IWC ポートフィノが選ばれる理由とは。歴史や定番モデルを紹介

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2022.04.13

IWC ポートフィノは、スイスの高級腕時計ブランドIWCの定番モデルだ。シンプルかつ洗練された印象と手の届きやすい価格から、スーツに合うモデルとして人気を集めている。IWC ポートフィノの歴史や魅力、定番モデルを見ていこう。

ポートフィノ


IWC ポートフィノとは?

時計愛好家から多くの支持を得ているIWCの「ポートフィノ」とは、どのような特徴を持つコレクションなのだろうか。モデルの歴史や名称の由来、代表モデルの種類を紹介する。

ポートフィノの由来と歴史

ポートフィノ

1984年に誕生したオリジナルのポートフィノ。時計技師クルト・クラウスと当時のデザイン主任ハノ・ブルチャーが手がけた。

IWC ポートフィノは、「ポルトギーゼ」と並びメゾンを代表するコレクション。1950〜60年代の時計にインスピレーションを得た、シンプルかつエレガントなデザインが特徴だ。

1984年の誕生以降、現在に至るまで数多くのマイナーチェンジを繰り返している。

ポートフィノ

ケースバックには、コレクション名の由来となったポルトフィーノの風景が刻まれる。

「ポートフィノ」というモデル名は、イタリアのリグーニア海岸に面する高級リゾート「Portofino」(ポルトフィーノ)に由来する。時計の裏蓋にはポルトフィーノの優雅な風景が描かれている。

代表的なモデルの種類

ポートフィノ・オートマティック 34

2019年に追加されたケース径34mmのレディスモデル。ケースはIWC独自の赤みのあるゴールド素材である18KレッドゴールドとSSから選べる。「ポートフィノ・オートマティック 34」。自動巻き(Cal.35100)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。18Kレッドゴールド(直径34mm、厚さ8.6mm)。3気圧防水。149万6000円(税込み)。

「ポートフィノ・オートマティック」は、コレクションの中でも人気が高いモデルだ。3針と日付表示のみの文字盤が醸し出す、シンプルで洗練された雰囲気が特徴となっている。

クロノグラフが搭載された「ポートフィノ・クロノグラフ」は、スポーティーかつエレガントな印象が魅力のシリーズである。月の満ち欠けが分かるムーンフェイズを組み込んだモデルもチェックしておこう。

ポートフィノには女性用のコレクションも存在する。中でも、ケース径34mmの「ポートフィノ・オートマティック 34」は、繊細かつ高級感あふれるデザインが人気のモデルだ。


IWC ポートフィノが選ばれる理由

幅広い層から選ばれているIWC ポートフィノの魅力を紹介する。スーツと相性が良いことや手の届きやすい価格帯であることから、特に若いビジネスマンからの人気が高い。

洗練されたクラシカルなデザイン

ポートフィノが人気を集めている理由のひとつに、洗練された伝統的なデザインが挙げられる。モデルの誕生から最新作まで、一貫してこだわり続けている要素である。

ミニマルな3針から、スポーティーなクロノグラフ、優美なムーンフェイズなどバリエーションも豊富で、流行に左右されない伝統の追求が長く愛される理由と言えるだろう。

スーツとの相性が抜群

ポートフィノの魅力をより際立たせられるのが、ビジネスシーンでの着用時だ。スーツスタイルとの相性が抜群に良いためである。

薄いケースはシャツの袖口への収まりも良く、エレガントなデザインがさりげなく存在感を発揮してくれる。

スーツスタイルをはじめ、装いを品良く格上げするには最適な選択だろう。フォーマルシーンの着用にもおすすめだ。

手の届きやすい価格帯

こなれたプライシングも、ポートフィノが選ばれる理由のひとつだ。価格帯だけを見れば、IWCのエントリーモデルだと言われても疑いようのないほどである。

他のスイス高級時計メーカーのモデルと比べても、ポートフィノの価格は魅力的な水準となっている。若いビジネスマンでも手の届きやすい価格帯だといえるだろう。

エントリーモデル並みの価格でありながら、エレガントな風格を備えている点が、ポートフィノの魅力をさらに高めている。