手しごとって素晴らしい! エルメスのアトリエが表参道に

2017.03.30

表参道ヒルズで開催されたエルメスの手しごと展〝アトリエがやってきた〟より。何人もの専門職人が高度な技を披露した。会場入口正面で手しごとをしていたのは、鞍職人。いうまでもなく、馬具工房を出自とするエルメスならではのしつらいだ。

 


古川直昌:取材・文
Text by Naomasa Furukawa
Photographs by © Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon

 さる3月9日から19日まで、東京・表参道ヒルズのスペースオーにおいて、エルメスの手ごと展〝アトリエがやってきた〟と題するイベントが開催された。エルメスの多彩な製品(=オブジェ)は言うまでもなく、最高品質を誇る。そのクオリティを支えるのは、アルチザン(=職人)たちの技、才能、感性と、それを表現する熟練した手技に他ならない。そうした事実をダイレクトに伝えるため、エルメスはアトリエから専門分野別にアルチザンたちを会場に招聘し、多くの来場者たちの目の前で、優れた職人技をデモンストレーションするというのが、イベントの目的である。