デコールセイコーより、新作「シュプリゲンクロック『翔(しょう)』」が発表された。本作は、金工作家・宮田亮平の鋳造作品と、スケルトン仕様のクォーツムーブメントを組み合わせた置き時計であり、宮田の「シュプリゲン」シリーズを象徴するイルカがあしらわれている。
宮田亮平の「シュプリゲン」シリーズが、置き時計として限定発売
セイコーの手掛けるクロックの最高峰ブランド、デコールセイコーより、「シュプリゲンクロック『翔(しょう)』」が発表された。本作は、金工作家である宮田亮平の鋳造作品に、スケルトン仕様のクォーツムーブメントを組み合わせた置き時計である。シュプリゲンは、ドイツ語で“飛翔”を意味する。

金工作家である宮田亮平の鋳造作品とスケルトンムーブメントを組み合わせた、デコールセイコーの新作。ムーブメントの最終組み立ては、セイコーウオッチの熟練技師が行う。クォーツ。アルミケース(高さ556×幅284×奥行き170mm)。日本限定10台。330万円(税込み)。2026年10月9日(金)発売予定。
ムーブメントを囲むのは、宮田の「シュプリゲン」シリーズを象徴する大海原を翔ける3頭のイルカ。ダイナミックな水のしぶきとともに、生命の躍動と未来へ向かう飛翔のイメージを具現化している。豊かな解釈の余地を残した造形によって、イルカは家族にも仲間にも見え、鑑賞者によって異なる物語を描くことができる。

本作は、原型の制作から、鋳造後の組立、彩色、加飾仕上げまで、すべての工程を宮田の手によって施されている。複雑な色味は、蒔絵技法によって実現したものであり、純金箔、青金箔、銀箔、色箔といった多彩な箔材を使い分けることによって、波の美しさと輝きを表現している。本体下部には、宮田の作品であることを示すサインが彫り込まれている。総重量は約8.6kgにも及び、台座には黒御影石が使用されている。

一直線に並んだ輪列を備えたムーブメントからは、クォーツの正確さとメカニカルな意匠を楽しむことができる。ドーフィン型の時分針とスモールセコンドのゆったりとした時間を作り出し、外周に配されたローマ数字インデックスが上品な印象を添える。動力源は単3形アルカリ乾電池1本であり、電池寿命は約3年間だ。国内限定10台のみが製造され、2026年10月9日(金)に発売される予定である。




