1935年発表のモデルをオリジナルとする新作パイロットウォッチ「ロンジン パイロット マジェテック」

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2023.02.22

パイロットウォッチのパイオニアとして知られるロンジンは、1935年発表のモデルをルーツに、デザイン性と機能性を進化させたパイロットウォッチ「ロンジン パイロット マジェテック」を2月22日(水)のオンライン販売を皮切りにロンジン直営店および全国のロンジン正規販売店にて販売を開始する。ロンジン パイロット マジェテックの最大の特徴は、初代モデルが起源のクッション型ケースと双方向回転フルーテッドベゼルだ。

ロンジン パイロット マジェテック

陸・海・空のパイオニアたちと挑戦を共にし、時代を牽引する時計を開発してきたロンジンは、現在に至るまで一貫して創業の地に本社を構え、長い歴史に裏打ちされた豊かな歴史的遺産と最先端技術を融合したタイムピースを世に送りだしてきた。2023年、歴史的なアイコンモデルのDNAを継承するパイロットウォッチが、新作「ロンジン パイロット マジェテック」として復活する。


ロンジン パイロット マジェテック

  • ロンジン パイロット マジェテック

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ルーツとなる初代モデルは飛行士のために開発され、そのタフさ、正確さ、見やすさ、そして信頼性を求める多くの人々を魅了してきた。特徴は大きくカーブした「クッション型ケース」と、スタート時刻を表示するマーカー付き「回転ベゼル」。この個性的な「クッション型ケース」のデザインは、1935年4月1日にスイス・ベルンの国際工業所有権機関に登録されている。

「ロンジン パイロット マジェテック」は、デザイン面、機能面共に大きく進化。最大の特徴は、1935年モデルの系譜を継ぐ「クッション型のステンレススティールケース」と「双方向回転フルーテッドベゼル」だ。

「クッション型のステンレススティールケース」は、オリジナルより緩やかなカーブを採用。ケースのカーブ以外にも、直径43mmのケースサイズ、より丸みを加えたラグなど、デザインにトレンドを反映すると共に、抜群の付け心地を実現。ベージュのトップステッチをサイドに施したブラウンのレザーストラップと、リサイクル素材のポリエステルファイバーを使用したNATO タイプストラップもラインナップ。9 時位置のケース外側には、初代モデルが誕生した年「1935」を刻む記念プレートが施された。

ロンジン パイロット マジェテック

ロンジン パイロット マジェテック
自動巻き(Cal.L893.6)。26石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。COSC認定クロノメーター。SS(直径43mm、厚さ13.3mm)。10気圧防水。55万円(税込み)。※ストラップ交換ツール付属 ※初回:スペシャルBOX入り。

ロンジン パイロット マジェテック

ロンジン パイロット マジェテック
自動巻き(Cal.L893.6)。26石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。COSC認定クロノメーター。SS(直径43mm、厚さ13.3mm)。10気圧防水。ベージュのステッチ付きブランレザーストラップ。55万円(税込み)。※ストラップ交換ツール付属 ※初回:スペシャルBOX入り。

 ケースの外側に備え付けられた「双方向回転フルーテッドベゼル」は、内側の夜光塗料付トライアングルマーカー<スタート時刻表示>と連動して動くと同時に、10気圧防水を実現。このトライアングルマーカーを風防のサファイアクリスタルと文字盤との間に配置。サファイアガラスを固定し、フルーテッド回転ベゼルとマーカーのみを回転させることで、ケースの防水性能に寄与している。

 ステンレススティール素材のケースは、特許のギア機構を搭載し、ねじ止め式のケースバックを備えている。耐磁性シリコン製ヒゲゼンマイを用い、約72時間パワーリザーブを誇るロンジン エクスクルーシブキャリバー「L893.6」を搭載。独立管理機関であるスイス公式クロノメーター検定機関COSC より、時計ヘッド全体がクロノメーター認定を取得している。

ロンジン パイロット マジェテック

 パイロットウォッチの象徴的な特性を備えるのも「ロンジン パイロット マジェテック」の魅力だ。視認性に優れたマットブラックの文字盤、オールドラジウムカラーのスーパールミノバ®を塗布したアラビア数字、レイルロードのミニッツマーカー、オールドラジウムカラーのバトン針には蓄光塗料を施し、夜間にも優れた視認性を発揮する。文字盤6時位置に配したスモールセコンドダイアルは、フルーテッド回転ベゼルと共にパイロットウォッチならではの機能美だ。独自の個性を放ちながら、パイロットウォッチとして細部までバランスを図ったタイムピースである。

ロンジンのムーブメント

 数世紀にわたり時計製造技術において先駆者としての役割を果たしてきたロンジン。現代に至るまで重ね続けてきた革新と卓越性の追求の中から生まれたシリコン製ヒゲゼンマイ自動巻きムーブメントは、軽量かつ耐腐食性に優れ、温度や磁気の影響も受けにくい特性がある。ロンジンはシリコン製ヒゲゼンマイムーブメントを搭載したすべてのモデルに5年間の保証を提供している。

1世紀にわたる回転ベゼル開発のノウハウ

ロンジン アビエーションカウンター

1920年代前半、ロンジンは回転ベゼルを搭載した最初の「アビエーションカウンター」を製作。

ロンジンは技術開発を続け、1930年代以降、シンプルな回転移動式ベゼルと夜行塗料付きのムービングアワーメーカー(12時の位置)を搭載した航空機用ウォッチを開発。その機能は、ミッションの正確な出発時刻を記録するための基準点、またはコース変更に伴うフライトの時間を図るためであり、アワーマーカーと分針またはテイクオフタイム針をあわせることで実現された。視認性が高く、迅速かつ簡単に調整を行うことができた。

ロンジン ムービングアワーメーカー

ロンジン コックピット時計

ロンジンは、時・分のダブル表示、夜光塗料付き回転ベゼルの搭載機材をさまざまなバージョンで開発。当時の多くのコックピットのダッシュボードに搭載された。

ルーツとなったロンジン Ref.3582

ロンジン ref.3582

 チェコスロバキア軍からのオーダーを受け、ロンジンRef.3582を製作。このモデルは、回転ベゼルに夜行塗料付きのムービングアワーメーカーをつけるなど、緻密なスペックを実現。“Majetek Vojenske Spravy”(チェコスロバキア軍の所有物という意味)という言葉が施され、陸軍の飛行隊員に供給された。

 キャリバーの異なる、いくつかのシリーズが製作され、1939年から45年の戦争の間、約1,700機の戦闘員に装備された。ロンジン Ref.3582のクッション型のユニークなケースデザインは、1935年4月1日にスイス・ベルンの国際工業所有権機関に登録された。


Contact info: ロンジン  Tel:03-6254-7350


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