福岡の人気時計店オロジオ、新たにスピーク・マリンの取り扱いを開始

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2022.10.25

福岡市の中心部に店舗を構えるオロジオは、新たにスピーク・マリンの取り扱いを開始した。2022年の新作「リップルズ」をはじめ、時計愛好家からも注目を集めるモデルが並ぶ、数少ない取扱店のひとつとなった。

オロジオ

店名の由来は、イタリア語で“oro(オロ)”は金(ゴールド)を、また“gio(ジオ)”はジュエリー、また「時計」を意味する“orologio(オロロジオ)”という単語も想起されるよう、ふたつの単語を組み合わせて「Oro-Gio」としている。


スモールブランドにも注力するオロジオ

 九州市の繁華街、福岡・天神地区からほど近い、大名に構えるオロジオは、今年新たにスピーク・マリンの取り扱いをスタートした。

 2002年にオープンしたオロジオは、九州北部エリアで高い人気を誇る時計店だ。福岡で初めて取り扱いを行ったパネライは創業時から展開しており、品ぞろえも豊富で限定モデルや稀少モデルも多く用意。IWCやゼニス、ベル&ロス、ジラール・ペルゴ、パルミジャーニ・フルリエなど、感度の高い時計ファンを唸らせるラインナップとなっている。

オロジオ

オロジオの店内。ルイスポールセンの照明や、バング&オルフセンのスピーカーから流れるBGMなど、心地よく時計選びをするための工夫が随所に見られる。ここはメインフロアで、同じ建物内にブライトリング ブティック福岡も併設される。

 そして今回このラインナップに、イギリス出身の独立時計師ピーター・スピーク・マリンが2002年に設立し、時計愛好家からも注目されるスピーク・マリンの時計が加わった。18年にスイス・ロールからジュネーブに本社が移転し、翌19年に彼自身が会社を辞したが、同時にマニュファクチュール化が進められ、まったくの新体制としてスタート。現在は毎年のように新モデルを披露し、数々のインハウスムーブメントの開発にも注力している。

ディスプレイ

新設されたオロジオのスピーク・マリンコーナー。スピーク・マリンの時計が並ぶ、九州エリアで唯一の場所となった。


スピーク・マリンの注目作

 オロジオで取り扱うスピーク・マリンのモデルは、コレクションとして代表的なワン&ツーが主で、アイコニックな“ピカデリーケース”を採用した「ワン&ツー アカデミック」や、ブランド初のトラベルウォッチとして登場した「ワン&ツー オープンワーク デュアルタイム」などが並ぶ。

リップルズ

スピーク・マリン「リップルズ」
自動巻き(Cal.SMA03-T)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約52時間。SSケース(直径40.3mm)。50m防水。年間限定100本。337万1500円(税込み)。

 中でも注目すべきは、2022年に発表された新作で、独自の解釈を反映したラグジュアリースポーツウォッチとして位置付けられる「リップルズ」だ。“ラ・シティ”と名付けられた目を引く新型ケースは、ロンドンの金融街の名を冠した建築にインスパイアされたもので、ラウンドとスクエアを組み合わせた複雑な形状である。

リップルズ

 また、スピーク・マリンはスモールセコンドを1時30分の位置に配置する唯一のブランドで、ワン&ツー同様にリップルズでもその特徴を継いでいる。このデザインのため、ムーブメントは新型のキャリバーSMA03-Tを採用し、本作専用のものだ。SMA03-Tの“T”は、伝統的な時計製造のノウハウにちなんで「Tradition(伝統)」を意味し、伝統的で非常に高級な仕上げがこのムーブメントに施されている証拠だ。

リストショット

 年間生産本数が100本と非常に稀少で、国内入荷も少ない本作。オロジオでは、リップルズが店頭に並んで間も無く迎えが来たそうだ。


アニバーサリーフェアも開催中のオロジオ

 オロジオでは現在、20th アニバーサリー フェアを開催中。2022年の新作をはじめ、多数の人気・定番モデルを取りそろえ、長期の無金利クレジットも用意されている。この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。

オロジオ

【場所】〒810-0041福岡市中央区大名1-2-5 イル カセットビル1F
【営業時間】11:00~19:00(火曜日定休)
【電話番号】092-725-7766
【公式ホームページ】https://oro-gio.co.jp/

Contact info: スピークマリン DKSH マーケットエクスパンションサービスジャパン(株) cg.csc1@dksh.com


【2022年 新作】スピーク・マリン初のステンレススティール製ラグスポ「Ripples / リップルズ」


https://www.webchronos.net/news/78046/
スピーク・マリン ニュームーブメントで魅せるリブランディングの尖兵


https://www.webchronos.net/features/39287/
スピーク・マリン 2020新作『アート・シリーズ 「サイ」』


https://www.webchronos.net/news/55171/