2026年8月4日(火)まで、東京・日本橋に位置する日本橋三越本店 本館1階 中央 ホールで「Watch in Style~ポップアップストア&ワークショップ」が開催中だ。ロンジン、ラドー、ティソ、ハミルトンとともにこの期間限定イベントに参加するオメガが展開するのは、1957年に誕生した「スピードマスター」の世界観だ。本イベント開催初日に取材してきたので、その様子をお届けする。

Text by Chieko Tsuruoka(Chronos-Japan)
[2026年7月24日公開記事]
8月4日まで! 「Watch in Style~ポップアップストア&ワークショップ」
東京・日本橋の日本橋三越本店 本館1階 中央 ホールにて、2026年8月4日(火)まで「Watch in Style~ポップアップストア&ワークショップ」が開催中だ。この期間限定イベントにはオメガ、ロンジン、ラドー、ティソ、ハミルトンが参加しており、ポップアップストアを展開しているが、とりわけオメガは大きなスペースの中で特別な世界観を表現している。この世界観は、同ブランドが6月からスタートさせたキャンペーン「スピードマスター、1957年以来のアイコン」を踏襲。1957年にレーシングクロノグラフとして誕生し、後にNASAの公式装備品として月面着陸に携行されたことで“ムーンウォッチ”の称号も獲得したスピードマスターをテーマとした内装や、スピードマスターに特化したコレクションが用意されているのだ。オメガ好きはぜひ立ち寄りたいイベントとなっている。
開催概要
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
日本橋三越本店 本館1階 中央 ホール
電話:03-6225-2025
期間:〜2026年8月4日(火)
営業時間:10:00〜19:00
スピードマスターの世界観あふれるエキシビション

前述の通り、スピードマスターは1957年に誕生したオメガのクロノグラフモデルだ。モータースポーツのために開発されたレーシングクロノグラフという位置付けで、気密性や堅牢性が備わっており、また、視認性確保のために、タキメータースケールはステンレススティール製のアウターベゼルにあしらわれていた。

そんなスピードマスターを“ムーンウォッチ”の称号とともに周知させるに至ったのが、宇宙開発だ。1962年10月、NASAのマーキュリー計画に参加した宇宙飛行士ウォルター・シラーが、自身が所有していたスピードマスターを着用し、地球周回軌道を飛行。そして1965年、NASAがスピードマスターを公式装備品とし、1969年のアポロ11号計画では宇宙飛行士バズ・オルドリンが月面歩行中に着用した。

“ムーンウォッチ”の称号を引き継ぐ、現行モデル。強化プラスティック(ヘサライト)風防やケースバックにあしらわれたシーホースのメダリオン等、アポロ11号計画に携行された第4世代の意匠が踏襲されている。手巻き(Cal.3861)。26石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径42mm、厚さ13.54mm)。50m防水。116万6000円(税込み)。
そんなスピードマスターのキャンペーンの世界観、そして同コレクションの歴史と現行モデルをつなぐという空間から着想して設計されたイベントスペースでは、まず中央のゴールデンアストロノートに目を奪われる。中央ホールという通行人の多い場所ということもあってか、取材した30分の間に、買い物客や観光客がふらっと立ち寄っているように見受けられる場面に何度か遭遇した。なお、このゴールデンアストロノートは、通常時は限られたブティックにのみ展示されているとのこと。スピードマスターの歴史を感じさせるディスプレイも、見ていて楽しかった。



70型以上が展示。スピードマスターを見比べる楽しさ
本イベントは、ただスピードマスターの世界観を表現しているだけにとどまらない。常時70型以上ものスピードマスターが用意され、中には国内ではあまり見ることのなかった稀少モデルも陳列されているのだ。



なお、スピードマスターそのものに加えて、交換用のNATOストラップも販売されている。すでにスピードマスターを所有している読者も、イベント、買い物ともに楽しめそうだ。
時計オタクはワークショップを見よ!

本イベントの個人的な最大の見どころが、ワークショップだ。スウォッチ グループの時計技術者が、オメガのムーブメントの分解・組み立てを実演するのだ。このワークショップは毎日行われるとのこと。ちなみにどのムーブメントが分解・組み立てされるのかは、実演する時計技術者次第! 取材時は、かつてスピードマスターの自動巻きモデルに搭載されてきたCal.1152や、コーアクシャル脱進機を備えたCal.8500が用意されており、顕微鏡を通したモニターで各パーツの細かさや、こういった細かなものにも丁寧に仕上げが施されていることが取材陣に説明された。


オメガ好き必見の特別イベント
2026年8月4日(火)まで日本橋三越本店 本館1階 中央 ホールで開催される「Watch in Style~ポップアップストア&ワークショップ」のうち、オメガのイベントスペースを取材した。原稿の中でも何度か触れているように、オメガファンはもちろん、時計愛好家はぜひ足を運びたいイベント内容に仕上がっていると強く感じた。
なお、オメガのほか、ロンジン、ラドー、ティソ、ハミルトンの時計も展示されている。また、同館の6階にはウォッチギャラリーもある。夏の始まりに、時計ざんまいの1日を、日本橋三越本店で過ごしてみてはいかがだろうか?



