オリエントが2026年2月に発表した、同年の春夏シーズンに向けた新作モデルを一挙に紹介する。今回、同社の基幹コレクションを担う「オリエント バンビーノ」「オリエント ストレット」「オリエント マコ」に、シーズン限定カラーや数量限定モデルを含む多彩なバリエーションが加わった。

Text by Kento Nii
[2026年2月17日公開記事]
オリエントの春夏シーズン新作モデルを一気読み
2026年2月、オリエントの春夏シーズンを彩る新作モデル群が一挙に披露された。今回の発表では、クラシック、コンテンポラリー、スポーツコレクションの代表シリーズがそれぞれ拡充され、いずれにも、多様なニーズに応える豊富なカラーリングが用意されている。
オリエントの魅力と言えば、自社製ムーブメントの搭載による優れた機能性と良心的な価格の、良好なバランスが保たれている点が挙げられるだろう。今回の新作群もその例に漏れず、機械式腕時計のエントリーとしても手に取りたいモデルがそろっている。春からの新生活や、フレッシュな装いのアクセントとして、時計選びの選択肢に加えてみてはいかがだろうか。
なお、本稿で紹介する全モデルの発売日は、2026年2月26日(木)が予定されている。
オリエント バンビーノ 38
「オリエント バンビーノ 38」からは、シリーズ初となるノンデイト仕様のモデルが6色のカラーバリエーションで登場する。
自動巻き(Cal.F6524)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.4mm、厚さ12.5mm)。3気圧防水。4万4000円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
自動巻き(Cal.F6524)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.4mm、厚さ12.5mm)。3気圧防水。4万4000円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
「オリエント バンビーノ」は、ふっくらとしたボンベダイアルやボックス型の風防、スリムなラグといった、クラシカルな意匠を特徴とするドレスウォッチラインだ。2022年には、近年の小径ケースのトレンドにもマッチした直径38.4mmのオリエント バンビーノ 38がラインナップに加わり、より幅広い需要に応えている。
自動巻き(Cal.F6524)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.4mm、厚さ12.5mm)。3気圧防水。4万4000円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
自動巻き(Cal.F6524)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.4mm、厚さ12.5mm)。3気圧防水。4万4000円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
新作のトピックは、コレクションの従来モデルと異なりデイト機能が省かれた、ツウ好みの仕様である点だ。ローマ数字とバーインデックスが交互に並ぶ“飛びローマ”などと呼ばれる人気のデザインや、すらっと伸びた針の組み合わせを受け継いでおり、その均整の取れた表情は、いっそうクラシカルな印象を与える。なお、オリエントの開発陣によると、このノンデイト仕様はユーザーからの要望に応えた形とのことである。
ケースサイズは、直径38.4mm、厚さ12.5mmで、従来のデイト搭載モデルから据え置きだ。内部には、新開発ムーブメントのCal.F6524を搭載し、約40時間のパワーリザーブを有している。また、共通してイージーエクスチェンジストラップ方式(アビエ式)のレザーストラップが取り付けられており、工具を用いずに別売りのストラップへの交換が可能となっている。
自動巻き(Cal.F6524)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.4mm、厚さ12.5mm)。3気圧防水。公式オンラインストア限定125本(うち国内50本)。4万6200円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
自動巻き(Cal.F6524)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.4mm、厚さ12.5mm)。3気圧防水。世界限定3300本(うち国内200本)。4万6200円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
カラーバリエーションは、ホワイトとアイボリーの定番カラーの他に、深みのある色調のグリーン、ブラウンが用意される。また、数量限定モデルとしてグレー、公式オンラインストア限定モデルとして、ゴールドカラーのケースを組み合わせたパープルも発表されている。前者は世界限定3300本(うち国内200本)、後者は世界限定125本(うち国内50本)での販売となる。
オリエント バンビーノ
「オリエント バンビーノ」の、40.5mm径モデルにも、新作が4種のカラーリングで追加される。
自動巻き(Cal.F6724)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ12.3mm)。3気圧防水。4万6200円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
自動巻き(Cal.F6724)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ12.3mm)。3気圧防水。4万4000円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
バリエーションは、定番のホワイトとアイボリーカラーに加え、光の反射でグラデーション状に色彩を変化させる、パープルおよびカッパーのサンレイダイアルが用意される。中でもホワイトモデルは、ゴールドカラーのケースを備え、ひときわエレガントな仕上がりだ。なお、カッパーカラーモデルは公式オンラインストアのみでの取り扱いとなり、世界限定130本(うち国内50本)が販売される。
これら4モデルは、オリエント バンビーノ 38とも共通する、バーインデックスを配したミニマルなレイアウトを持つ。針などの表示部には、ケースやダイアルに合わせてブルーやゴールドカラーも取り入れられ、コレクションに共通するクラシカルな佇まいを保ちつつも、それぞれに異なる表情付けがなされている。
自動巻き(Cal.F6724)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ12.3mm)。3気圧防水。4万4000円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
自動巻き(Cal.F6724)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ12.3mm)。3気圧防水。公式オンラインストア限定130本(うち国内50本)。4万4000円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
ケース内部には、約40時間のパワーリザーブを有するCal.F6724を搭載し、トランスパレントバックからは、機械式腕時計ならではの駆動やローターの回転を観察することができる。また、クラシカルなブラウンレザーストラップが取り付けられており、前述のオリエント バンビーノ38と同様に、工具を用いずにその日の気分に合わせたスタイリングの変更が可能だ。
オリエント ストレット
「オリエント ストレット」は、2025年にコンテンポラリーコレクションより発表された新顔だ。現代建築から着想を得たダイアルや、シャープな形状のラグを持ち、オリエント バンビーノとは対照的に、モダンで都会的なルックスを特徴とする。なお“ストレット”とは、クライマックスに向けてテンポを加速させるイタリア語の音楽用語に由来する名称だ。
自動巻き(Cal.F6722)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ11.2mm)。5気圧防水。2026年春夏シーズン限定。4万8400円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
自動巻き(Cal.F6722)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ11.2mm)。5気圧防水。2026年春夏シーズン限定。4万8400円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
本シリーズからは、38.5mm径ケースを持つ3針モデル「オリエント ストレット デイト」の新色および、デイ&ナイト機能を搭載した「オリエント ストレット サンアンドムーン」が登場する。いずれもポップなカラーパレットを採用し、ファッショナブルな魅力が強調されたバリエーションである。
自動巻き(Cal.F6722)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ11.2mm)。5気圧防水。2026年春夏シーズン限定。4万8400円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
自動巻き(Cal.F6722)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ11.2mm)。5気圧防水。2026年春夏シーズン限定。4万8400円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
3針モデルの新作は、2026年の春夏シーズン限定カラーモデル4種に、数量限定モデル1種を加えた計5種で構成される。
共通して、デザインテーマに“ポップ&メタリック”が掲げられており、前者の4モデルではサンレイパターンを持つダイアルが、グリーン、ブルー、ピンク、オレンジといった鮮やかなカラーに彩られている。一方、世界で2300本(うち国内300本)のみが販売される限定モデルは、型押しのストライプパターンと上下のブルーグラデーションがダイアルに取り入れられ、大胆かつクールな表情に仕上げられた。
自動巻き(Cal.F6722)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ11.2mm)。5気圧防水。世界限定2300本(うち国内300本)。5万600円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
オリエント ストレット サン&ムーンは、上記の春夏シーズン限定カラー4色を、ひとつのダイアルに凝縮したアヴァンギャルドな1本だ。ネイビーのメインダイアルをベースとし、4時位置のデイ&ナイト機能にブルー、10時位置の曜日表示とインデックスリングにオレンジ、ミニッツスケールと秒針にアクセントとしてピンク、グリーンをそれぞれ配することで、目を引くマルチカラーのタイムピースにまとめられている。なお、本作も2026年春夏シーズン限定の販売となる。

自動巻き(Cal.F6B24)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径41.5mm、厚さ13.0mm)。5気圧防水。2026年春夏シーズン限定。6万2700円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
オリエント マコ 40
人気ダイバーズウォッチラインである「オリエント マコ 40」からは、グラデーションダイアルを採用した新作4種が発表された。
自動巻き(Cal.F6722)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径39.9mm、厚さ12.8mm)。20気圧防水。4万8400円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
自動巻き(Cal.F6722)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径39.9mm、厚さ12.8mm)。20気圧防水。4万8400円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
オリエント マコ 40は、20気圧防水や逆回転防止ベゼルといった本格派の機能性と、ベゼルの側面に施された“くぼみ”などの象徴的な意匠を引き継ぎつつ、シンプルかつコンパクトなデザインを追求したシリーズだ。リュウズガードを省いたすっきりとしたフォルムや、金属の質感を生かしたベゼルによって、ツール感が抑えられた外観を持ち、性別にとらわれず日常使いできるダイバーズウォッチとして展開されている。
自動巻き(Cal.F6722)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径39.9mm、厚さ12.8mm)。20気圧防水。2026年春夏シーズン限定。4万8400円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
自動巻き(Cal.F6722)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径39.9mm、厚さ12.8mm)。20気圧防水。2026年春夏シーズン限定。4万8400円(税込み)。2026年2月26日(木)発売予定。
今回、新たなカラーリングとして、レギュラーモデルのグリーンとネイビーに加え、2026年春夏シーズン限定カラーとしてスタイリッシュなグレー、温かみのあるカッパーの計4色が展開される。各ダイアルには、光の角度によって色味を変化させるサンレイ仕上げとともに、外周に向かって明色から暗色に変化するグラデーションが施されており、いずれも奥行きのある色彩を見せる。
またこのダイアルには、シンプルなバーインデックスと、力強いアロー型の時針、スケールまで届く長いひし形の分針が配され、それぞれに発光力に優れる蓄光塗料「ルミナスライト」が塗布されたことで、ダイバーズウォッチらしい高い判読性を実現している。




