟をデザインモチーフとしており、ベゼルのサファイアガラスリングに40本の放射状の切子カットが施されている。これまでの江戸切子モデル同様、「堀口切子」の職人である三代秀石 堀口徹氏による監修のもと、江戸切子の技法の「千筋」を職人の手で一点ずつ製作されているのだ。

堀口徹

 9時側のインダイアルを中心とした変則的な切子カットは、ベゼルリングの持ち方により削る角度や作業時間など1点ずつ微妙な調整を必要とするが、職人の研ぎ澄まされた感覚や卓越した技術により実現した。

OCW-S5000EK

 この江戸切子ベゼルの色は、切子部分のみシルバーの蒸着を施すことでカッティングを際立たせつつ、全体にはわずかにパープルが垣間見えるブルーからブラックに変化する、新開発のグラデーション蒸着を採用し、情緒的な色合いにまとめている。高度な職人技と先進技術が融合し、切子の輝きが見る角度によって変化する、高い質感に仕上げている。

サファイアクリスタルリングを支えるチタンケースは、ベース部分にチタンカーバイト処理とザラツ研磨を採用し、美しい発色と丁寧に磨きあげられた平滑度の高い鏡面に仕上げている。さらに、ベゼル内枠の凸部にグレーIPを施すことで、フェイスをより大きく見せる視覚効果を生み出している。

 また機能面では、Bluetoothを利用したスマートフォンリンクによる時刻修正に加え、アプリに内蔵されている約300都市からワールドタイムの都市設定が行えるなど、国や場所を問わず正確な時刻の表示が可能となっている。実用性と伝統工芸が見事に融合した、世界限定1000本の本作は、2022年6月10日(金)から発売開始予定である。

OCW-S5000EK




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