ドイツ・グラスヒュッテに工房を置くミューレ・グラスヒュッテは、人気コレクション「29er」より、新作モデル「29er カジュアル コースタル ブルー」を発表した。外周に向かって濃くなるブルーグラデーションダイアルを特徴とし、容易に交換できる2種類のレザーストラップが付属する、オンオフ問わずに着用できるモデルである。
ビジネスからオフタイムまで当てはまるコースタルブルー
ミューレ・グラスヒュッテの「29er」は、同名の競技用ヨットに由来するコレクションである。レースシーンで求められる“完璧なバランス”を腕時計のデザインと機能で表現しており、10気圧防水のケースに耐衝撃性に優れるムーブメントを搭載するなど、優美な外観とタフな仕様を両立している。

ミューレ・グラスヒュッテ「29er カジュアル コースタル ブルー」
自動巻き(Cal.SW300-1)。パワーリザーブ約56時間。SSケース(直径42.4mm、厚さ9.75mm)。10気圧防水。39万6000円(税込み)。
自動巻き(Cal.SW300-1)。パワーリザーブ約56時間。SSケース(直径42.4mm、厚さ9.75mm)。10気圧防水。39万6000円(税込み)。
新作として加わった「29er カジュアル コースタル ブルー」は、繊細なサンバースト加工が施されたブルーグラデーションダイアルを特徴とする。外周に向かって濃くなる色合いは、インデックスとミニッツスケールを際立たせ、個性の演出と優れた判読性を兼ねている。平日のスーツスタイルから、週末のリラックスした旅のお供にも合わせられる、汎用性の高い1本だ。
ケースは直径42.4mm、厚さ9.75mmとスリムなプロポーションを持つ。サテンとポリッシュを組み合わせた仕上げが、視覚的なメリハリを生み、その造形を際立たせている。
搭載されるのは、自動巻きキャリバーSW 300-1をベースとし、独自の改良が加えられたムーブメントである。パワーリザーブは約56時間を有しており、6姿勢での精密調整が施されたことで、クロノメーター規格に準拠した精度が保証されている。さらに、特許技術のウッドペッカーネック調速機構や、優れた巻き上げ効率を持つローターが採用され、実用性が突き詰められている。
付属するストラップは、上品なスエードレザーとスポーティなスムースレザーの2種類だ。クイックリリース式によって、工具を使わずにそれぞれを容易に付け替えることができる。