KIKUCHI NAKAGAWA代表 中川「いい時計の条件」3

LIFE対談
2019.02.17

クロノス編集長 広田雅将氏と共に、時計の魅力やこだわりを熱く語っていただくことでご好評を得ている、歯車バトン対談。
特別編として、独立時計メーカー『KIKUCHI NAKAGAWA』の中川友就氏をゲストにお招きして、“いい時計の条件”について語り合っていただきました。

produced by MITSUKOSHI WORLD WATCH GALLERY
中川友就「いい時計の条件」2


クロノス日本版編集長 広田雅将
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KIKUCHI NAKAGAWA代表 中川友就
独立時計メーカー『KIKUCHI NAKAGAWA』

日本は、GPSソーラーなどの独自の先進技術や、伝統的なマニュファクチュールの技術も擁する時計生産先進国である。そして大手メーカーばかりでなく、新進の独立系ブランドも多く誕生している。KIKUCHI NAKAGAWAもそのひとつ。パリで時計作りを学んだ後、現地で時計修理の実績を重ねた菊池悠介と、刀匠修業から時計師に転向し、シチズン時計勤務や小規模時計製造のプロセスを経験した中川友就というふたりの時計師が昨年立ち上げた。そのデビュー作となるMURAKUMOは、王道スタイルである小径の2針+スモールセコンドに、ブレゲ数字やスペード針といったスイス時計の伝統に則った意匠をちりばめる。こうした先人へのリスペクトに加え、ブランドの個性を主張するのがケースや針に施された“磨き”だ。現代の匠と呼べる手仕事により、類い稀な美しさが際立つ。クラシックかつモダン。日本ならではの美的感性と熟練の技が生んだ注目作だ。

第3回「時計を知り尽くした2人への疑問を聞いてみました!」

広田雅将氏への質問

Q:「インデペンデントで時計を造る人、または目指している人は意外と多いのではないかと思います。希少な時計を好む人達から信頼を得るため、重要なことは何だと思いますか?」


中川友就氏への質問
Q:「作り手視線から、時計とはどんな存在ですか?」

それぞれの回答は三越WORLD WATCH GALLERYにて掲載中