時計の新作見本市と言えば、毎年春先にスイス・ジュネーブで開催される、ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブが代表的だ。今年も同見本市は大きな賑わいを見せ、各社が多彩な新作モデルをリリースした。しかしこの見本市には出展しない、カシオ計算機の新製品も見応え十分! 思わず所有欲をくすぐられるような、G-SHOCKやオシアナスの2025年新作モデルを紹介する。
G-SHOCK2025年新作①「MRG-B5000HT-1JR」
G-SHOCKの最上位ラインである「MR-G」より、初代G-SHOCKの角型フォルムを継承した「MRG-B5000」シリーズの限定モデルが登場した。“鎚起(ついき)”と呼ばれる技法によって、槌目模様をベゼルとブレスレットに施した、500本限定の特別な1本だ。
鎚起とは、金属板を鎚で繰り返し叩いて成形する日本の伝統的な鍛金技法である。本作では、堅牢なチタン合金「DAT55G」を用いたベゼルとブレスレットに対し、鎚起職人である渡邉和也氏の手によって、一点一点丹念に槌目が打ち込まれている。この模様は、力強さと優美さを兼ねるだけでなく、500本の限定モデルそれぞれで異なる表情を持つ。
さらにその外装は、鎚起ののちにDLC加工が施されたことで、優れた耐傷性と耐摩耗性を有するだけでなく、刀装具を思わせる重厚な佇まいを見せている。随所にあしらわれた銅色も、厳かで華やかな印象を添えており、MR-Gならではの日本に根差したものづくりと、伝統の職人技が息づくモデルに仕上がっている。

タフソーラー。フル充電時約22カ月(パワーセーブ時)。Tiケース(縦49.4×横43.2mm、厚さ12.9mm)。20気圧防水。93万5000円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作②「MRG-B2000BG-3AJR」
MR-Gの定番シリーズである「MRG-B2000」に、“赤備え(あかぞなえ)”と“勝色(かちいろ)”に続く、日本の伝統色をテーマカラーとしたレギュラーモデルが新たに追加された。
本作のテーマに採用されたのは、鉄を熱した際に表れる深い青緑色を指す“鐵色(くろがねいろ)”である。インダイアルにはグリーンを配色し、甲冑を思わせる造形のケース、ブレスレットにもグリーンDLC加工を施すことで、モデル全体でその色合いが表現されている。また、ダイアルの亀甲紋様や、腕時計の随所にあしらわれたゴールドによって、その表情に力強さと華やかさが生まれている。
ケースはシリーズの従来モデルと同様に、甲冑のような堂々たる存在感を放つ。その素材はチタンであるため軽量である一方で、深層硬化処理とDLC加工によって、日常使いに適した耐傷性を獲得している。さらに、タフソーラーや、Bluetoothを用いたスマートフォン連携機能も搭載するなど、優れた機能性も本作の魅力となっている。

タフソーラー。フル充電時約26カ月(パワーセーブ時)。Tiケース(縦54.7×横49.8mm、厚さ16.9mm)。20気圧防水。38万5000円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作③「MRG-BF1000RG-3AJR」
G-SHOCKのプロフェッショナル向けのライン、「MASTER OF G」。この中に属するダイバーズウォッチである「フロッグマン」をMR-G化したモデルの最新作として、世界最大のカエルである“ゴライアスガエル”をモチーフとした「MRG-BF1000RG-3AJR」が登場した。
そのデザインは、ゴライアスガエルの体色をイメージしたグリーンカラーを基調としている。ダイアルには、蓄光塗料を施したベージュのインデックスやオレンジの針を配置し、視認性を確保。マッシブなルックスに見合った、ツールウォッチらしいストイックな表情を備えている。
ケースはMR-Gらしく、軽量で耐食性に優れるチタンを採用する。外装を細かなパーツに分割して研磨したのち、気密性を保ちながら組み上げる工程により、フロッグマンの複雑なフォルムをMR-Gのクォリティで再現しているだけでなく、ISO規格に準拠した200m潜水用防水も有している。また、裏蓋に配されたサファイアクリスタルには、グリーンの蒸着が施され、フロッグマンのアイコンであるカエルのキャラクターが描かれている。

タフソーラー。フル充電時約29カ月(パワーセーブ時)。Tiケース(縦56×横49.7mm、厚さ18.6mm)。200m防水。57万2000円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作④「MTG-B2000YBD-2AJF」
樹脂素材とメタル素材を組み合わせ、優れた耐衝撃性と構造美を追求する「MT-G」からは、12角形のメタルベゼルを特徴とする「MTG-B2000」シリーズの新作モデルが登場している。
本作は、ブラックを基調に、ブルーグレーIP加工を施したベゼルやプッシャーなどのパーツを組み合わせることで、落ち着いたバイカラーに彩られている。ベゼルフレームは、カーボンファイバーとブルーグラスファイバーシートを重ね合わせることで成型されており、ケースサイドにはその積層構造が生み出すブルーのストライプが見られる。
また、モジュールを保護するカーボンモノコックケースとメタルパーツから成る「デュアルコアガード構造」に加え、ブレスレット裏面にファインレジンパーツを組み込んだ「レイヤーコンポジットバンド」といった、MT-G独自の構造も本作の特徴である。これらは、金属の質感とモデルの軽量化を兼ねるものとなっている。
タフソーラー。フル充電時約29カ月駆動(パワーセーブ時)。SS×カーボンファイバー強化樹脂ケース(縦55.1×横49.8mm、厚さ15.9mm)。20気圧防水。18万1500円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作⑤「MTG-B4000」
MT-Gシリーズからは、ユニークな「MTG-B4000」も登場した。ラインナップは、ブルーまたはブラックカラーモデルが用意されている。
本シリーズは、AIを活用してデザインされたフレームを主体とする、新たなデュアルコアガード構造を採用している。これは、蓄積した膨大な耐衝撃データを学んだAIが導き出した形状を下に、デザイナーがさらに検証と改良を重ねて完成させたものである。
このAIを活用して設計されたフレームは、カーボンとステンレススティールの異素材同士が組み合わされており、さらにバンド接続部を一体化させることで、ケースへの衝撃を緩和する役割も担う。また、フレームに組み合わされるステンレススティール製のベゼルは2体構造となっており、部位ごとにヘアラインと鏡面仕上げで磨き分けられたことで、表情に視覚的なメリハリを生んでいる。
機能面では、世界6局の標準電波を受信する「MULTIBAND6」やBluetoothによるモバイルリンク機能、タフソーラーなどを有する。

タフソーラー。フル充電時約18カ月駆動(パワーセーブ時)SS×カーボンファイバー強化樹脂ケース(縦56.6×横45.3mm、厚さ14.4mm)。20気圧防水。17万6000円(税込み)。

タフソーラー。フル充電時約18カ月駆動(パワーセーブ時)SS×カーボンファイバー強化樹脂ケース(縦56.6×横45.3mm、厚さ14.4mm)。20気圧防水。16万5000円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作⑥FINE METALLIC SERIES「5600」
新開発のタフシリコーンバンドを採用した新シリーズ、「FINE METALLIC SERIES」。タフシリコーンバンドは、シリコーン素材の表面にウレタン素材を組み合わせた二層構造を特徴としており、しなやかさを保ちつつ耐摩耗性を向上させている。蒸着処理を施すことによって与えられた、金属のような輝きも魅力だ。
伝統的なスクエア型ケースの「5600」シリーズとしては、シルバーカラーの「GM-5600YM-8JF」とゴールドカラーの「GM-5600YMG-9JF」がラインナップする。どちらのモデルもステンレススティール製のベゼルを採用し、シャープな仕上がりを見せている。シルバーカラーのモデルは、反転液晶を用いることでスタイリッシュに、ゴールドカラーのモデルは通常液晶を組み合わせることでベゼルやバンドとの一体感を高めている。

クォーツ。SS×樹脂ケース(縦49.6×横43.2mm、厚さ12.9mm)。20気圧防水。3万7400円(税込み)。

クォーツ。SS×樹脂ケース(縦49.6×横43.2mm、厚さ12.9mm)。20気圧防水。4万2900円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作⑦FINE METALLIC SERIES「2100」
FINE METALLIC SERIESにラインナップする、八角形のトップベゼルが特徴の「2100」シリーズの新作。ラインナップは、シルバーカラーの「GM-2100YM-8AJF」とゴールドカラーの「GM-2100YMG-9AJF」が用意されている。ステンレススティール製のベゼルにタフシリコーンバンドを組み合わせた、メタリックなデザインが魅力だ。重厚な見た目に反して軽量でしなやかなバンドは、スポーツシーンでも使いやすい。
縦方向の筋目が施されたスポーティなダイアルは、アナログとデジタルを組み合わせたコンビネーションタイプ。薄暗い場所でも直感的に時刻を読み取りやすいアナログと、ワールドタイム、タイマー、フルオートカレンダー、ストップウォッチなどの多機能性を叶えるデジタルの両方のメリットを併せ持つ。

クォーツ。SS×樹脂ケース(縦49.3×横44.4mm、厚さ11.8mm)。20気圧防水。4万150円(税込み)。

クォーツ。SS×樹脂ケース(縦49.3×横44.4mm、厚さ11.8mm)。20気圧防水。4万5650円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作⑧「GM-110」
ダイナミックな造形が魅力の「110」シリーズに、ステンレススティール製のベゼルとブレスレットを採用した新作が加わった。ラインナップは、全体にブラックIPを施した「GM-110BD-1A9JF」と、シルバーカラーで統一したクールな「GM-110D-8AJF」の2種類。
110シリーズ特有の複雑な形状のステンレススティール製ベゼルは、鍛造・切削・研磨工程を経て仕上げられている。その立体的な造形は、ブレスレットも同様。中央を凸形状に仕上げ、かつ一部にポリッシュを加えることで躍動感あるデザインとしている。
ダイアルは、アナログとデジタルのコンビネーションタイプ。ワールドタイム、タイマー、フルオートカレンダー、ストップウォッチ、アラームなどの充実した機能を備え、LEDライトの搭載によって暗所での視認性も確保されている。

クォーツ。SS×樹脂ケース(縦51.9×横48.8mm、厚さ19.9mm)。20気圧防水。6万9300円(税込み)。

クォーツ。SS×樹脂ケース(縦51.9×横48.8mm、厚さ19.9mm)。20気圧防水。6万500円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作⑨「MASTER OF G」レスキューイエロー
よりタフな仕様を与えられたプロフェッショナル向けのG-SHOCKであるMASTER OF G。その新作として、鮮やかなイエローカラーを取り入れた3つのモデルが加わった。このカラーリングは、レスキュー現場で活躍するプロフェッショナルの世界観を表現したものだ。ラインナップは、パイロットウォッチの「GRAVITYMASTER GR-B300RY-1A9JF」、卓抜した防泥機能を備えた「MUDMAN GW-9500MRY-1A9JF」、気温・高度・気圧をはじめとした各種センサーを搭載する「RANGEMAN GPR-H1000RY-1A9JR」である。
ケースやバンドには環境負荷の軽減が期待されるバイオマスプラスチックを採用し、ブラックやグレーのIP処理を施した金属パーツが高級感を高めている。GRAVITYMASTERとMUDMANでは、カーボンファイバー強化樹脂製ケースによってモジュールを保護するカーボンコアガード構造を採用し、軽量かつ強靭な外装を実現。RANGEMANの液晶には、デジタルコンパスの実用性を向上させるデュプレックスLCディスプレイを採用している。

タフソーラー。フル充電時約18カ月駆動(パワーセーブ時)。SS×樹脂×カーボンケース(縦59×横54.7mm、厚さ15.7mm)。20気圧防水。4万9500円(税込み)。

タフソーラー。フル充電時約26カ月駆動(パワーセーブ時)。SS×樹脂×カーボンケース(縦56.7×横52.7mm、厚さ14.8mm)。20気圧防水。6万4900円(税込み)。

タフソーラー。フル充電時約23カ月駆動(パワーセーブ時)。樹脂ケース(縦60.6×横53.2mm、厚さ20.3mm)。20気圧防水。7万3700円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作⑩「DW-6900TR」
「DW-6900」の誕生30周年を記念し、3種の新作が登場した。ブラックカラーの「DW-6900TR-1」、レッドカラーの「DW-6900TR-4」、イエローカラーの「DW-6900TR-9」は、それぞれ6900シリーズ初のカラーバリエーションモデルである「DW-6900H」の色合いを表現している。長方形の液晶と、その上部に配された3つの円形ディスプレイ、6時位置に配されたライト点灯用のボタンなど、アイコニックなデザインも健在だ。6時位置のボタンはポリッシュ仕上げの金属製にアップデートされ、確かな存在感を放っている。ベゼルやバンドには、環境負荷軽減が期待されるバイオマスプラスチックを採用。
30周年記念モデルならではの仕様として、ケースバックには30個の星マークが配されている。DW-6900Hのパッケージデザインをオマージュしたボックスに収められていることにも注目だ。

クォーツ。樹脂ケース(縦53.2×横50mm、厚さ18.7mm)。20気圧防水。1万6500円(税込み)。

クォーツ。樹脂ケース(縦53.2×横50mm、厚さ18.7mm)。20気圧防水。1万6500円(税込み)。

クォーツ。樹脂ケース(縦53.2×横50mm、厚さ18.7mm)。20気圧防水。1万6500円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作⑪「GW-5000HS」
1983年に誕生したG-SHOCKの初号機、「DW-5000C」の後継モデル。スクエア型のアイコニックなケースは、スクリューバック仕様のステンレススティール製ケースに、バイオマスプラスチック製のベゼルとバンドを組み合わせた構造を持つ。標準電波受信機能とタフソーラーを搭載し、現行モデルらしいスペックに仕上げられている。2025年2月に新作として加わったのは、ブラックカラーの「GW-5000HS-1JF」とホワイトカラーの「GW-5000HS-7JF」の2種類。
ダイアルには、レンガパターンやロゴ、機能表示など、初号機のデザインコードを盛り込んでいる。ブラックカラーモデルには反転液晶、ホワイトモデルには通常液晶を採用し、ベゼルやバンドとの調和を図ったカラーリングに纏められている。
本作の製造は、初号機を生み出した山形カシオが担う。シンプルなG-SHOCKだが、語れる要素満載の逸品だ。

タフソーラー。フル充電時約22カ月駆動(パワーセーブ時)。SS×樹脂ケース(縦48.9mm、横42.8mm、厚さ13.5mm)。20気圧防水。4万6200円(税込み)。

タフソーラー。フル充電時約22カ月駆動(パワーセーブ時)。SS×樹脂ケース(縦48.9mm、横42.8mm、厚さ13.5mm)。20気圧防水。4万6200円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作⑫G-SHOCK 10-YEAR BATTERY
大容量の電池を採用し、かつ低消費電力化を図ることで、約10年もの長期の電池寿命を実現したモデル。アナログとデジタルのコンビネーションダイアルを採用した「GA-010CE-2AJF」と、反転液晶を備えたデジタルタイプの「GD-010CE-5JF」の2種類がラインナップしている。アウトドアシーンを楽しく彩る優しいカラーリングも特徴だ。ナチュラルな色合いのバイオマスプラスチック製ベゼルを採用し、コーデュラ糸と再生PETのリサイクル糸によって製造されたバンドは、エキナセアまたは赤カブから抽出した染料によって染められている。
ケースは、カーボンファイバー強化樹脂を用いたカーボンコアガード構造を採用し、軽量かつ堅牢に仕上げられている。G-SHOCKらしい多機能性も魅力だ。どちらのモデルもワールドタイムやタイマー、フルオートカレンダー、ストップウォッチ、アラーム、LEDライトなどを搭載している。

クォーツ。樹脂×カーボンケース(縦55.1×横51.9mm、厚さ17.5mm)。20気圧防水。2万350円(税込み)。

クォーツ。樹脂×カーボンケース(縦54.9×横51.9mm、厚さ16.1mm)。20気圧防水。1万7050円(税込み)。
G-SHOCK2025年新作⑬「GBX-100S」
サーフィンからデザインや機能性の着想を得た「G-LIDE」シリーズに、サマーシーズンに映えるシースルーケースとカラーリングを特徴とする新作が追加された。バリエーションはブラックカラーの「GBX-100S-1JF」とパープルカラーの「GBX-100S-2JF」の2種がラインナップ。光沢感があるスケルトン樹脂製のケースにステンレススティール製ベゼルを組み合わせることで、陽射しを受けてきらめく波がイメージされている。

クォーツ。SS×樹脂ケース。20気圧防水。2万8600円(税込み)。2025年5月発売予定。

クォーツ。SS×樹脂ケース。20気圧防水。2万8600円(税込み)。2025年5月発売予定。
多機能性も本作の魅力だ。潮の満ち引きを表示するタイドグラフや、ムーンデータといったサーフィンに役立つ機能に加え、ランニング計測機能なども搭載しており、ユーザーのアクティブシーンの幅広いサポートを可能としている。加えてスマートフォン連携により、世界の主要サーフポイント約3300カ所の潮汐情報を反映させることができる。またこれらの情報は、鮮やかなMIP液晶に表示されるため、強い光源下であっても確実な判読が可能だ。
なお、ストラップには環境に配慮したバイオマスプラスチックが使用されている。
G-SHOCK2025年新作⑭「GBA-950」
新作「GBA-950」は、アーバンスポーツをコンセプトとした、日常のスポーツやトレーニングをサポートするG-SHOCKだ。
スリムなシルエットを持つ本コレクションは、特に装着感に重点を置いてデザインされている。一体成型されたベゼルとストラップは柔らかく、湾曲したその形状によって確実な手元へのフィットを可能とする。さらにストラップの形状には、折り紙の特性を工学的に応用する「折り工学」の技術を採用。着用時にしなやかに変形する構造によって、ケースと手首との密着感が高められている。

クォーツ。樹脂ケース。20気圧防水。2万5300円(税込み)。2025年5月発売予定。

クォーツ。樹脂ケース。20気圧防水。2万5300円(税込み)。2025年5月発売予定。

クォーツ。樹脂ケース。20気圧防水。2万5300円(税込み)。2025年5月発売予定。
機能面ではタイム、距離、平均ペース、消費カロリーを測れるランニング計測機能に加え、歩行開始とともに自動で計測を開始する歩数計測機能を搭載しており、スマートフォンとの連携によってそれらの記録を管理できる。また、3時位置のインジケーターによって、視覚的に運動強度の確認が可能だ。日々の健康管理に役立つG-SHOCKと言えるだろう。
G-SHOCK2025年新作⑮「BREIGHT METALLIC DIAL」
八角形のシェイプを持つアナログ・デジタルコンビネーションモデル、「2100」シリーズをベースとした新作モデル。ベゼル、ストラップに光沢感のあるスケルトン樹脂を採用しており、インナーケースをのぞかせるシースルーデザインを特徴としている。また、ダイアル、針、インデックスに蒸着処理が施されたことで、鮮やかなカラーリングと、目を引くメタリック調で表情が飾られている。

クォーツ。樹脂ケース(直径45.4mm、厚さ11.8mm)。20気圧防水。1万9800円(税込み)。

クォーツ。樹脂ケース(直径45.4mm、厚さ11.8mm)。20気圧防水。1万9800円(税込み)。

クォーツ。樹脂ケース(直径45.4mm、厚さ11.8mm)。20気圧防水。1万9800円(税込み)。
バリエーションは、スカイブルーカラーの「GA-2100BM-7A2JF」、ローズゴールドカラーの「GA-2100BM-7A5JF」、シルバーカラーの「GA-2100BM-7A8JF」という、トレンドカラーを押さえた計3モデルが用意される。いずれも、日差しに映える開放的なルックスを備えており、春夏シーズンのカジュアルな手元の演出にふさわしい仕上がりだ。
G-SHOCK2025年新作⑯「GMA-P2100SA」
モノクロカラーにビビッドなアクセントを添えた、スタイリッシュなフェイスを持つG-SHOCKが新たに登場した。「GMA-P2100SA」では、八角形ベゼルを持つ「2100」シリーズをベースモデルに採用。反転液晶を搭載したオールブラック調のルックスに、ネオンカラーのアクセントを差し込むことで、ストイックさの中に際立つ個性を演出している。

クォーツ。樹脂ケース。20気圧防水。1万7600円(税込み)。

クォーツ。樹脂ケース。20気圧防水。1万7600円(税込み)。
ラインナップは、ライトイエローカラーのアクセントを持つ「GMA-P2100SA-1A1JF」と、ビビッドピンクカラーが際立つ「GMA-P2100SA-1A1JF」の2モデルが登場。いずれのモデルの時分針にも、アクセントカラーと同色の蓄光塗料が塗布されている。なお、本コレクションは、ただでさえスリムな2100シリーズのケースがより小さくリサイズされており、性別問わずに愛用しやすいG-SHOCKに仕上がっている。また、このケースにはバイオマスプラスチックが使用される。
G-SHOCK2025年新作⑰「GMA-S120SA」
「GMA-S120SA」は、3つのインダイアルを持つデジタル・アナログモデル「120」シリーズをベースとしている。立体感が際立つスポーティな表情を白一色に染め、オレンジまたはブルーの針でアクセントを加えた、フレッシュな印象のコレクションだ。時分針にはホワイトの夜光塗料が塗布されており、搭載するオートイルミネーターを使用せずとも、暗所での時間の判読を可能としている。

クォーツ。樹脂ケース。20気圧防水。1万8700円(税込み)。2025年5月発売予定。

クォーツ。樹脂ケース。20気圧防水。1万8700円(税込み)。2025年5月発売予定。
機能面では、耐衝撃構造や20気圧防水、ワールドタイム機能といったG-SHOCKの標準的な機能に加え、1000分の1秒まで計測できるストップウォッチ機能や、JIS1種の耐磁性も備えている。バリエーションは、オレンジカラーの「GMA-S120SA-7A1JF」と、ブルーカラーの「GMA-S120SA-7A2JF」の2種。なお、本コレクションのバイオマスプラスチック製ケースも従来の「120」シリーズからダウンサイジングされており、手首の細い男性や女性であっても、良好な着用感が期待できる。
オシアナス2025年新作①「OCW-S7000」
ベゼルやダイアルをブラックで統一した、エレガントなデザインが魅力の新作、「OCW-S7000-1A2JF」。10本以上のオシアナスを愛用し、同ブランドのアンバサダーを務める東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦が惚れ込んだモデルでもある。
リュウズガードを備えたシャープなケースやタキメーターを配した多角形のベゼルがスポーティな印象を与えつつ、厚さ10mmを下回る薄型のケースや艶感のあるダイアルがスーツにもマッチする。ベゼルインサートには透明感のあるサファイアクリスタル、ケースとブレスレットには軽量なチタンを採用。
Bluetoothを介したスマートフォンとの通信を可能とするスマートフォンリンク機能を搭載し、専用アプリを用いて時刻修正や各種設定などを行うことが可能だ。ワールドタイムやフルオートカレンダー、ストップウォッチなど、充実した機能を備えていることも魅力。

タフソーラー。フル充電時約19カ月駆動(パワーセーブ時)。Tiケース(縦47.5×横42.8mm、厚さ9.5mm)。10気圧防水。19万8000円(税込み)。
オシアナス2025年新作②「OCW-T6000B」
DLC加工を施したチタン製のケースとブレスレットに、波状のパターンを施したブラックダイアルを組み合わせたモデル。ケースからブレスレットへと流れるように繋がるフォルムが特徴だ。外装にはザラツ研磨による平滑な面が与えられ、ポリッシュとヘアラインで仕上げ分けることで立体感が生み出されている。
優れた機能性も魅力のひとつ。標準電波受信機能やタフソーラー、10気圧防水などの日常生活に便利な機能に加え、ワールドタイムやフルオートカレンダーをはじめ、モバイルリンク機能なども搭載。これらの機能を操るプッシュボタンは、背の低いスクエア型とすることで、衣服への引っ掛かりを防ぎつつ操作性を高めている。ダイアル上には大小4つのインダイアルと日付窓を配され、躍動感溢れるデザインに仕上げられている。

タフソーラー。フル充電時約18カ月駆動(パワーセーブ時)。Tiケース(縦47×横42.6mm、厚さ11.1mm)。10気圧防水。17万3800円(税込み)。
プロトレック新作①「CLIMBER LINE」
カシオのアウトドアウォッチブランド、プロトレックのCLIMBER LINEに加わった新作。オリーブグリーンカラーの「PRG-340B-3JF」と、コヨーテブラウンカラーの「PRG-340L-5JF」がラインナップしている。温度計測、気圧/高度計測、方位計測が可能なトリプルセンサーに加え、タフソーラー機能を搭載し、アウトドアシーンでの心強い相棒となってくれる。
ベゼルとケースの素材は、バイオマスプラスチック。バンドは、オリーブグリーンカラーのモデルでは難燃加工を施した環境にやさしいナイロン素材の「CASTLON®」、コヨーテブラウンカラーモデルではクラシカルな印象をもたらす合成皮革素材を採用している。
液晶は二層構造。方位をグラフィック表示する層と時刻や計測値を表示する層で分けることによって、判読性を高めている。

タフソーラー。フル充電時約27カ月駆動(パワーセーブ時)。樹脂ケース(縦54.7×横51.7mm、厚さ15.1mm)。10気圧防水。3万1900円(税込み)。

タフソーラー。フル充電時約27カ月駆動(パワーセーブ時)。樹脂ケース(縦54.7×横51.7mm、厚さ15.1mm)。10気圧防水。3万1900円(税込み)。
CASIO CLASSIC 2025年新作「A130」
複数に分割された液晶ダイアルを備えたモデル。1980年代に高い人気を誇ったデザインを現代的にアレンジしている。その特徴は、LCアナログ表示を採用している点にある。通常のデジタル表示を6時側の長方形の液晶によって表示しつつ、10時位置の液晶によってアナログで時分秒を表示しているのだ。2時位置の液晶は10秒計、3時位置の液晶はフルオートカレンダーとして機能する。
スクエア型のケースは、軽快な装着感を叶えてくれる樹脂製。ステンレススティール製のブレスレットは、マイナスドライバなどの簡単な工具があれば容易にサイズ調整可能なフリー式中留を採用している。
シルバーカラーのケースにブラックダイアルの「130WE-1AJF」、シルバーカラーケースにシルバーダイアルの「A130WE-7AJF」、ゴールドカラーケースの「A130WEG-9AJF」、ブラックカラーケースの「A130WEGG-1AJF」が用意されている。

クォーツ。樹脂ケース(縦40.5×横33.9mm、厚さ9mm)。日常生活用防水。8800円(税込み)。

クォーツ。樹脂ケース(縦40.5×横33.9mm、厚さ9mm)。日常生活用防水。8800円(税込み)。

クォーツ。樹脂ケース(縦40.5×横33.9mm、厚さ9mm)。日常生活用防水。1万1000円(税込み)。

クォーツ。樹脂ケース(縦40.5×横33.9mm、厚さ9mm)。日常生活用防水。1万1000円(税込み)。