キングセイコー「VANAC(バナック)」では初めての採用となるチタンをケースとブレスレットに使ったモデルが登場する。発売に際して、キングセイコー VANACのデザインコンセプトである“Tokyo Horizon”を基に、東京の高速道路を駆け抜ける疾走感を表現したパープル、グレー、ブラックの3つの文字盤カラーが用意される。

チタン製ケースとブレスレットを備えたキングセイコーが登場
セイコーは、キングセイコー「VANAC(バナック)」初のチタン製モデルを、3つの文字盤バリエーションと共に発表した。キングセイコー VANACは、1970年代に製造された「VANAC」の持つ、多面カットの風防やエッジの効いたケース形状から着想を得つつ、“Tokyo Horizon”をデザインコンセプトとしたコレクションである。文字盤には水平線(Horizon)を表現するように水平方向のラインが施され、ケースデザインやブレスレットデザインにも水平ラインが取り入れられている。また、ケースは面を広く取った多面カットが特徴で、直径41mmとインパクトのある外観となっている。

自動巻き(Cal.8L45)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。Tiケース(直径41.0mm、厚さ14.3mm)。10気圧防水。各47万3000円(税込み)。2026年7月10日(金)発売予定。
発表された新作は、キングセイコー VANACでは初となるチタン製モデルとなる。キングセイコー VANACのアイコニックなシルエットをチタンで表現し、チタン特有の落ち着いたグレーの色調をデザインに取り入れながら、広範囲にわたる鏡面仕上げと、アクセントとなる部分にヘアライン仕上げを施す。この仕上げにより、エッジの効いた存在感のあるケースは、光を受けるたびに手元で輝き、存在感を放つデザインとなっている。ステンレススティールよりも約40%軽いチタン製としたことで軽量な仕立てとなっており、軽快で快適な着用感を実現している。

文字盤はいずれも、東京の都市機能を支える高速道路と、そこを走る車両のスピード感から着想を得たデザインとなっている。キングセイコー VANACのアイコンである水平ラインと、中央から放射状に広がるパターンを組み合わせることで、高速道路を駆け抜け、広大な地平線へと向かう時に感じる疾走感を表現している。
文字盤カラーには、ドライバーの目に映る情景から、「薄明の静かなる地平線」から着想を得たパープル、「無機質で都会的な高速道路の構造美」を表現したグレー、「東京の夜を車が駆け抜けるときの疾風」をイメージしたブラックの3色が採用されている。

搭載されるムーブメントは自動巻きのCal.8L45である。主ゼンマイの形状や設計を改良して出力するエネルギーを安定化させ、組み立て時に厳密な精度調整を行うことで、約72時間の実用的なパワーリザーブと、安定した精度となる、日差+10秒から-5秒を両立している。



