ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2026において、ノモス グラスヒュッテは「クラブ・スポーツ ネオマティック ワールドタイマー」と「タンジェント ネオマティック アップデイト」を発表した。ひとつは人気シリーズの最新作、もうひとつは新サイズの登場とあって、派手さはないものの、時計愛好家から大きな注目を浴びている。

Text by Kento Nii
[2026年4月20日公開記事]
2026年5月16日更新
クラブ・スポーツ ネオマティック ワールドタイマー
スポーティなワールドタイマーウォッチ「クラブ・スポーツ ネオマティック ワールドタイマー」に、新バリエーションが追加された。2025年の発売以来、高い人気を集めている本コレクションだが、2026年2月末にはその卓越したプロダクトデザインが評価され、「iFデザインアワード2026」を受賞している。

自動巻き(Cal.DUW 3202)。37石。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径40mm、厚さ9.9mm)。10気圧防水。77万2200円(税込み)。
本作では、新たに光沢を抑えたホワイトシルバー仕上げのダイアルが採用された。合わせて時分針やサブダイアルの針のスーパールミノバが白く彩られており、鮮やかな色彩を持つ従来作と比べ、いっそうクリアで洗練された印象に仕上げられている。
ワールドタイムの仕様は、過去作と同様だ。ダイアル外周のリングには24の都市名が配されており、2時位置のプッシャーを操作することで、時針と連動して1時間ずつ進めることができる。加えて、3時位置のインダイアルでは24時間表示でホームタイムが示され、異なるタイムゾーンを直感的に把握できる仕様となっている。

ケース直径は40mmで、自社製の薄型ムーブメントCal.DUW 3202の搭載によって、全体の厚みは9.9mmにまで抑えられている。また、ケースバックはトランスパレント仕様であり、テンパーブルーのスクリューをはじめとする伝統的な装飾を見ることができる。

タンジェント ネオマティック 38 アップデイト
本作は、2018年にGPHG(ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ)で「チャレンジウォッチ賞」を受賞した、「タンジェント ネオマティック アップデイト」の新サイズにあたる。これらのタイムピースにおけるトピックは、特許取得の「アップデイト」と呼ばれる日付表示機構の搭載だ。ダイアル外周に配された日付スケールと、開口部から覗く赤いマーカーによって日付が表示される機構であり、1カ月の流れを直感的に把握できる視認性の高さを実現している。
自動巻き(Cal.DUW6101)。42石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ7.4mm)。5気圧防水。67万1000円(税込み)。
自動巻き(Cal.DUW6101)。42石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ7.4mm)。5気圧防水。67万1000円(税込み)。
ケースは、幅広いニーズに対応する汎用的なサイズである、直径38.5mmを採用。バリエーションは、実用的なステンレススチールモデルと、華やかな18Kイエローゴールドモデルの2型4種が用意された。
自動巻き(Cal.DUW6101)。42石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。18KYGケース(直径38.5mm、厚さ7.4mm)。3気圧防水。255万6400円(税込み)。
自動巻き(Cal.DUW6101)。42石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。18KYGケース(直径38.5mm、厚さ7.4mm)。3気圧防水。255万6400円(税込み)。
ステンレススチールモデルには、クラシックなホワイトシルバーに加え、シックなフォレストグリーンカラーがラインナップ。このグリーンカラーは、レギュラーモデルとして初めての採用となる。一方、シリーズ初となる18Kゴールドモデルでは、異なる針の仕様が用意されており、ブルースチール針と、エレガントなゴールド針の2種が登場している。


内部には、薄型設計の自社製自動巻きムーブメント、Cal.DUW6101を搭載する。約50時間のパワーリザーブを有しており、自社開発の調速脱進機「ノモススウィングシステム」を備えている点が特徴となる。また、6姿勢での微調整が施されており、実用時計としての高い信頼性が担保されている。





