オメガは、ミラノ・コルティナ2026 冬季パラリンピックの開催を記念する「スピードマスター 38 ミラノ・コルティナ 2026 パラリンピック」を発表した。本作は、パラリンピック開幕まで「あと100日」の節目に合わせて発表されたモデルで、ホワイトラッカー文字盤と淡いブルーのフロスト加工、そして艶のあるブルーのセラミックス製ベゼルによって、冬を思わせる透明感を表現している。ケースバックには、ミラノ・コルティナ2026 冬季パラリンピックのエンブレムが配され、クロノグラフ秒針は、そのエンブレムのカラーから着想を得た、赤、青、緑のグラデーションで仕上げられている。

ミラノ・コルティナ2026 冬季パラリンピック開催記念モデルが登場
オメガは、イタリアで開催されるミラノ・コルティナ2026 冬季パラリンピックの開幕まで「あと100日」の節目に合わせ、冬の情景を文字盤のディテールに落とし込んだ「スピードマスター 38 ミラノ・コルティナ 2026 パラリンピック」を発表した。オメガは、1932年のロサンゼルス大会以来、オフィシャルタイムキーパーを務めており、ミラノ・コルティナ2026 冬季パラリンピックでも、6競技で計時を担当する。

自動巻き(Cal.3330)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約52時間。SSケース(直径38mm)。50m防水。95万7000円(税込み)。
このような背景を反映した本作は、ホワイトラッカー文字盤をベースに、淡いブルーのフロスト加工によって、なぞったような軌跡が描かれている。この軌跡はミラノ・コルティナ2026 のエンブレムにある“26”がモチーフとなったものだ。ここに、ホワイトのエナメルでタキメータースケールを描いた艶のあるブルーのセラミックス製ベゼルを組み合わせ、冬を思わせる透明感を表現している。
ベースは自動巻き式でコンパクトな「スピードマスター 38」
基本デザインは、自動巻きコーアクシャルクロノグラフムーブメントのCal.3330を搭載した「スピードマスター 38」に準じており、センター時分針とクロノグラフ秒針に加え、3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンドを配するレイアウトとなる。ラッカー仕上げの各サブダイアルには、特別なアジュラージュ装飾が施され、まるで整備されたスキーコースの斜面を思わせる、繊細で立体的な表情を備えるものとなっている。さらに、6時位置の日付表示に用いられるフォントは、ミラノ・コルティナ 2026のフォントに準じている。
ミラノ・コルティナ2026 冬季オリンピック記念モデルとの違い
本作は、既報のミラノ・コルティナ2026 冬季オリンピック記念モデルの「スピードマスター 38 ミラノ・コルティナ 2026」とデザインを共有しつつ、特別な意匠を備える。注目はケースバックであり、ミラノ・コルティナ2026冬季パラリンピックのメダリオンが配される。また、センターのクロノグラフ秒針には、パラリンピックのエンブレムを象徴する赤、青、緑のグラデーションで仕上げられている。



