ボールウォッチ「マーベライト」の耐磁性能が大幅に向上、日本限定モデルも

2018.01.16
「エンジニアⅡ マーベライト ジャパンリミテッド」。自動巻き(BALL Cal.RR1402)。ETA25石、セリタ26石。パワーリザーブ約38時間。2万8800振動。耐磁性8万A/m。耐衝撃性5000Gs。100m防水。SS(直径40mm、厚さ13.15mm)。予価17万円(税別)。日本限定100本。2018年3月発売予定。

 19 世紀にアメリカで“鉄道標準時計”の規定を作り上げたウェブスター・クレイ・ボールが創業した、ボールウォッチ。正確な時間管理にこだわり続けた創業者の想いは本社をスイスに移した現代まで引き継がれている。

 そんなボールウォッチがハイスペックなエントリーモデルとして打ち出しているのが、耐衝撃性と耐磁性に優れた「エンジニア」シリーズだ。そして今春発売される「エンジニアⅡ マーベライト」で、その耐磁性能をさらに高めた。これまで使用してきたパーマロイ製耐磁プレートを、電磁シールドをまとうミューメタル製に変更したことで、4800A/mだった耐磁性能を8万A/mまで引き上げたのだ。強い磁気を発生するパソコンやスマートフォンに囲まれる現代において、この価格でこの性能を備える本モデルは現代のビジネスパーソンにとって心強い存在だろう。

 また画像右側で分かるように、この時計は時分針の先端と11本のインデックスに、夜光性の「マイクロ・ガスライト」を使用する点も特徴的だ。これは内側に蛍光塗料を塗布し、トリチウムガスを密封、互いに作用させ合うことで発光させた小さなガラス管である。これは従来のトリチウムを基材とした夜光塗料と比べ、70倍もの明るさの光度を放ち、10年以上にわたり発光し続ける。

これまでのシリーズはブラック、シルバー、グレー、ブルーの4色を展開してきたが、今回は「エンジニアⅡマーベライト」誕生を記念し、純白の日本限定100本モデルも発表された。タフネスな装着感も、限定モデルのこだわりも、どちらも楽しんでほしい。


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