パネライの「サブマーシブル」コレクションより、新作モデル「サブマーシブル GMT」Ref.PAM01495が登場した。大胆にスケルトナイズされたCal.P.4001/Sを内蔵しつつ、判読性や耐久性といった、ダイバーズウォッチに不可欠な機能性を追求したプロフェッショナル志向の1本である。2026年5月より、パネライ ブティック限定で販売されている。

スケルトン仕様と軽やかなパッケージング、確かな耐久性を実現
パネライは「サブマーシブル」コレクションの新作GMTウォッチとして、「サブマーシブル GMT」Ref.PAM01495を発売した。イタリア海軍のための計器を製造してきた同ブランドは、失敗が許されない環境下でも確かな性能を発揮する、プロフェッショナル仕様のタイムピースを開発してきた歴史を持つ。本作もまた、大胆なスケルトン仕様を取り入れつつも、優れた視認性と耐久性を誇るツールウォッチに仕上がっている。

ブラックのバイマテリアル製スペアストラップが付属する。同梱のドライバーによってそれぞれの交換が可能だ。自動巻き(Cal.P.4001/S)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。チタンDMLSケース(直径47.0mm)。50気圧防水。749万1000円(税込み)。パネライ ブティック限定。
ダイアルからのぞくムーブメントは、341個のパーツからなるCal.P.4001/Sだ。全面がブラックで仕上げられており、海洋環境で広く使われるブイやセーリングレガッタを思わせる、オレンジのGMT針の存在を際立たせている。また、オープンワークに加え、船舶を固定する堅牢なネットから着想を得たグリッドデザインがあしらわれ、ブランドと海洋との深い関わりがオマージュされている。

本ムーブメントで特筆すべきは、特許を取得した偏光日付システムを搭載している点である。この日付表示は一般的なものとは異なる透明ディスクが使用されており、3時位置のポラライズドデイトウィンドウ越しでのみ、日付が表示される仕組みとなっているのだ。これにより、ムーブメントの精緻な機構を、いっそう広々と観賞できるようになっている。
ちなみに、本機が有するGMT機能は、特許取得済みのGMTスプリングにより、リュウズ操作でローカルタイム針を1時間単位でジャンプさせることができる。さらに、リュウズを引くと秒針がゼロ位置に戻るセコンドリセット機能も備えており、時刻合わせも容易に行うことが可能だ。
チタン製ケースは、「DMLS(直接金属レーザー焼結)」技術によって、直径47mmという大ぶりなサイズに成形されている。このDMLSは、粉状のグレード5チタンをレーザーで焼結して層を形成する3Dプリント技術である。これにより、内部に空洞を持たせつつケースが一体成形されており、標準的なチタン製あるいはステレンス製ケースと比べて軽量でありながら、50気圧防水をはじめとする卓越した耐久性を実現している。

なお、本作の優れた防水性は、パネライの「ラボラトリオ ディ イデー」による品質管理のもと、50気圧に25%の安全係数を加えた水圧テストによって保証されている。さらに、時計を加熱したのちにサファイアクリスタルに冷水を滴下する手法によって、内部に湿気がないことも証明済みである。




