ノルケインは、ホリデーシーズンに合わせて「ワイルド ワン スケルトン 39mm」のゴールドモデル2種を発表した。イエローゴールドとレッドゴールドのトップケージをまとい、華やかさと堅牢さを兼ね備えたハイパフォーマンスなラグジュアリースポーツウォッチである。

18K PX Impact®ゴールドを採用した「ワイルド ワン スケルトン 39mm」のふたつの新作が登場
ノルケインは、2025年のホリデーシーズンを祝して「ワイルド ワン スケルトン 39mm」に18K PX Impact®ゴールドを採用した新作2モデルを発表した。「ワイルド ワン スケルトン 39mm イエローゴールド リミテッドエディション」のトップケージには、ブランド初となる18Kイエローゴールドを組み合わせ、ゴールドの色調と、それを引き締めるブラックというコントラストの効いたモデルだ。
これに対して、「ワイルド ワン スケルトン 39mm レッドゴールド」は、ホワイトを基調として18Kレッドゴールドをトップケージに用い、冬の情景や、1年で最も煌びやかなホリデーシーズンを思わせるエレガントなモデルである。いずれもノルケインのブランドフィロソフィー「My Life, My Way」と、その核心にある価値観を体現するハイパフォーマンスなラグジュアリースポーツウォッチに仕上がっている。
ワイルド ワン スケルトン 39mmへのゴールドの採用
ワイルド ワンコレクションは、ムーブメントを収めたチタン製コンテナをラバー製ショックアブソーバーで包み、それを硬質なケージで挟み込む構造を持つ。これにより、軽量かつ極めて高い耐衝撃性能を実現していることが特徴だ。本作では、文字盤側にあたるトップゲージに、煌びやかなホリデーシーズンの高揚感に寄り添う18Kゴールドが用いられている。
このゴールドは、PX Impact®ゴールドと呼ばれるものである。PX Impact®ゴールドとは、ノルケインのサプライヤであるPXグループが展開する「PX Impact®」イニシアチブに基づいたゴールドである。採掘からトレーサビリティーが取れ、ブランドが支払うプレミアムを通じて採掘地域の教育や医療などのプロジェクトを支援する“責任あるゴールド”だ。
そして、ケースバック側のケージは、従来モデル同様に、カーボンファイバー素材と高性能ポリマーマトリックスを組み合わせたノルケイン独自素材のノルテック®製となる。この素材は、スティールの約6分の1、チタンの約3分の1と極めて軽量で、約60%がヒマシ油由来のバイオ素材というサステナブルな設計となっている点も特徴だ。着色も可能なため、ワイルド ワンコレクションの魅力的なカラーバリエーションを生み出す重要な素材となっている。
ブランド初となるイエローゴールドとの組み合わせ
「ワイルド ワン スケルトン 39mm イエローゴールド リミテッドエディション」は、文字盤やストラップ、ケースバック側のケージをブラックにまとめ、18Kイエローゴールドのトップケージを組み合わせたモデルだ。
無垢材から削り出されたこのトップケージには、ブラッシュ仕上げとポリッシュ仕上げが使い分けられており、ワイルド ワンコレクションが持つスポーティーさとエレガントさを表現している。
オープンワークが施されたブラックの文字盤は、同じくオープンワークが施されたムーブメントの立体構造を際立たせている。また、ミラネーゼパターンを施したブラックラバーストラップが、スポーティーな印象と上質な装着感を両立させている。

自動巻き(Cal.NB08S)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約41時間。18KRG×ノルテックケース(直径39mm、厚さ11.75mm)。200m防水。世界限定50本。258万5000円(税込み)。
9時側のケースサイドには、18Kゴールド製プレートが配され、名前やメッセージを刻印できるカスタマイズオプションも用意される。ホリデーシーズンのギフトにふさわしい、“唯一無二のタイムピース”となることだろう。

エレガントさが際立つレッドゴールドモデル

自動巻き(Cal.NB08S)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約41時間。18KYG×ノルテックケース(直径39mm、厚さ11.75mm)。200m防水。258万5000円(税込み)。
「ワイルド ワン スケルトン 39mm レッドゴールド」は、イエローゴールドモデルとデザインコードを共有しながら、ショックアブソーバーのラバーやストラップをホワイトでまとめ、ここに、華やかな色調の18Kレッドゴールド製トップケージを組み合わせている。

引き締まった印象のイエローゴールドモデルとは対照的に、エレガントなデザインとなっている点が見どころだ。色彩の自由度が高いワイルド ワンコレクションの特徴が発揮されたモデルと言えるだろう。
オープンワークによって文字盤側からムーブメントの機構を鑑賞可能で、ホワイトとゴールドを基調とした本作に、受け石のレッドがワンポイントとして効いていることが印象的な仕上がりだ。



