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オートマタとグラン・セコンドで快作を披露 ジャケ・ドロー(1/2)

「ラブィング・バタフライ・オートマトン」。自動巻き(Cal.JD2653)。57石。2万8800振動/時。約68時間のパワーリザーブ。18KRGケース(直径43㎜、厚さ16.63㎜)。3気圧防水。世界限定生産28本。価格未定。

 2017年のバーゼルワールドが閉幕し、各社から新作の詳しい情報が続々と配信されている。その中から、今日はジャケ・ドローの新作を紹介しよう。

 まずは大作から。ブランド名にもなっている伝説的な時計師、アンリ・ルイ・ジャケ・ドローはまた、優れたオートマタ(自動人形)の作り手でもあった。242年前に作られたデッサンを描くオートマタはあまりにも有名だ。そんな始祖の偉業に導かれるかたちで、現代のジャケ・ドローもオートマタを組み込んだ時計作りを得意とする。今年発表された「ラブィング・バタフライ・オートマトン」はその象徴だ。エナメル文字盤上には、蝶(バタフライ)に引かれたチャリオット(古代ギリシャ・ローマ時代の軽二輪戦車)に乗る天使の自動人形が置かれている。リュウズ同軸のプッシャーを押すと、蝶が動き出し、チャリオットの車輪が回転を始めるという仕掛けだ。文字盤はまずミニアチュールペイントで森の景色が描かれ、次いでエングレービングが施され、最後にオートマタがセットされる。「バード・リピーター」「チャーミング・バード」「レディ 8 フラワー」といったオートマタウォッチの連作に加わった素晴らしい出来栄えだ。

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