機械式時計は日本が誇るオリエントから。おすすめモデル13選

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2020.07.23

磨き抜かれた技術による精度の高さと細部に至るまでの信念を持った時計作りで、世界の時計マニアをもうならせる、日本の時計ブランドが「オリエント」だ。時計史にその名を刻み、技術面で時計業界をけん引する同ブランドの歴史とおすすめモデルを紹介しよう。


オリエントとは

オリエントは、代表的な国産ブランドのひとつで、長年にわたって絶えることなく機械式時計を作り続けてきた高い技術力は、時計マニアからの信頼も厚い。

その完成度の高さに対してコストパフォーマンスが優れ、手にしやすい価格も大きな魅力だ。まさにジャパンクォリティを世界に知らしめたブランドのひとつといえるだろう。

魅惑的な時計を数多くリリースし続けるオリエントとは、どのようなメーカーなのか。その歴史をひもといてみよう。

オリエントの歴史

日本を代表する腕時計ブランドに駆け上がったオリエントの創業は、1901年(明治34年)にまでさかのぼる。生みの親である吉田庄五郎が、東京上野に設立したのが始まりだ。

前身は、舶来時計を輸入販売する「吉田時計店」だった。吉田は、時計に関する知識と感性を、あまたの一流外国製品を目にすることで養っていった。

1920年に「東洋時計製作所」へと名称を変え、置き時計の製造に着手する。そして、1934年に腕時計の製造をスタートさせた。

1936年に完成したオリエントの日野工場(当時は東洋時計製作所)。

しかし、第2次世界大戦によって、国内製造業は軍需産業への転換を迫られ、同社も巻き込まれるように時計の製造を中止せざるを得なくなった。

終戦後の1951年、社名を「オリエント時計株式会社」として再出発。そして、同社を象徴する「オリエントスター」を発表することとなる。

なお、2017年に、オリエント時計はセイコーエプソンと業務統合し、現在に至る。

オリエントの魅力や特徴

戦中の軍需産業化という荒波にさらされながらも、創業者である吉田の時計作りへの思いは枯れることはなかった。主力工場であった日野工場の閉鎖や労働争議など、数々の苦難を乗り越え、戦後、見事な再起を果たした。

軍需産業化は、皮肉にも技術力向上に一役買ったという側面があるのかもしれない。東洋時計製作所は、創業以来培った開発力を武器に、機械式時計の製造技術を追求していく。

機械式時計のエントリーにおすすめ

オリエントは、オリジナリティー溢れる自社製機械式ムーブメントを追い求める、数少ないメーカーのひとつだ。その情熱は比類なきもので、日本の技術力を世界に知らしめることに大きく貢献している。

46ムーブメント

1971年に誕生した46(ヨンロク)ムーブメント。マジックレバーを採用し、高い巻き上げ効率を実現。誕生以来、現在に至るまで現役のオリエントの基幹ムーブメント。2万1600振動/時。

時計への関心から、本格的な機械式時計の魅力に引き込まれるユーザーも多いことだろう。オリエントのフラッグシップを担う「オリエントスター」こそ、そのような人におすすめのブランドだ。

その完成度の高さは瞬く間に時計ファンを魅了し、以来、同社の象徴になっている名機である。高級時計の中でも手を伸ばしやすい価格帯であることも、エントリーにおすすめできる理由だ。


代表的なブランドやコレクション

高性能の機械式時計を追求し続けるオリエントは、これまで珠玉のコレクションをリリースしてきた。

オリジナルムーブメントの完成度の高さはもちろん、オリジナリティー溢れるデザイン性も兼ね備えており、オリエントは多くの時計ファンの心をつかんで離さない。

信頼性の高さもオリエントの魅力のひとつ。

時計業界の歴史に確かな足跡を残してきたオリエントの、代表的なブランドやコレクションを紹介しよう。

オリエントスター

1951年にデビューした「オリエントスター」は「輝ける星」をイメージして名付けられた、オリエントを代表する押しも押されもせぬ看板ブランドである。本格的な機械式時計として日本が世界に誇るブランドといってよいだろう。

初代オリエントスター

1951年に発表された初代オリエントスター。当初は前年に発売された初の量産型腕時計「ニューオリエント」と同じムーブメントを採用していた。

デビュー後から現在に至るまでの間に、同コレクションからはさまざまなモデルが発表されてきた。そのことで生み出される多面的な魅力で、オリエントスターの輝きを色褪せないものとしている。

ロイヤルオリエント

オリエントの最上位機種としてその名を馳せるのが「ロイヤルオリエント」である。現在は製造されていないが1958年の発表以来、長く不動の王者としてオリエントのコレクションの頂点に君臨した。

ロイヤルオリエント

1958年発表の「ロイヤルオリエント」。オリエント初の防水仕様も備える。手巻き。

一切のムダを廃したシンプルかつエレガントな装いに、オリエント初の防水性能を備えた実用モデルで、後にグランプリやファイネスに受け継がれる高級ラインである。

文字盤の外周は実になめらかなカーブを描く。そこに飾られたインデックスは、高貴さすら漂わせている。

デビューから60年以上の歳月を経ているロイヤルオリエントだが、時代に合わせて進化を遂げてきた。クラシカルな特徴と現代的な機能を共存させながら、常に時代の先端を切り開いてきたといえよう。

キングダイバー

1964年、オリエントは初のダイバーズウォッチをリリースした。スポーツ分野への進出は、オリエントの技術力を示すのにうってつけのジャンルだった。

キングダイバー

写真はブランド70周年を記念して発表された「キングダイバー」の復刻モデル。オリジナルは1965年に発表された。

1965年には、スタイリッシュな外装デザインを持つ初代キングダイバーを発表し、若者を中心とする当時の時計ファンの人気を集めた。

以降、「キングダイバー」のDNAは、オリエントの数々のスポーツモデルに組み込まれていくことになる。1969年に登場した「キングダイバー1000」は、1000m防水という高い防水性能を謳い、同年12月中旬に行われた深海潜水艇「よみうり号」の船底にキングダイバー1000を取り付けて太平洋に潜水した耐水耐圧実験では、実際に水深300mの水圧の下でも時を刻み続け、その高い防水性能を実証し、世間を驚かせた。


クラシックコレクションのおすすめ

現在のオリエントは、メンズウォッチにおいて3つのコレクションを用意し、それぞれに多彩なモデルをラインナップしている。そのどれもが実用性と審美性を兼ね備えた高い品質を持つ。

そのひとつひとつのコレクションから、オリエントの神髄を感じ取ってもらいたい。まずはオリエントスターのクラシックコレクションから紹介しよう。

スケルトン

オリエントスターには、シースルーでムーブメントを目にできるタイプが数多く存在している。その最も代表的なスタイルが「スケルトン」だろう。

スケルトン

オリエントスター「スケルトン(RK-DX0001S)」
手巻き(Cal.48E52)。23石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SS(直径39mm、厚さ10.6mm)。5気圧防水。24万円(税別)。

その内部が見て取れるシースルー仕様は、機械式時計を作り続けるオリエントには最適なスタイルだ。ムーブメントを細分化したキャリバーを視認することは、機械式ファンにとっては大きな楽しみでもある。

無骨な印象を与えかねないスケルトンモデルだが、緻密に構成されたムーブメントは、見る者にメカニズムの動きの楽しさと同時に仕上げの美しさも堪能させてくれる。

メカニカルムーンフェイズ

見る者の心を一瞬にして奪う美しさを持つモデルが「メカニカルムーンフェイズ」だ。月の満ち欠けを思わせる幻想的なデザインが秀逸な一品である。

メカニカルムーンフェイズ

オリエントスター「メカニカルムーンフェイズ(RK-AM0007S)」
自動巻き(Cal.F7X62)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SS(直径41mm、厚さ13.8mm)。5気圧防水。500本限定。17万円(税別)。

月齢を表示するムーンフェイズ機能が、文字盤の6時位置に配された扇型の表示窓に見え隠れするかたちでレイアウトされている。

また、9時位置にムーブメントの心臓部である調速機構のテンプが確認できる小窓を備えた、セミスケルトン仕様にもなっており、機械式の楽しみを存分に与えてくれる。

ヘリテージゴシック

伝統的なスタイルを踏襲しながら、そこはかとないフレンドリーさをたたえていることで人気なのが「ヘリテージゴシック」だ。カジュアルなテイストも、広く受け入れられている理由のひとつだ。

ヘリテージゴシック

オリエントスター「ヘリテージゴシック(RK-AW0001L)」
自動巻き(Cal.F6G42)。24石。パワーリザーブ約50時間。SS(直径38.7mm、厚さ12.5mm)。5気圧防水。8万4000円(税別)

初代モデルから採用されている「チャビーフォント(チャビー=ぽっちゃりした)」を現代風にアレンジして植字したインデックスを採用。クラシカルさとモダンさというふたつの要素を加え、年齢や性別にこだわらず着用できる親近感を演出している。

エレガントクラシック

違いの分かる大人に向け、オリエントスターが自信を持って新たに投入したモデルが「エレガントクラシック」だ。型打ちのボンベ文字盤は気品をたたえ、ローマンインデックスで正統派のデザインを追求している。

エレガントクラシック

オリエントスター「エレガントクラシック(RK-AU0001S)」
自動巻き(Cal.F6N43)。22石。パワーリザーブ約50時間。SS+ゴールドPVD(直径38.7mm、厚さ12.5mm)。5気圧防水。7万9000円(税別)

内面に無反射コーティングを施した両球面サファイアクリスタル風防により、文字盤の視認性が向上。ゆるやかな球面の風防と飽きのこないラウンドケースは、オーセンティックなデザインに一層の品格を与えている。

38.7mmのケースは、無駄な主張をしない適度なサイズ。あらゆるシーンにマッチする大人の腕時計といえるだろう。

レトログラード

針の反復で表示を行う機能の名称をそのままモデル名にしたのが「レトログラード」である。複雑な機能と洗練されたデザインを融合し、新たな機械式時計の局面を切り拓こうと開発されたモデルだ。

レトログラード WZ0091DE

オリエントスター「レトログラード(WZ0091DE)」
自動巻き(40A52)。22石。パワーリザーブ約40時間。SS(直径40.5mm、厚さ14.7mm)。5気圧防水。12万円(税別)。

パワーリザーブ表示は、左右非対称のデザインとなっている。これは、ダイアル下部に設けられたレトログラード曜日表示とのバランスを考慮したためだ。

ケースは、デザイナーと設計担当が共同開発した専用デザインを採用。斜面や側面にザラツ研磨を施すことで歪みのない美しい鏡面に仕上げ、見事な艶感を生み出すことに成功している。


コンテンポラリーコレクションのおすすめ

続いて、オリエントスターのコンテンポラリーコレクションについて解説していこう。腕時計の歴史を最大限に尊重しながら、常に時代を見据えるオリエントによるコレクションだ。

身に着けることで、過去と現在がひとつの時計によってつながるかのような錯覚を抱くかもしれない。現代に受け継がれてきたオリエントスターの神髄に触れてほしい。

スリムスケルトン

オリエントスターの次世代機として登場したモデルが「スリムスケルトン」だ。オリエントの各モデルの最先端に立ち、エレガントに時を刻んでくれる。

スリムスケルトン

オリエントスター「スリムスケルトン(RK-HJ0004R)」
自動巻き(Cal.F7F62)。24石。パワーリザーブ約50時間。SS(直径41mm、厚さ10.8mm)。5気圧防水。15万5000円(税別)。

大胆なダイアルデザインとドレッシーかつスリムなケースデザインからは、機械式時計の機能美を味わうことができる。精密さは芸術であるということを体現した一品といえるだろう。

ムーブメントは46系F7タイプをさらに進化させたCal.F7F62で、パワーリザーブは50時間以上。文字盤側からムーブメントを組み込むFLA(Front Loaded Assembly)工法で組み立てられたスリムケースは、視認性にも優れている。

モダンスケルトン

エッジの効いたコンテンポラリーなデザインのケースで、大人の男性の手元をシャープでインテリジェンスに演出してくれるのが「モダンスケルトン」だ。

モダンスケルトン

オリエントスター「モダンスケルトン(RK-AV0004L)」
自動巻き(Cal.F6F44)。24石。パワーリザーブ約50時間。SS(直径41mm、厚さ12mm)。10気圧防水。8万5000円(税別)。

これまでのセミスケルトンモデルと比較すると、より大きくスケルトン部分を確保しているのが特徴。機械式時計ならではのダイアルデザインとムーブメントの動きが楽しめる。

ラグ斜面を鋭角に切り落とした現代的なケースデザインは、さらにインパクトあるものとなった。

大胆に抜かれたダイアルからのぞくムーブメントを眺めるたびに、機械式時計を所有する喜びを感じられるだろう。

チタニウム

機械式時計が備えている魅力に「軽さ」という価値を加え、都会的な感覚のニュー・スタンダードの構築をコンセプトとしたモデルが「チタニウム」である。

チタニウム WZ0031AF

オリエントスター「チタニウム(WZ0031AF)」
自動巻き(Cal.F6N42)。22石。パワーリザーブ約40時間。Ti(直径40mm、厚さ12.2mm)。10気圧防水。12万円(税別)。

軽さと併せて、シャープで端正な素材感を持つチタンの魅力を最大限に引き出したケースは、男性的な迫力に満ちている。しかし、スマートさも忘れていないところがオリエントらしい。

光の反射を99%以上抑えるSARコーティングを施したサファイアクリスタル風防は、視認性の高さと高級感を両立させている。ケースにもハードコーティングがなされており、傷に強く、タフなビジネスシーンにも耐えきるだろう。

スタンダード

いかなる時代であっても腕時計に求められる機能と美しさを追求し続けるオリエントが、普遍性を追求して開発したモデルが「スタンダード」だ。それは、時代を超えて生き続ける価値への挑戦でもある。

スタンダード

オリエントスター「スタンダード(RK-AU0004B)」
自動巻き(Cal.F6N43)。22石。パワーリザーブ約50時間。SS(直径38.5mm、厚さ12.3mm)。10気圧防水。6万3000円(税別)。

ビジネスシーンでもプライベートでも違和感なく装着できるシンプルなデザインが特徴。実用性を追求し、視認性の高いバーインデックスを採用しながらも現代的に仕上げられている。シースルーバックにより、ムーブメントの動きも楽しめる。

ケースとブレスレットにはステンレススティールを使用し、落ち着いた印象を演出している。ブラック、マットホワイト、ネイビー、ディープレッドなどのフェイスカラーが揃い、自分のスタイルに合わせて選択できる。

ソメスコラボレーションモデル

1964年創業の「ソメスサドル」は、北海道の砂川市に本社を構える馬具メーカーで、革製品の総合メーカーとしても高い評価を得た、世界に認められたブランドだ。

ソメスコラボレーションモデル WZ0121DK

オリエントスター「ソメスコラボレーションモデル(WZ0121DK)」
自動巻き(Cal.40S62)。24石。パワーリザーブ約40時間。SS(直径44mm、厚さ12.1mm)。10気圧防水。7万8000円(税別)。

オリエントが、そのソメスサドル社の協力を得て開発したのが「ソメスコラボレーションモデル」である。

ストラップには存在感のあるソメスサドル社製のブライドルレザーを使用。そしてケースは、乗馬の際の鞍に着想を得たデザインとなっている。

機能面においては、残りの駆動時間が一目で把握できるパワーリザーブインジケーターを12時位置に配置。また、時刻を秒単位まで修正可能にした秒針停止機能も備えている。


スポーツコレクションのおすすめ

オリエントスターには、アクティブなシーンに最適なモデルを数多く擁する「スポーツコレクション」がある。代表的な3タイプについて解説しよう。

ダイバー

名作との呼び声も高い「キングダイバー1000」の系譜を継いだ本格的な仕様と、日常生活にも適した洗練されたデザインで人気のコレクションが「ダイバー」だ。

ダイバー

オリエントスター「ダイバー(RK-AU0306L)」
自動巻き(Cal.F6N47)。22石。パワーリザーブ約50時間。SS(直径43.6mm、厚さ14mm)。200m防水。8万3000円(税別)。

ISO規格に準拠した機能は、200m防水という高い性能を誇っている。文字盤には高輝度蓄光塗料のルミナスライトを箱型構造に流し込んだインデックスを配し、暗い場所や水中での視認性が確保されている。

また、堅牢性の高いケース構造と逆回転防止ベゼルなどを備えながらも、洗練されたデザインにまとめ上げられている。

セミスケルトン

本格的なスポーツモデルの外装に、メカを見せる喜びを加味し、その独創的なスタイルで話題を呼んだコレクションが「セミスケルトン」である。オリエントスターを代表する主軸コレクションだ。

セミスケルトン

オリエントスター「セミスケルトン(RK-AT0107S)」
自動巻き(Cal.F6R42)。22石。パワーリザーブ約50時間。SS(直径43.2mm、厚さ13.7mm)。20気圧防水。9万円(税別)。

セミスケルトンの魅力は、機械式時計の心臓部といえるムーブメントの調速機構の動作を目で味わえる表示窓を9時位置に配しながら、スポーティーなデザインを実現している点だ。

機械式だからこそ味わえるメカニカルなフェイスには、大人の遊び心が詰まっている。同時に、気品も漂わせた新感覚のスポーツモデルといえる。

アウトドア

ビジネスシーンを生き抜く男には、最前線に立つ緊張感に包まれる時間と、重圧から解き放たれる時間がある。戦いのオンと解放のオフをつなぐ時計、それが「アウトドア」コレクションだ。

アウトドア

オリエントスター「アウトドア(RK-AU0206B)」
自動巻き(Cal.F6N43)。22石。パワーリザーブ約50時間。SS(直径41mm、厚さ12.1mm)。10気圧防水。7万8000円(税別)。

文字盤に細かなラメを施すことで、自然界に転がる石の表面のようなザラついた風合いを持たせているのが特徴のひとつ。また、蓄光インデックスによって視認性も高い。


サポートとメンテナンス

最高の腕時計には、長い人生を確実にサポートして欲しいものだ。一流と呼ばれるメーカーは、高水準の保証体制を備えてユーザーの生活を支えている。

オリエントの保証

オリエントでは、製造上の問題に関しては、購入日から1年間が保証期間となる。ただし、オリエントスターはその期間が2年間に延長されている。

正常な使用状況でトラブルが発生した場合には、保証期間内であれば、規定に従って修理・調整は無料で行われる。

300m飽和潜水用のダイバーモデルにおいては、2年間のメーカー保証に加え、2年後の無料点検サービスも付随している。

修理とオーバーホール

修理やオーバーホールについては、正規代理店や購入店を経由して、オリエントの修理工場へと送られる。

そこではまず、1本1本の時計のデータを入力し、修理カルテが作成され、熟練の技術者によって必要なメンテナンスが施されていく。

カルテはオリエントが責任を持って保管し、再び旅立っていく腕時計を遠くから見守り続けるのだ。

店舗情報

オリエントは、顧客に高いレベルでの満足感と安心感を提供するために、全国各地にプレステージショップを展開している。

それぞれのプレステージショップでは、豊富なラインナップのディスプレイがなされ、ユーザーからの問い合わせにも対応している。

オリエントの魅力をもっと知りたいと考えるユーザーのそばにも、プレステージショップが必ず存在するだろう。ぜひ足を運んでみてほしい。


オリエントで高級腕時計デビュー

時計に魅せられた者であれば、機械式時計を避けて通ることはできないだろう。これから機械式時計を手にしようと思うなら、高級という言葉だけでは語り尽くせないオリエントおよびオリエントスターのモデルでデビューしてはいかがだろうか。未知なる感動がそこに待っているはずだ。


Contact info: オリエントお客様相談室 Tel.042-847-3380


川部憲 Text by Ken Kawabe


オリエント70年の物語 ー個性を磨き続ける時計界の異端児ー(前編)

https://www.webchronos.net/features/41091/
オリエントスターのダイバーズウォッチにカラーバリエーションが登場

https://www.webchronos.net/news/41361/