ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2022の傑作 ランキング10

FEATURE時計ランキング
2022.07.25

3位 チューダー/ブラックベイ プロ

49point / 5persons

ブラックベイ プロ
Photo:「ブラックベイ プロ」。自動巻き。SS。45万5400円(税込み)。(問)日本ロレックス/チューダー Tel.0120-929-570

●「もうズルい!」としか言いようがない。元ネタがあのモデルであることは時計好きなら誰でも分かるが、文句なしにカッコよく、価格もリーズナブル。39mmというケース径も絶妙である。(名畑)

2位 パテック フィリップ/年次カレンダー・トラベルタイム 5326

52point / 3persons

年次カレンダー・トラベルタイム 5326
Photo:「年次カレンダー・トラベルタイム」5326。自動巻き。18KWG。888万8000円(税込み)。(問)パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター Tel.03-3255-8109

●明らかに若い世代を意識したカラトラバ。極めてよく出来たケースや文字盤に、かつてのRef.5000を思わせるアラビア数字インデックスを備えている。年次カレンダーとトラベルタイム機能の組み合わせは実用性にも優れる。問題は入手できないこと、のみ。(広田)

●ブランドのふたつの特色、トラベルタイムと年次カレンダーを見事に融合。ネオヴィンテージの味わい深いデザインも秀逸だ(。菅原)

1位 グランドセイコー/Kodo コンスタントフォース・トゥールビヨン SLGT003

86point / 5persons

Kodo コンスタントフォース・トゥールビヨン SLGT003
Photo:「Kodo コンスタントフォース・トゥールビヨン」SLGT003。手巻き。Pt950×ブリリアントハードチタンケース。4400万円(税込み)。(問)グランドセイコー専用ダイヤル Tel.0120-302-617

●2020年発表のコンセプトムーブメント「T0 コンスタントフォース・トゥールビヨン」で世界の度肝を抜いたグランドセイコー。そこから全面改良したCal.9ST1を搭載したのが本作。ブランド初の複雑時計としてはパンチあり過ぎ。それでいて10気圧防水と実用性を重視しているのが実に同ブランドらしい。(安藤)

●ウォッチズ&ワンダーズ初参加であり、名実ともに“世界のGS”となった第1歩を記したモデル。それだけでも価値があるし、高度な機構も美しい。(篠田)