大塚ローテック、ターレット状のダイアルを備える「7.5号」の抽選販売受付を開始

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2023.08.25

大塚ローテックは、最新作「7.5号」の抽選販売受付を2023年8月25日より開始する。片山次朗によって独特の世界観が表現された本作は、2023年のアップグレードによって安定性と耐久性の向上が図られている。

大塚ローテック「7.5号」


待望の第2次抽選販売開始

 プロダクトデザイナー片山次朗が代表を務める腕時計ブランド「大塚ローテック」は、2023年に刷新された新仕様の「7.5号」の抽選販売を開始する。

大塚ローテック「7.5号」

大塚ローテック「7.5号」
自動巻き(Cal. MIYOTA82S5+自社製ジャンピングアワーモジュール)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径40mm、厚さ11.2mm)。日常生活防水。29万7000円(税込み)。2023年8月25日より抽選販売受付開始予定。

 7.5号は、時、分、秒を表示する3つの窓をターレット状に備えたジャンピングアワーモデルだ。左上の窓には瞬時に切り替わるアワー表示、残り2つの窓にはディスクタイプの分・秒表示が配置されており、ユニークな面立ちと高い判読性を両立したコレクションになっている。

 ケースはヘアライン仕上げとサンドブラスト仕上げで表情が付けられており、機能美が光る外観が特徴。3つの窓はそれぞれ造形の異なる立ち上がりを見せており、ワントーンながら目が離せない仕上がりだ。従来モデルに倣ったナンバリングだけの実直な名付けも、そのインダストリアルな側面を際立たせる要素となっている。

大塚ローテック「7.5号」

ケース内はモジュールとのクリアランスが最小限に抑えられており、その径も40mmに収まっている。

 この2023年モデルでは旧7.5号から改良が加えられており、動作安定性と耐久性が向上している。外装のケース素材は一般的なSUS303からSUS316Lに変更されており、耐食性が向上。風防はミネラルガラスからサファイアクリスタルガラスにアップグレードされており、より硬く、傷に強い仕様となった。また、アワー表示のレンズもアクリル製から特注サファイアレンズに変更されている。

キャリバー82S5

ムーブメントはミヨタのキャリバー82S5をベースに、自社製のジャンピングアワーモジュールが取り付けられている。

 さらに、専用デザインのストラップとブランドロゴが刻印された尾錠も採用されており、細かな点にまでブラッシュアップが行き届いているのが分かる。

 今年2度目となった新仕様7.5号の抽選販売。確実に購入できるという保証はないが、この機会にぜひ応募を考えてみてはいかがだろうか。

抽選概要

 購入はひとりにつき1点まで。送料は無料で、購入後から1年間の品質保証が付帯する。ECサイトの都合上、国内の発送先、国内発行のクレジットカード(VISA、マスターカード、アメックス、JCB)が必要となるため、海外に在住の方は注意が必要だ。

【抽選販売応募受付期間】2023年8月25日(金)正午〜9月19日(火)正午まで
【当選者発表】2023年9月21日(木)正午
【商品発送】2023年9月29日より順次
【返品・交換、キャンセルについて】不良以外の理由による返品・交換は不可。当選確定後はキャンセル不可。

抽選販売応募は大塚ローテックの公式ECサイトから


片山次朗

片山次朗

 カッコいいクルマに憧れ、デザイン学校を卒業後に自動車デザインの仕事に就職。プロダクトデザイナーとして独立した後は、乗り物やヘルメット、家電製品などのデザインに携わる。2008年には卓上旋盤を購入し、見様見真似で金属加工を開始。自宅に置けるサイズの旋盤ではクルマが作れなかったため、時計作りをスタートした。

 その後、時計にクルマと同じ魅力を見出し、独学で時計製造技術を習得。2012年には大塚ローテックを創業し、コレクションの設計から組み立てまでを自社で手がけている。


Contact info:大塚ローテック https://otsuka-lotec.com


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