ロジェ・デュブイが「ナイツ オブ ザ ラウンドテーブル」の新作タイムピース「ザ メタモーフ マーリン」を発表した。本作は、『アーサー王伝説』に登場する魔術師“マーリン”をデザインテーマとしており、その変身の力や神話の白鹿、物語の舞台となる「神秘の森」が時計全体で表現されている。世界限定で28本のみが展開される。

「神秘の森」を表現したダイアルと12人の騎士
2013年より展開されているロジェ・デュブイの「ナイツ オブ ザ ラウンドテーブル」は、中世ヨーロッパの騎士道物語『アーサー王伝説』をデザインの着想源とし、その世界観を騎士のミニチュアを用いたダイナミックな意匠で表現してきたコレクションだ。

自動巻き(Cal.RD821)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。18KPGケース(直径45mm、厚さ16.87mm)。3気圧防水。世界限定28本。要価格問い合わせ。
今回発表された新作は、魔術師“マーリン”をテーマとした3部作における、2024年の「全知全能のマーリン」、2025年の「魔術師マーリン」に続く最終章となる。
ダイアルは、第1作目で確立された幾何学的なデザインコードを引き継ぎつつ、マーリンが幾度も姿を変えたとされる神秘の森をイメージしてデザインされている。ランダムな高さを持たせたグリーンCVDコーティングをはじめ、ポリッシュ仕上げのピンクゴールドのパーツ、白金族金属ルテニウムをゆっくりと蒸着・結晶化させたクリスタリウムなどを用いた、57個もの六角形ブロックが精巧に配置されている。これにより、奥行き感と、ポリッシュとクリスタリウムによる素材感のコントラストが際立つ仕上がりとなっている。

特筆すべきは、3部作において初の仕様となる、18Kピンクゴールド製ケースにエングレービングが施されている点だ。ケースやラグの側面に5人の騎士やマーリンの姿が精密に描かれており、ダイアルだけでなく時計全体へとアーサー王伝説の世界観が広がっている。さらにリュウズの両脇には、物語を象徴するアーサー王の剣「聖剣エクスカリバー」をイメージしたガードが配置されている。

内部には、172個の部品で構成される自社製ムーブメントCal.RD821を搭載している。ジュネーブ・シールの認証を受けた同ムーブメントでは、立体的なダイアル構造に合わせた専用設計が行われており、その装飾には14種にも及ぶ技法が駆使されている。また、トランスパレント仕様のケースバックでは、コレクションに共通するメッセージや、立体的な構造のローターを鑑賞できる。




