オメガの「アポロ11号 月面着陸 50周年記念イベント」に行ってみた件

LIFE編集部ブログ
2019.07.28

去る7月19日(金)、オメガがアポロ11 号による人類初の月面着陸50周年を記念したイベント『 GOLDEN MOMENTS 』に行ってきました。写真では見えにくいのですが、アポロ11 号計画の際に地上交信員をつとめ、アポロ16号で自身も月面着陸を果たした宇宙飛行士のチャールズ・デュークと、オメガのアンバサダーであるジョージ・クルーニーが50 年前の思い出を語るスペシャルなショートムービーが流れていて、この歴史的な出来事の偉大さを改めて感させられました。オジサンはプチ感動です。

 会場は原宿駅前に新しくできた大人気のイベントスペース「jing / ジング」。ルイ・ヴィトンもイベントをやってましたね。会場のガラスウォールには巨大な月が出現しました。一晩だけのイベントなのに、かなりのお金がかかっております。

 二階のメイン会場に向かう通路の演出が泣かせます。1969年、7月21日、2時56分15秒に大きな一歩が月面に記される瞬間のパネルには、小学校の頃に徹夜でモノクロのTV画面に見入っていた記憶がアリアリと浮かびます。そしてメイン会場の正面にはゴールドの宇宙服がドーンと展示。月の石もゴールドです。

 宇宙服の前に鎮座ましますのが「スピードマスター アポロ11号 50周年記念 リミテッドエディション」と「スピードマスター アポロ11号 50周年記念 リミテッドエディション ムーンシャイン ゴールド」。既に完売モデルとなってしまいました。月の光りにインスピレーションを受けて開発された新素材の18K ムーンシャインゴールドは、従来のイエローゴールドに比べてより淡い色彩と、経年による色や輝きの変化がしにくいという特徴があります。また、手巻きクロノグラフムーブメントとして初めてマスター クロノメーター認定を受けた超高性能の新ムーブメントであるキャリバー3861 を搭載しています。

 この日のスペシャルゲストは宇宙飛行士の山崎直子さん。実際に宇宙に行かれた経験に基づき、「宇宙では時計はとても大切です。司令室との交信が途絶えている時は腕に着けている時計が頼りです。特にアポロ計画では、エンジン噴射のタイミングなどを腕時計で計る必要がありました。」と語り、「さらに月面は100 数十から150 度くらいまでの温度差があり、空気もない。またロケットの打ち上げ時にはとてつもない振動や加速度がかかり、それらに耐えてなお、スピードマスターは月面や船外活動でさえ正確に時を知らせてくれる性能を持つとNASAに認められた時計なのです。」とべた褒めでした。

 プロダクトプレゼンテーションを行うスイス・オメガ社 商品開発責任者 グレゴリー・キスリングさん。超オタクです。

 MCをつとめたタレントのユージさん、モデルのKiita さんなど一階のゴールド宇宙服クンと一緒に記念写真を撮っていますので、自分も「撮ってくれませんか?」とカメラマンさんに頼んだら、即OK。画像はiPhoneにすぐ送ってくれましたが、、、ちょっとここでは掲載したくない写真。なぜなら、宇宙服と自分のサイズがほぼ同じに見えるからです。

しかし、もう完売とは何事だ!オメガ事業部に確認すると、日本入荷分は全て正規販売店の注文で消えたそうです。つまり、店頭にはなくともお店の金庫には隠してあるのかもしれません。買いたいけど買えないと嘆く人は、こちらの記事でまた残念がりましょう。