タイメックスは、NASAの「アルテミス計画」をテーマにしたコラボレーションモデル「NASA アルテミス コレクション」の4モデルを発売した。各モデルは、タイメックスの人気モデルをベースに、NASAの公式ロゴとアルテミス計画のシンボルを配したスペシャルエディションとなる。「宇宙と時間には限界がない」をテーマに、果てしない宇宙への旅と、時間の無限の可能性が表現されている。

NASAが主導するアルテミス計画と、それをテーマとしたコラボレーションモデル
アルテミス計画とはNASAが主導する国際協力の月探査プログラムであり、有人月面着陸と長期滞在を通じて持続的な月探査体制を構築し、将来の有人火星探査への足がかりを築くことを目的としている。このようなアルテミス計画をテーマとしたコレクションは、デジタルモデルとアナログモデルの2種類、各2モデルで構成される。
宇宙服のオレンジと、ロケットのホワイトを取り入れたデジタルモデル
クォーツ。樹脂ケース(横36×縦36mm、厚さ10mm)。30m防水。1万4850円(税込み)。
デジタルモデルは、ケースとストラップのカラーとして、宇宙服を思わせるオレンジと、ロケットを想起させるホワイトの2色がラインナップされた。液晶下部には、通称「ミートボール」と呼ばれるNASAの公式ロゴが配され、ロゴのブルーやレッドが挿し色となっている。ストラップのループ部分にはアルテミス計画のシンボルロゴが入り、人類を再び月面探査に送るという壮大な計画への挑戦を讃えるコラボレーションならではのデザインに仕上がっている。

アルテミス計画で用いられるNASAのロゴがワンポイントのアナログモデル
アナログモデルの文字盤は、ロケットの本体に多用されるホワイトを採用する。ロケットがホワイトを使用する理由は、視認性が高く加熱されにくいことが理由だ。本作では、ホワイトにブラックのアラビックインデックスの組み合わせで視認性が高い仕上がりとなっている。6時位置には1970年から使用される、「ワーム」と呼ばれるロゴを配し、12時位置にはアルテミス計画のシンボルがレイアウトされる。
ここで、NASAの現在の公式ロゴは、デジタルモデルにも用いられたミートボールロゴであるのだが、本作にワームロゴが選ばれたのには理由がある。実は、アルテミス計画で使用予定のロケットと宇宙船の機体には、ワームロゴが描かれる予定となっており、本作のデザインは、このような背景を反映しているのだ。
ケースはブラックの樹脂製で軽量な仕立てである。また、ストラップには、宇宙飛行士のフライトジャケットを思わせるオレンジ、あるいはNASAのユニフォームを思わせるブルーのシリコン製ストラップが組み合わされる。
クォーツ。樹脂ケース(直径40mm、厚さ11mm)。50m防水。1万3750円(税込み)。



