ジンより、新作「104 Classic 12」が発表された。本作は、スモールセコンド仕様のノンデイトダイアル、ブラックの12時間表記ベゼルを採用した、クラシカルなパイロットウォッチだ。
タフなスペックを備えたクラシカルなパイロットウォッチ
ジンより、シンプルなパイロットウォッチ「104」の新作、「104 Classic 12」が発表された。104は、同社を象徴するパイロットクロノグラフである「103」をベースとした3針モデル。今作では、2021年に発表された数量限定モデル「103.KLASSIK12」に共通するデザインが随所に与えられている。
スモールセコンド仕様のクラシカルなデザインの「104 Classic 12」。豊富なベルトバリエーションが用意されていることも魅力だ。自動巻き(Cal.SW261-1)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径41mm、厚さ11.9mm)。20気圧防水。予価47万8500円(税込み)。

ブラウンのヴィンテージカウレザーストラップを装着したモデル。サンバースト仕上げのブラックダイアルやセラミックス製のベゼルインサート、ロジウム仕上げのインデックスと針など、艶感のある上品な印象にまとめられている。自動巻き(Cal.SW261-1)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径41mm、厚さ11.9mm)。20気圧防水。予価48万9500円(税込み)。

ステンレススティールブレスレットモデル。バックル内側のボタンを押下することで簡単に手首回りに合わせたサイズの微調整をすることが可能な、ファインアジャスト機構が搭載されている。自動巻き(Cal.SW261-1)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径41mm、厚さ11.9mm)。20気圧防水。56万1000円(税込み)。
サンバースト仕上げのブラックダイアルは、これまでの104とは異なりスモールセコンド仕様に変更され、デイデイトカレンダーを廃している。立体的なインデックスも、従来の104から大きく印象を変える要素だ。スモールセコンドは淡いベージュカラーを採用し、まさにクラシックな佇まいを見せる。12時位置のブランドロゴの下には、“FRANKFURT AM MAIN”の文字が追加されている。

側面からネジ留めすることで衝撃を受けても外れることのない、特殊結合方式のベゼルには、103.KLASSIK12と同様に12時間表記のセラミックス製インサートが取り付けられている。ベゼルを回転させることで、時針と組み合わせて簡易的に第2時間帯の時刻を表示することが可能だ。
ポリッシュ仕上げのステンレススティールケースは、直径41mm。ねじ込み式のリュウズとケースバックを採用することで、20気圧の防水性を達成している。
搭載するムーブメントは、セリタ社のCal.SW261-1。ブルーのネジや鼓動するテンプをシースルーバックから鑑賞することができる。
豊富なバリエーションのベルトも魅力。工具を使うことなくワンプッシュで微調整が可能なファインアジャスト機構付きのステンレススティールブレスレット、ヴィンテージカウレザーストラップ、テキスタイルストラップなど、好みや着用シーンに合わせたベルトを選択することができる。
