ビジネス用の腕時計を探している30代男性に向けて。オメガからオススメを厳選しました!

FEATUREその他
2025.04.23

仕事用の腕時計を探している30代男性に向けて、オメガからオススメモデルを選んだ。実用性に優れることはもちろん、オメガは同一コレクションの中でもバリエーションが豊富であるため、自身の好みや使用シーンに合った1本を選びやすい。毎日の仕事に寄り添ってくれる腕時計と出合うために、オメガの世界をのぞいてみよう。

オメガ 30代


ビジネスシーンに使える腕時計とは?

 30代男性が仕事用に使える腕時計を選ぶ時、「どれが正解か」を探し始めると意外と難しい。仕事の立場やファッションの好み、周囲の目線まで含めて考えたくなる年齢だけに、迷いが増えてくる。だからといって、正解はこれだと断言するのも少し違う。腕時計は本来、自分の気分や美意識を映すものだし、「好き」という感情を大切にして選ぶのが一番だ。とはいえ、どのモデルにしようか悩んでいるなら、いくつかのポイントを目安にしてみるのもひとつの方法だ。本記事では、3つのポイントから選び方を提案する。

①ケースサイズ

 ビジネスシーンで腕時計に求められる要素としてよく挙げられるのは、ジャケットの袖口から目立ちすぎないかということだ。そのため、ケースのサイズ感は重要だ。大きすぎず、厚みも抑えられていて、ジャケットの袖口にきちんと収まるかどうかをチェックしたい。あまりに大きすぎると、スポーティーさやカジュアルさが強調される傾向にある。

 なお、見た目の印象のみならず、小ぶりなケースは大ぶりなものに比べて、良好な着用感を得やすい。デスクワークが多いというユーザーも、仕事中にずっと着用し続けるのであれば、PC作業に干渉させないよう、薄く、あまり大きすぎないケースの腕時計が良いだろう。

②デザイン

「ビジネスシーンでの着用」を前提にするなら、文字盤の色やデザインが派手すぎない方が無難である。ベーシックなカラーやインデックスの種類は、シーンを選ばず使えるという安心感につながる。また、ドレスウォッチのようにシンプルで上品な仕立ての腕時計であれば、身に着ける人の信頼感を自然と引き立ててくれるだろう。あくまで主張しすぎず、けれどしっかりと品格を感じさせる腕時計を選びたい。

③実用性

 毎日使うのであれば、実用性もチェックしておこう。特に防水性能は重要だ。外回りで汗をかいたり、手洗いをしたりすることを考慮して、最低でも5気圧以上の防水性能は持たせたいところだ。

 また、耐磁性能もチェックしておこう。スマートフォンやPCなど、現代社会には磁気を発するデバイスがあふれている。特に機械式時計にとって、磁気は大敵だ。一度磁気帯びした時計は専用機器で脱磁が必要となってくるため、元々耐磁性能を備えたモデルを買っておけば、安心だろう。

 そのほか、機械式時計にするのか? クォーツ式時計にするのか? ベーシックな3針にするのか、クロノグラフにするのかなど、自身のライフスタイルに合わせて選択していきたい。そうして選ぶことで、自然と「長く付き合える1本」が見えてくるはずだ。

では、オメガは仕事用の腕時計たりえるか?

 では、30代男性がビジネスシーンに使う腕時計として、オメガはどうなのか? 実のところ、オメガのラインアップは全体的にビジネスシーンでの使いやすさに優れている。「スピードマスター」や「シーマスター」といったスポーティーなモデルもデザインに品があり、ケースの厚みも程よく抑えられているため、スーツにも違和感なくなじむ。ドレッシーな装いが好みであれば「デ・ヴィル」や「コンステレーション」も選択肢になる。

 さらに、近年のオメガの機械式時計の多くがコーアクシャル脱進機を備えており、メンテナンスの期間が通常のものよりも長く、加えてマスター クロノメーターによって1万5000ガウス超もの磁場下においても優れた精度が保証されるなど、毎日のビジネスでの着用において、頼もしい存在と言える。

「どのモデルを買うか」に正解はないけれど、「迷っているならこのあたりを意識してみては?」という提案はできる。サイズ感、落ち着いた色味、使い勝手。この3点を軸に、自分のスタイルや生活に合ったモデルを選べば、オメガの時計はきっと頼れるパートナーになってくれるはずだ。時計選びに正解がないからこそ、迷いながら選んだ1本が、最終的に自分にとっての“正解”になる。オメガは、その過程すらも楽しませてくれるブランドである。


ビジネスシーンでお勧めしたいオメガ5選

 ここでは、オメガの中からビジネスシーンにふさわしいモデルを5本厳選して紹介する。スーツに合うデザインや実用性の高いスペックを踏まえ、自分のスタイルに合う1本を見つけやすくなる内容だ。選び方に迷う人こそぜひ参考にしてほしい。

「スピードマスター ムーンウォッチ」Ref.310.30.42.50.01.001

スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル マスター クロノメーター

オメガ「スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル マスター クロノメーター」Ref.310.30.42.50.01.001
手巻き(Cal.3861)。26石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径42mm、厚さ13.2mm)。50m防水。107万8000円(税込み)。

「スピードマスター ムーンウォッチ」は、宇宙という極限環境を制した伝説を持ちながら、現代のビジネスシーンにも違和感なく溶け込む稀有な存在だ。月面着陸の公式装備として採用された実績は広く知られているが、このモデルの魅力は、そうしたストーリー性だけにとどまらない。装着した瞬間に伝わるバランスの良さと、細部にまで行き届いた作り込みが、プロフェッショナルな場にふさわしい品格を自然に演出してくれる。

 42mmというケースの直径は、一見大きく感じられるかもしれない。しかし全長は47.5mmと長すぎず、ケース厚も抑えられているため、扱いやすいサイズ感となっている。ブレスレットもしなやかで、手首に優しく巻き付いてくれる。なお、コンフォートセッティング付きフォールディングクラスプであるため、工具なしでクラスプ部分でサイズの微調整が可能なところもうれしいポイントだ。

 搭載されている手巻きムーブメントは、マスター クロノメーター認定を受けたCal.3861。高い耐磁性や携帯精度を備えており、日常の信頼性を支えるスペックに進化している。

 スピードマスター ムーンウォッチは、NASAの公式装備品として月面着陸を果たした第4世代からデザインが大きく変わっておらず、そのスタイルはアイコニック。時計好きなら誰が見ても「オメガのスピードマスターを着用している」と分かる、そのステータスも、ビジネスシーンにおいては魅力に数えられるだろう。

「スピードマスター 38」Ref.324.30.38.50.01.001

オメガ スピードマスター 38 Ref.324.30.38.50.01.001

オメガ「スピードマスター 38」Ref.324.30.38.50.01.001
自動巻き(Cal.3330)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約52時間。SSケース(直径38mm、厚さ14.7mm)。10気圧防水。85万8000円(税込み)。

「スピードマスター 38」は、同コレクションの伝統を受け継ぎながら、ビジネスシーンに調和する洗練を備えた1本だ。なぜなら直径38mmとケースサイズが小ぶりになっていることに加えて、リュウズガードのないケースフォルムがスッキリとシンプルな印象を与えるためだ。ケース、ブレスレットともにサテン仕上げとポリッシュ仕上げがコンビネーションされており、小ぶりとはいえ手元できらりと存在感を放ってくれる。

 掲載モデルはブラック文字盤にブラックのアルミニウム製ベゼルインサートを合わせた意匠を持っており、定番スピードマスターを思わせつつも、スポーティーさも漂わせる。

 ムーブメントは自動巻きのCal.3330。コーアクシャル脱進機とシリコン製ヒゲゼンマイを搭載したフリースプラングテンプを採用しており、メンテナンススパンの長さや耐磁性能、耐衝撃性などといった実用性を備えている。ちなみに自動巻きとは、着用中の腕の動きを利用して、主ゼンマイが巻き上げられる機構である。着け続けていれば主ゼンマイの巻き上げや頻繁な時刻操作が必要ないため、忙しい30代男性にとっては重宝するだろう。10気圧という十分な防水性能もうれしいところだ。

 なお、スピードマスター 38はバリエーションも豊富であり、18Kゴールドやダイヤモンドをセッティングした、エレガントなモデルもラインナップされている。女性の手元も華やかに彩ってくれるため、パートナーとおそろいにしたり、シェアウォッチとして使用したりするのも楽しいだろう。

「シーマスター アクアテラ 150M」Ref.220.10.41.21.10.001

シーマスター アクアテラ

オメガ「シーマスター アクアテラ」41mm Ref.220.10.41.21.10.001
自動巻き(Cal.8900)。39石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径41mm、厚さ13.2mm)。15気圧防水。96万8000円(税込み)。

「シーマスター アクアテラ 150M」は、ビジネスと日常を自然につなぐ1本だ。シーマスターと聞くとダイバーズウォッチの印象が強いかもしれないが、“アクアテラ”はその中でもタウンユースを意識したラインであり、スーツにもシャツにもすっとなじむ、洗練された佇まいが魅力となっている。過度な装飾を避けた端正なデザインは、シンプルながらも確かな個性を感じさせる。

 直径41mmのステンレススティール製ケースは適度な存在感を保ちつつも、ジャケットの袖口にきれいに収まり、ビジネスシーンでのイメージも良好。掲載モデルは深みのあるグリーン文字盤を備えており、アクアテラの象徴である「チークコンセプト」と呼ばれる横ストライプとともに、個性を演出できる意匠となっていることもポイントだ。なお、この文字盤にはサンレイ仕上げが施されているため、光が当たる角度によって表情が変化する。その動きは控えめながらも印象的で、派手にならずに視線を集める仕上がりになっている。

 ムーブメントは自動巻きのCal.8900。マスター クロノメーター認定機となっているため、耐磁性や防水性、耐久性が高水準で裏付けられている。約60時間という実用的なパワーリザーブは、週末に腕時計を外していたとしても、月曜日の朝、主ゼンマイの巻き上げや日付妖精の必要なく、使い続けられることを意味している。

 なお、シーマスター アクアテラ 150Mもまた、バリエーションが豊富だ。素材やカラー、デザイン、サイズが多岐にわたっているため、自分のお気に入りの1本を選ぶ楽しみがある。豊富なラインナップの中から、自身に合ったモデルを探してみてほしい。

「コンステレーション」Ref.131.13.39.20.06.002

オメガ コンステレーション Ref.131.13.39.20.06.002

オメガ「コンステレーション」Ref.131.13.39.20.06.002
自動巻き(Cal.8800)。2万5200振動/時。パワーリザーブ約55時間。SSケース(直径39mm、厚さ12.4mm)。5気圧防水。99万円(税込み)。

「コンステレーション」は1952年に誕生した高精度な自動巻きモデルから歴史が続く、オメガのロングセラーシリーズである。高精度の象徴としてジュネーブ天文台のレリーフや星のモチーフがあしらわれた意匠で知られており、ドレッシーながら個性も感じさせるアイコンとしてのスタイルと相まって、30代男性のビジネスシーンに合わせたい腕時計である。

 コンステレーションもさまざまなバリエーションが展開されており、掲載モデルのケース径は39mmとジャケットの袖口に収まりつつも、手元で存在感を放つサイズ感だ。ルテニウム製のグレー文字盤はサテン仕上げによってツヤが抑えられており、落ち着いた印象を醸し出している。インデックスや針、ロゴ、文字盤のローマ数字、そしてストラップがブルーで統一されているため、グレートの相性は抜群だ。

 ドレッシーさが際立つ意匠でありながら、マスター クロノメーター認定の自動巻きムーブメントCal.8800を搭載し、防水性も5気圧を備えるなど、実用性は十分だ。

 スピードマスターやシーマスターと比べると、コンステレーションは静かな印象を持つかもしれないが、オメガの高精度の歴史を象徴する本作はベゼルの両サイドの“爪”やローマ数字と相まって、アイコンと言える。オメガという時計ブランドが好きなユーザーは、コンステレーションを候補に加えてみてはいかがだろうか。

「デ・ヴィル プレステージ パワーリザーブ スモールセコンド 41mm」Ref.434.23.41.21.09.001

オメガ「デ・ヴィル プレステージ パワーリザーブ スモールセコンド」Ref.434.23.41.21.09.001
自動巻き(Cal.8810)。35石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約55時間。SS×18Kセドナ™ゴールドケース(直径41mm、厚さ10.8mm)。3気圧防水。134万2000円(税込み)。

 オメガのシーマスターから派生し、「街」「都会」というフランス語がコレクション名になっている「デ・ヴィル」。その中でも「デ・ヴィル プレステージ」は1994年に登場し、薄型でドレッシーなスタイルを特徴としている。

 Ref.434.23.41.21.09.001は、スモールセコンドとパワーリザーブ表示を備えた実用性の高い構成が特徴となっている。落ち着いたドーム型のPVDによるリネンカラー文字盤に、シルバーとPVDセドナ™ゴールドカラーの要素がバランス良く組み合わされており、華美に見せず上質さを感じさせる仕上がりだ。なお、ベゼルに18Kセドナ™ゴールドが使われているため、ラグジュアリーさも感じられるだろう。

 現行デ・ヴィル プレステージの機械式モデルはマスター クロノメーター認定であるため、ドレスウォッチであることと実用的であることが両立されているのもうれしいポイントだ。

 ストラップにはブラウンのグレインカーフレザーが組み合わされ、シックな装いをさらに引き立てる。艶を抑えた質感がビジネススタイルにしっくりとなじみ、場の空気を壊すことなく手元にさりげない個性を添えてくれる。バックルの操作性や着け心地のよさも、日々使う道具としての完成度を高めていると言える。



Contact info: オメガ Tel.0570-000087
参考サイト:https://www.omegawatches.jp/


2025年、オメガが発表した新作腕時計を一気読み!

FEATURES

2024年もオメガの人気モデルから、広報担当者がおすすめを厳選! 1位はいつもの「スピードマスター」かと思いきや⁉︎〜メンズ編〜

FEATURES

初めてのオメガ。無理のない予算で購入できるベーシックなモデルを紹介!

FEATURES