カシオ ダイバーズウォッチ7選。新作からフロッグマンの定番モデルまで

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2023.04.21

海でのレジャーを計画しているなら、ダイバーズウォッチは欠かせない。G-SHOCKを展開するカシオでも、ダイバー必携のモデルがラインナップされている。G-SHOCKのダイバーズコレクションとして知られるフロッグマンを中心に、2023年の最新モデルや定番モデルを紹介しよう。

G-SHOCK


強さと機能性が光るカシオのダイバーズウォッチ

カシオの代表作を聞かれたとき、「G-SHOCK」と答える人は多いだろう。1983年に生まれたG-SHOCKは「タフネス」を基幹性能として、多くのファンから長年愛されてきた。

ダイバーズウォッチの人気モデルを紹介する前に、G-SHOCKの中でも海中での使用に特化した「フロッグマン(FROGMAN)」の歴史や進化を探ってみよう。

代表モデル「フロッグマン」の始まりと歩み

フロッグマン DW-6300

ISO規格に準拠した200m潜水用防水機能を備え、1993年に発売されたG-SHOCK初の本格ダイバーズウォッチ「フロッグマン DW-6300」。潜水中の誤操作を防ぐための左右非対称デザインも、この初代モデルから採用されていた。

カシオ初のダイバーズモデル、フロッグマンが誕生したのは1993年である。その初号機である「フロッグマン DW-6300」はISO規格に準拠し、200m潜水用防水を備えたダイバーズウォッチだ。

ダイバーズウォッチは「潜水用防水時計」とも呼ばれ、ISO規格・JIS規格によって定義付けられている。潜水用防水時計は少なくとも100mの潜水が可能で、時間管理機能を備え、かつ一定の耐圧性能を満たした時計だ。

フロッグマンは初期モデルから常に改良を重ね、2016年には水深計搭載モデルが発売された。プロダイバー向けの各種計測機能も備えており、海での任務遂行に役立つ進化を遂げた代表モデルだ。


用途で選びたいカシオ製品の防水機能

ダイバーズウォッチを選ぶ上で留意したいのが、防水性能の違いだ。用途により、必要な防水性能や耐圧性能は異なる。ダイバーズウォッチ選定の基本となる200m潜水用防水と気圧防水の違いや、それぞれに適した利用シーンを見ていこう。

スキューバダイビングには「200m潜水用防水」

ダイバーズウォッチの主目的ともいえるスキューバダイビングに対応するのが、200m潜水用防水以上を備えた時計である。本格的にダイビングを行うなら、200m潜水用防水以上を備えたモデルを検討しよう。

カシオのフロッグマンは、ISO規格に準拠し200m潜水用防水の機能を備えている。ダイバーズウォッチを検討しているなら、第一の候補となるだろう。

ダイバーズウォッチには、飽和潜水向けや200m潜水用防水より高度な防水性能を備えたモデルも数多くある。一般的な娯楽でのスキューバダイビングであればフロッグマンが備える200m潜水用防水で十分といえるが、潜水深度や目的によっては、より高い防水性能を備えた時計を検討する必要も出てくるだろう。

スキンダイビングなら「10〜20気圧防水」も

GA-2100

2019年に発売され、ユース向けにデザインされたアナログ・デジタルのコンビネーションモデルとして話題となった「GA-2100」。こうしたベーシックなモデルも含め、G-SHOCKのラインナップのほとんどは、20気圧の防水性能を備えている。

海での遊泳や酸素ボンベを使用しないスキンダイビングでは、10〜20気圧防水程度の性能でも問題はない。10気圧防水や20気圧防水は「日常生活用強化防水」に分類される。本格的な潜水には使用できないが、水泳やウインドサーフィン、スキンダイビングなどのレジャーでは使用可能だ。

カシオのG-SHOCKシリーズには20気圧防水を備えたモデルが大半を占め、活用したいシーンによってはフロッグマン以外の時計も検討の対象になるだろう。

ただし、マリンスポーツやスキンダイビングでは、動きによって強い水圧がかかる。激しい動きを想定しているなら、耐圧性能の高い200m潜水用防水を選ぶ方が安心だ。