フランスと日本の友好関係を象徴するペキニエ「アティチュード・インペリアル」は、フランスのマクロン大統領のオーダーによって製作され、日本公式訪問時に天皇陛下に献上されたユニークピースである。デザインにフランス共和国のイニシャルである「RF(République Française)」が取り入れられているほか、両国の友好を表現した樫と桜の枝が文字盤に施されている。

自動巻き(カリブルイニシャル/Cal.EPM03)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。SSケース(直径39mm)。5気圧防水。ユニークピース。
日仏の友好関係を表現した「アティチュード・インペリアル」
ペキニエが、フランス共和国大統領の日本公式訪問を記念する「アティチュード・インペリアル」を発表した。本作はフランスのマクロン大統領のオーダーによって製作され、日本への公式訪問時に天皇陛下に献上されたユニークピースである。
本作には両国の歴史的な友好関係を示す特別な意匠が盛り込まれている。ペキニエの通常モデルでは、百合の花をかたどった伝統的なフルール・ド・リスが各所に取り入れられている。一方の本作では、フランス共和国のイニシャルである「RF(République Française)」に置き換えられている。
さらに文字盤には、フランスの強さを表現する樫の木と日本の優雅さを象徴する桜の枝が絡み合うように描かれている。このデザインはアーティストのフィリップ・ジャカン=ラヴォーによる手描きであり、絶えず更新され続ける日仏の友好関係を表現している。

友好を示す特別モデルの製作にペキニエが選ばれた理由
今回の特別なモデルを製作するにあたってペキニエが選ばれたことには理由がある。それはペキニエがフランスの時計産業の歴史を継承し、「一定地域で古くより受け継がれてきた伝統的あるいは高度な専門技術を有する企業」としてフランス政府によるフランス無形文化財企業(EPV)の認可を受けているためだ。
この認可は16世紀から17世紀にかけての宗教弾圧と、1970年代のクォーツレボリューションによって衰退してしまったフランスの伝統的な時計産業を再興すべく、ペキニエが“フランスのマニュファクチュール”として活動を続けてきたことを根拠としている。
それを示すように、本作に搭載される自動巻きムーブメントの「カリブルイニシャル」ことCal.EPM03のすべての部品は、ペキニエが居を構えるモルトーから半径80km圏内で生産されており、その72%がフランス製となっている。また、本作はフランスのブザンソン天文台によるクロノメーター認定を取得している。
文字盤やムーブメント以外にもフランスの技術が結集されている
本作はフランスのマニュファクチュールであるペキニエが特別デザインの文字盤を与えただけではなく、各所にフランスの技術が結集されている。時分秒針は、モルトーにあるラ・プラティークの工房で製造された伝統的なブルー・スティール製で、クラシカルな印象を生み出す深いブルーとなっている。また、本作専用のアリゲーターストラップは、ブザンソンを拠点とするマニュファクチュール ジャン・ルソーがハンドステッチで仕上げたものだ。
さらに本作は、ブザンソンに拠点を置くフランス・エトゥイが製作した、白漆塗りの木材と淡いグレーのスエードにオレンジのアクセントを加えた特注のプレゼンテーションボックスに収められている。このケースには「フランス共和国大統領 エマニュエル・マクロン氏より贈呈」という刻印が施され、一連の品々を完成させている。

特別な意味を持つユニークピースのレプリカがパリで展示
2026年4月3日に天皇陛下に献上された本作の製作にあたって、レプリカも製作された。このレプリカは4月2日より、フランス パリのフォーブール・サン・オレノ通り88番地、エリゼ宮の向かいに位置するメゾン・エリゼ美術館にて展示されている。



