ティソは、イタリアの高性能自転車メーカー・ピナレロとのコラボレーションウォッチ「ティソ ピナレロ スペシャルエディション」を発表した。新設計のフォージドカーボン製ケースを採用する本作は、ピナレロの自転車製造にまつわるディテールを盛り込んだ、ライディングスピリットを体現する1本に仕上がっている。

レーシングDNAを体現する特別デザインのタイムピース
長年にわたり、自転車競技の公式タイムキーパーを務めてきたティソは、イタリアに本拠を置く名門自転車メーカー、ピナレロとのコラボレーションモデルを披露した。両ブランドに共通する哲学である「精密さ」「技術的なクラフツマンシップ」「絶え間ない進化の追求」の表現に向けて、一から設計された特別なタイムピースである。

自動巻き(Cal.C07.611/パワーマティック 80)。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。フォージドカーボン製ケース(直径42.0mm、厚さ12.15mm)。10気圧防水。24万7500円(税込み)。
本作で特筆すべきは、ティソの通常モデルでは見られない、左右非対称のシルエットを採用している点だ。10時位置付近のくびれに合わせてリュウズが配置されており、手首のアクティブな動きを妨げない仕様となっている。また、ケース素材には、自転車の高性能フレームにも使用されるフォージドカーボンが使用されており、激しいライディングに好適な軽やかさと耐久性を備えた。

ボックス型のサファイアクリスタル風防越しに見える、グレイン仕上げのグレーダイアルは、競技の舞台となるアスファルトの路面をイメージしたものである。加えて、ダイアル外周には、盛り上がったような独特の形状を持つ二重インナーリングが組み合わされており、ふたつのミニッツトラックを持つ力強い表情に仕上げられた。

内部には、COSC認定を取得したCal.C07.611(パワーマティック 80)を搭載する。約80時間のパワーリザーブを有するだけでなく、ニヴァクロン™製ヒゲゼンマイの採用によって、温度変化や磁力への耐性を備えたムーブメントである。トランスパレントバックからは、その駆動やローターの回転を観察することが可能だ。
また本作には、インターチェンジャブルシステムを備えた2種類のストラップが付属する。アクティブなシーンに適した高性能テクニカルストラップと、イタリア製のハンドメイドレザーストラップが同梱され、着用シーンやその日の気分に合わせて、工具不要で交換できるようになっている。
今回のコラボレーションに際し、ピナレロ取締役会会長のファウスト・ピナレロは、「ティソのクラフツマンシップを通じて、ピナレロのアイデンティティーが表現されたことを大変うれしく思います。このタイムピースには、素材、ライン、そして個性といった私たちのデザイン哲学が、ピナレロのルーツ、そして私たちが生み出すバイクとのつながりを忠実に保ちながら、手元で体現されています」と語っている。
また、ティソのCEO、シルヴァン・ドラは、「ティソは、自転車競技における公式タイムキーパーとして、このスポーツを象徴する数々の名場面を計測してきました。一方、ピナレロは、卓越したバイクづくりを通じてパフォーマンスの可能性を押し広げ続ける、真のエクセレンスを体現するブランドです。そんな両者の世界観が交わり、唯一無二のものを生み出すコラボレーションへと発展したことは、ごく自然な流れでした。そして、その成果を私たちは非常に誇りに思っています」とコメントを残した。



