【2022年 新作】ロンジン創業190周年に「ロンジン ウルトラ-クロン」が復刻!

NEWSニュース
2022.06.20

2022年はロンジンの創業190周年にあたる年である。今回、20世紀初頭に登場し1960年代に再度復活したクッション型ケースを採用する歴史的モデル 「ロンジン ウルトラ-クロン」が復刻した。

ロンジン ウルトラ-クロン


歴史的な高精度機「ウルトラ-クロン」の進化

 ロンジンは創業190周年を迎える2022年、高振動脱進機を搭載した歴史的モデル 「ロンジン ウルトラ-クロン」の復刻モデルを発表した。

ロンジン ウルトラ-クロン

ロンジン 「ロンジン ウルトラ-クロン」
ブラウンのレザーストラップモデルまたはステンレススティールブレスレットモデルが選択でき、いずれのモデルにも赤ラインの入ったブラックナイロン尾錠付NATOストラップとストラップ交換ツールの入った、木製の特別ウォッチボックスが付属する。自動巻き(Cal.L836.6)。25石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約52時間。SSケース(直径43.0mm、厚さ13.60mm)。30気圧防水。ストラップモデル:45万9800円(税込み)、SSブレスレットモデル:48万7300円(税込み)。

 ロンジンの高振動周波数ムーブメントの歴史のはじまりは、1914年に開発の1/10秒までの計測を実現したストップウォッチである。それ以降約1世紀にわたり、ロンジンはスポーツ計時の世界をリードしてきた。より一層の正確性が求められるスポーツタイミングにおける活躍は、ロンジンの時計の精度を象徴するものである。

ロンジン ウルトラ-クロン

1968年に誕生した「ウルトラ-クロン」は月差1分の高精度を実現したロンジンの革新性を語る上で欠かすことができない歴史的なモデルである。オリジナルが持つデザインコードが引き継がれ、クッション型ケースや赤い分針、ミニッツトラック、「Ultra-Chron」のオリジナルロゴが採用されている。

 ブランドの創業190周年である2022年に、ロンジンとして初のクロノメーター認定を受けたキャリバーL836.6を開発した。このムーブメントはシリコン製ヒゲゼンマイがオリジナルモデルと同様に3万6000振動/時、毎秒10回振動する高振動周波数ムーブメントにより、振動周波数を上げてパーツへの破壊的衝撃や位置変化への影響が緩和され、ムーブメントの精度と安定性を向上させている。

 本作は、ジュネーブに本拠地を置き時計についてのさまざまな認定を行う「TimeLabウォッチラボ」のクロノメーター認定を受けている。TimeLabのクロノメーター証明を公式に取得するには、ムーブメントだけでなく時計全体に対して15日間の試験が行われる。実際の使用状況を想定した、さまざまな位置と温度でISO3159:2009の厳格な規格への適合を確認するテストを通過した、TimeLab認証を取得している。

ロンジン ウルトラ-クロン

特徴的なレッドの分針とリンクするNATOストラップに付け替えるのも楽しみになりそうだ。

 ブラックグレインダイアルには、スーパールミノバが塗布された針と、ロジウムプレートが交互に配されたホワイトのミニッツトラックが施されている。「Ultra-Chron」のオリジナルロゴがあしらわれ、裏蓋にもエンボス加工がされている。優れた視認性を確保しつつ、モダンな要素を取り入れ新たなファン層も獲得しそうだ。

 逆回転防止ベゼルとねじ込み式ケースバックとリュウズを採用し、30気圧防水機能も備え、実用的なダイバーズウォッチとしての性能も魅力的だ。42mmと直径は数値で見ると大きめだがクッション型ケースのため、実寸より小さく感じられる。


Contact info: ロンジン Tel.03-6254-7350


今、ロンジンを手にする意義

https://www.webchronos.net/features/61970/
ミドルレンジを超える真の価値「ロンジン マスターコレクション」

https://www.webchronos.net/features/78007/
ロンジン【2021 新作】人気が絶えないベストセラーがさらに充実「ラ グラン クラシック ドゥ ロンジン」

https://www.webchronos.net/news/65553/