スイスの独立時計ブランド、シンガー・リイマジンより、新コレクション「DUALTRACK(デュアルトラック)」が発表された。本作は、回転する24時間表示ディスクによるデュアルタイム機構に加え、かつてのマッスルカーを思わせるスポーティーかつエレガントな外観を特徴としている。「メリディアングリーン」と「ホライゾンレッド」の2モデルが展開され、いずれも約144時間のパワーリザーブを誇るCal.ST5001を搭載する。

直感的な操作と視認性を極めた、新発想のデュアルタイム
ポルシェ911の再構築で世界的評価を得る、「シンガー・ヴィークル・デザイン」の哲学を背景に持つシンガー・リイマジン。同ブランドは、2025年12月よりオフィス麦野と提携し、日本での正式展開をスタートさせている。

手巻き(Cal.ST5001)。39石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約144時間。SSケース(直径43mm、厚さ15mm)。100m防水。予価550万円(税込み)。

手巻き(Cal.ST5001)。39石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約144時間。SSケース(直径43mm、厚さ15mm)。100m防水。予価550万円(税込み)。
その新コレクションとなる「DUALTRACK(デュアルトラック)」で再考されたのは、タイムゾーンをまたいで活躍する人々のためのデュアルタイム機構だ。ダイアル外周を回転する24時間表示ディスクと、6時位置に配されたレッドのポインターによって、直感的に第2時間帯を把握できるようデザインされている。

さらに、機能の操作も極めてシンプルだ。ケース9時位置に備えられたコレクターボタンは、1回押すごとにダイヤル外周のディスクが1時間進む仕組みとなっており、スムーズなタイムゾーンの切り替えを可能にしている。
ベルベットブラックに仕上げられたダイアルには、同系色のモーターレースを想起させるチェッカーパターンを配置。スポーティーな印象を強めるとともに、視認性を確保している。また、ミニッツトラックがあしらわれた見返し部やダイアル中央部には、サテン仕上げのゴールドパーツを採用。文字盤のブラックや回転ディスク等のカラーとコントラストを成し、パーツひとつひとつの存在感が際立っている。

内部には、自社製ムーブメントの「キャリバー4ソロテンポ」にGMTモジュールを追加した、Cal.ST5001を搭載する。並列に配されたツインバレル、すなわち合計4つの香箱を備えた構造により、安定した動力供給を特徴としており、約144時間というロングパワーリザーブを実現している。また、時間の経過によるトルク低下が最小限に抑えられることで、優れた精度が維持されるというメリットがある。




