クロノトウキョウはトリプルカレンダーを搭載した「Calendrier Small Batch Release(SBR)」を発表した。本作は、独立時計師・浅岡肇が温めていたサックスブルーのダイアルに、電鋳によるアプライドインデックスを組み合わせたモデルだ。少量生産の特別仕様として、公式ウェブサイトで全世界同時発売された。
サックスブルーで仕立てた、特別な「Calendrier」
クロノトウキョウより、新作「Calendrier Small Batch Release(SBR)」が発表された。本シリーズは、浅岡肇のふとしたアイデアや遊び心を形にしたモデルであり、通常のリリーススケジュールに縛られない特別仕様として少量生産される。公式ウェブサイトにて、全世界同時発売された。

浅岡肇のふとしたアイデアや遊び心を形にしたSBRならではの1本として、色彩だけでなくインデックスの製法にも新たな試みが盛り込まれたモデルだ。自動巻き(Cal.MIYOTA 9122)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径38mm、厚さ11.5mm)。5気圧防水。37万6750円(税込み)。
本作で目を引くのが、中央のストライプ装飾をはじめとする立体的な構造と、サックスブルーで彩られたダイアルだ。この色はCalendrierの前作を製作した際にも候補となっていたものの、最終的にはサーモンピンクが採用されたため、商品化には至らなかった。今回改めて採用するにあたり、多数のサンプルから色を選定。結果として、2025年に発表された「白藍」のダイアルに近い色調となったという。さらにおよそ7分艶の仕上げを施すことで青みに深みを与え、白藍とは異なる表情を生み出している。

柔らかな書体のアラビアン数字インデックスも、本作の特徴だ。当初はサーモンピンクモデルと同様の黒色を想定していたが、サックスブルーとクロームの組み合わせを生かすため、アプライド仕様へ変更している。一般的な打ち抜き加工ではなく、電鋳によって製作することで、浅岡がイメージした繊細な造形を実現した。
Calendrierは、ダイアル上のふたつのインダイアルと6時位置の小窓によるトリプルカレンダー機構を搭載するシリーズであり、本作にもその機能は受け継がれている。3時と9時位置のインダイアルにはそれぞれ月と曜日、6時位置には日付を表示。ステンレススティール製のケースは、直径38mm、厚さ11.5mmのコンパクトなサイズに収められ、風防にはボックスサファイアクリスタルを採用した。


ムーブメントには、シチズン傘下のミヨタが手掛ける自動巻きCal.9122を搭載。ストラップには黒のカーフレザーを組み合わせシックに仕上げた。




