フランク ミュラー譲りの曲線美に注目!ロベルト・カヴァリの“完成度”を見よ

2022.12.23

ファッションデザイナーのロベルト・カヴァリが時計の製造に乗り出したのは2011年のこと。しかも、同社は単に名前を付けた時計を作るのではなく、パートナーにフランク ミュラーを選んだ。理由は、フランク ミュラーの持つ複雑なケースを作るノウハウを用いるため。それから10年以上を経て、両社のコラボレーションは、まったく新しい方向に向かいつつある。フランク ミュラー譲りの曲線美を持つ、日本限定モデルの登場だ。

RVIG207
自動巻き(Cal.SW200)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS(縦46mm×横40mm)。50m防水。20万6250円(ゴールドIPメッキモデルは20万7900円)(税込み)。
吉江正倫:写真 Photographs by Masanori Yoshie
広田雅将(クロノス日本版):文 Text by Masayuki Hirota(Chronos Japan)


roberto cavalli
BY FRANCK MULLER

 フランク ミュラーの強みはプレス加工で複雑なケースを作れる点にある。同社がトノウカーベックスケースの量産に成功した理由だ。

 その造形を思わせるのが日本限定のRVIG207。フランク ミュラーほどの立体感は備えていないが、リュウズガードを一体成形したケースからはそのノウハウが感じられる。

 ケースカラーはシルバーとゴールドの2種類。そして文字盤カラーは4種類、インデックスは7種類もある。文字盤からはあえて表記が省かれているが、すべてスイスメイドである。

本作が価格以上のものに見える理由のひとつが、ポリッシュラッカー仕上げの文字盤だ。文字盤全体を平たく成形することで、植字のインデックスは歪みなく据え付けられている。また、写真が示すとおり、印字の発色も良好だ。

ステンレススティール製の定革には、ロベルト・カヴァリならではの模様が施されている。これもまた、フランク ミュラーグループの得意とするプレス加工によるもの。メリハリのあるディテールが本作の大きな特徴である。



Contact info: ミスズ Tel.03-3247-5585


オーデマ ピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」、クリエーションの秘密

https://www.webchronos.net/watchaddict/88329/
カルティエの原点「サントス」最進化形

https://www.webchronos.net/watchaddict/88313/
ショパール「L.U.C コレクション」旅を楽しむフリークエントトラベラーの選択

https://www.webchronos.net/watchaddict/88415/