ラグジュアリーなフレグランスブランドとして知られるアンリ・ジャックは、自社農園で2025年に収穫した「ローズ ド メ」を用いた限定コレクション「コレクション ドゥ ラトリエ 2025」を発表した。本作は、2023年から続く三部作のフィナーレとなる。いずれも、2025年産のローズ ド メのチェスナッツハニーを思わせるニュアンスやほのかなレザーのような深み、そしてスパイシーなアクセントが余韻に残る香りといった特徴の調香がされている。

2025年に収穫した「ローズ ド メ」を用いた限定セットが発売
アンリ・ジャックは、自社農園で収穫した「ローズ ド メ」を用いた限定コレクション「コレクション ドゥ ラトリエ 2025」を発表した。本作は、2023年から続く三部作のフィナーレにあたり、「ローズ アザフィラ」「ローズ トレ ローズ 2025」「ローズ アランブラ」の3種類がセットとなっている。
ローズ ド メとは“5月のバラ”を意味しており、アンリ・ジャックは、南フランスの自社所有地でローズ ド メを育てる環境を約5年かけて整備した。栽培にあたっては、土壌を有機膜で覆って植物の自然な循環を促したほか、トラクターに代えて農耕馬を使用。農薬の代わりにテントウムシを活用し、収穫もすべて手作業で行っている。このような手間をかけて栽培・収穫されたローズ ド メの魅力を表現するコレクションとして、2023年に「コレクション ドゥ ラトリエ」が誕生している。
2025年産「ローズ ド メ アブソリュート」をベースとする3種類の香水
2025年に収穫したローズ ド メから抽出したアブソリュート(濃縮香料)は、従来のものよりもパウダリーさを抑えた、まろやかな香り立ちが特徴だ。チェスナッツハニーを思わせるニュアンスや、ほのかなレザーのような深みのある香りを備え、かつシナモン、そしてサフランによる温かくスパイシーなアクセントが余韻に残る構成である。そして、このアブソリュートを用いた3種類の香水をセットとしたコレクション ドゥ ラトリエ 2025は、アンリ・ジャックを象徴する「レ・エッセンス」で展開され、同シリーズ最大容量となる30mLのボトルに詰められる。バラ畑を思わせる色彩を取り入れたシリアルナンバー入りの手作りのボックスに収められて、世界限定500セットのみが販売される。

「ローズ アザフィラ」(左)、「ローズ トレ ローズ 2025」(中)、「ローズ アランブラ」(右)。各30ml。世界限定500セット。157万7400円(税込み)。2026年8月26日(水)発売予定。
「ローズ アザフィラ」
ローズ アザフィラは、2025年産ローズ ド メとサフランを組み合わせたフローラル・スパイシーな香りが特徴だ。ダマスクローズとローズ ド メにサフランを重ね、ペッパーを効かせたパチュリとイリスが奥行きを加える。香りのクライマックスには、サンダルウッドとアンバーによる、シルクのようになめらかな余韻が広がる。

トップノート:ローズ・ペッパー
ミドルノート:HJローズ ド メ アブソリュート2025・サフラン・イリス
ベースノート:パチュリ・サンダルウッド・アンバー
30ml。
「ローズ トレ ローズ 2025」
ローズ トレ ローズ 2025は、バラが持つ多彩な美しさへのオマージュとして制作された。ローズ ド メ、ダマスクローズ、ジャスミンを中心に、バイオレットリーフのみずみずしさ、イリスやパチュリ、ベンゾインの温もりを重ねている。さらに、2025年のローズ ド メ アブソリュートの特徴であるチェスナッツハニーやレザー調のニュアンスをウードと組み合わせ、香りに奥行きを与えている。

トップノート: ローズ
ミドルノート:HJローズ ド メ アブソリュート2025・ジャスミン・バイオレットリーフ
ベースノート:ウード・イリス・パチュリ・ベンゾイン
30ml。
「ローズ アランブラ」
ローズ アランブラは、宮殿建築の壮麗さを五感で巡る旅を表現した、フローラル・オリエンタルの香りをテーマとしている。ネロリとマンダリンから始まり、ベルガモットとトルコ産ローズが重なる。ラブダナム、シナモンリーフ、ベチバーがスパイシーでレザーを思わせるアクセントを添え、最後はサンダルウッド、バニラ、ベンゾインが香りに奥行きを生み出している。

トップノート:ネロリ・マンダリン・オレンジ・ベルガモット
ミドルノート:HJローズ ド メ アブソリュート2025・ラブダナム・シナモン・ベチバー・ローズ
ベースノート:サンダルウッド・バニラ・ベンゾイン
30ml。
1975年創業のオートパフューマリーであるアンリ・ジャック
1975年創業のアンリ・ジャックは、およそ半世紀にわたって香水のオーダーメイドブランドとして、顧客のための香りを作り続けてきた歴史を持つ。現在でも、世界各地から集められた貴重で高品質な天然素材を原料として、グラース近郊のラボラトリーで調香師が伝統的な製法によって、ひとつひとつ手作業で香水へと仕立てている。
近年では、パリのモンテーニュ通り2番地にフラッグシップブティックを構え、オーダーメイドで培ってきたノウハウや創造性をもとに、自分だけの香りを見つけられる幅広いラインナップを展開しており、ラグジュアリーな香水ブランドとして知られている。銀座並木通りに日本唯一の直営店を展開している。



