グランドセイコー「キャリバー9F」より、初のGMT モデル登場

2018.09.03
/
グランドセイコーから、1993年に究極のクオーツを目指して開発された「キャリバー9F」の誕生25周年を記念し、GMT機能を付加した新開発ムーブメントを搭載した数量限定モデル(1機種)を10月に、次いで2機種が2019年1月に、いずれも全国および、海外市場において順次発売される。裏ぶたには、「Caliber 9F 25th Anniversary Since 1993」とシリアルナンバー(No.001/800~800/800)が表記される。(写真左から)
グランドセイコー「Sport Collection キャリバー9F 25 周年記念限定モデル」SBGN001
クオーツ。年差±5秒。SSケース(直径39mm)。チャコールグレーダイヤル×イエローのGMT針。100m防水。370,000円(税別)。世界限定800本。10月12日発売
グランドセイコー「Sport Collection」SBGN003
クオーツ。年差±10秒。SSケース(直径39mm)。ブラックダイヤル×オレンジのGMT針。100m防水。330,000円(税別)。2019年1月12日発売
グランドセイコー「Sport Collection」SBGN005
クオーツ。年差±10秒。SSケース(直径39mm)。ネイビーダイヤル×レッドのGMT針。100m防水。330,000円(税別)。2019年1月12日発売


 印象的なビビッドカラーをまとった特別仕様の数量限定モデル

 1969年に世界に先駆けてクオーツウオッチを発売したセイコーが、グランドセイコー専用機種として世に送り出した究極のクオーツムーブメントが「キャリバー9F」である。従来のクオーツの常識を覆す数々の新機軸が盛り込まれたこのムーブメントは、クオーツでは不可能だった長くて太い針を回せるようにした「ツインパルス制御モーター」に加え、秒針のふらつきを軽減する「バックラッシュ・オートアジャスト機構」や、カレンダーを瞬時に切り替える「瞬間日送り機構」が搭載され、高い精度だけでなく、見やすさと美しさが徹底的に追求された。
 
 新作は、誕生から25 年を経て、初めてGMT機能を備えた新キャリバー「9F86」を搭載している。GMT機能の特長である、時間帯の異なるもう1つの地域の時刻に切り替える際に、時計を止めずに時針のみを修正する、時針単独の時差修正機能により、クオーツウオッチの高い精度を失うことなく、時差を修正することが出来る。

Contact info: セイコーウオッチ お客様相談室  Tel.0120-061-012