ボールウォッチ【2021 新作】レイルロードウォッチの伝統的意匠が蘇る「トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年」

NEWSニュース
2021.05.13

堅牢かつ高い信頼性のプラクティカルな機械式時計を展開するボール ウォッチは、ボール ウォッチの生みの親がアメリカの鉄道黎明期に安全な運行を促す高精度な鉄道時計の検査システムを構築してから、130年というアニバーサリーに捧げる「トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年」を発表した。本機は本数限定の特別仕様で、2021年6月より、全国の正規販売店で販売を開始する。

また、素晴らしいニュースが3つも発表された。
今年のボールウォッチは時計好きの注目を集める最右翼になりそうだ。
1)今年から発売するモデルはすべて「COSCムーブメント」搭載へ
2)素材のアップグレード(316Lから904Lへ、G2チタンからG5へ)
3)新開発の自社キャリバーには、シリコン製ヒゲゼンマイ+UV-LIGA脱進機を初採用

トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年

 19世紀のアメリカの時計産業ならびに鉄道業界において、高精度な時計の代名詞として知られた“ボール・スタンダード”。
2021年は、ボール ウォッチの創業者であるウェブスター・クレイ・ボールが広大なアメリカ大陸を支配した鉄道網を管理・運行する厳格なルールと基準の礎を築き上げてから、ちょうど130年にあたる。その類まれなるレガシーとブランド・アイデンティティを次世代に遺すべく、20世紀初頭のボール ウォッチ製ヴィンテージ懐中時計に着想を得た、クラシカルかつエレガントな新作腕時計「トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年」をリリースするに至った。

  • トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年

    ホワイトエナメル文字盤

  • トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年

    14個の自発光マイクロ・ガスライト

  • トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年

    BALL製ヴィンテージ懐中時計

  • トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年

    伝統的なモンゴメリー・ダイアルデザイン

  • トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年

    ケース左サイド

  • シースルーバックだが耐磁性は4,800A/m

トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年トレインマスター レイルロード スタンダード 130周年
/
ボールウォッチ「トレインマスター レイルロード スタンダード 130」
自動巻き(Cal.RR1105-C)。25石。2万8800振動/時。COSC認定クロノメーター。SS(直径40mm、厚さ12mm)。耐衝撃性:5,000Gs (高さ1.0mから自由落下にて木の床に落とした時に受ける衝撃と同等の衝撃テストを実施)。耐磁性:4,800A/m。パワーリザーブ約42時間。30m防水。世界限定999本。28万6000円(税込予価)。


文字盤はホワイトエナメル

 ダイアルはホワイトエナメル製で、伝統的なモンゴメリー・ダイアルデザインを踏襲。この意匠は20世紀初頭にアメリカの鉄道時計用に発明されたもので、大きくはふたつの特徴を備えている。

モンゴメリー・ダイアルの特徴①

 文字盤外周の分の数字がすべて上を向いているのは、確実な時刻の読み取りを助けるためのデザインだ。ポケットから取り出した際の視認性はもちろん、鉄道の運転席などに固定した場合においてもスムーズに読み取れる。

モンゴメリー・ダイアルの特徴②

 5分毎の外周ナンバーが、他の分の数字よりもひと回り大きい理由は、時刻の読み違いを低減させる工夫といえよう。本機は、5 分毎の外周ナンバーが大きいのに加え、目立つ赤字で記されており、すぐ内側に自発光マイクロ・ガスライトを設置することでより優れた判読効果が得られた。6 時位置にはスモールセコンドを配し、その短い針は時分針と同じブルーカラーに仕上げたポアレ・ロスコフ針を採用している。そのほかにも、アラビア数字インデックスの7 が「BALL & Co」を模った個性的なフォントに、9 時位置にシリアルナンバーをあしらうなど、文字盤上にスペシャルピースらしいこだわりが施されている。


羊の革を被った狼

永続的なトラディショナルを象徴する本機の外装は、直径40 mmのシンプルなケースとクラシカルなタイプのブレスレットから構成されている。このラウンドケースにCOSC 認定クロノメーターの「キャリバーRR1105-C」を搭載し、シースルーバックからはその精緻な作りのムーブメントを鑑賞可能。ボール ウォッチコレクションの特徴である衝撃性(5,000Gs)や耐磁性(4,800A/m)も備えており、古典的な外観ながら現在の使用に耐えるスペックの機械式時計となっている。


Contact info: ボール ウォッチ・ジャパン Tel.03-3221-7807
https://www.ballwatch.co.jp/


編集部の勝手に討論会〜ボール ウォッチの国内新展開シリーズ「ロードスター マリン GMT」〜

https://www.webchronos.net/features/58049/
使用感が大幅にアップした、ボール ウォッチのオンライン ブティックがオープン

https://www.webchronos.net/news/58102/
ボール ウォッチの2020新作「ロードマスター ワールドタイム」

https://www.webchronos.net/news/44969/