グランドセイコーの「エボリューション9 コレクション スプリングドライブ U.F.A. モデル SLGB003」が、2026年度「レッドドット・デザイン賞」のプロダクトデザイン部門において、最高賞である「Best of the Best」を受賞した。洗練された職人技と自然に根差した美しさが評価された。
日本の美意識と時計製造技術が融合した最新モデルが最高賞を受賞!
グランドセイコーの「エボリューション9 コレクション スプリングドライブ U.F.A. モデル SLGB003」が、2026年度「レッドドット・デザイン賞」のプロダクトデザイン部門において、最高賞「Best of the Best」を受賞した。1955年から続くレッドドット・デザイン賞は、ドイツ・エッセンを拠点とするノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する世界的に権威あるデザイン賞であり、52のカテゴリーから構成されている。デザインの革新性、人間工学、機能性、耐久性、エコロジーなど9つの基準から審査され、今回グランドセイコーが獲得した「Best of the Best」は、その最高賞にあたる。

2025年新作として発表された高精度スプリングドライブモデル。「エボリューション9スタイル」にのっとった、直径37mmのコンパクトなケースを採用している。自動巻きスプリングドライブ(Cal.9RB2)。34石。パワーリザーブ約72時間。ブライトチタンケース(直径37mm、厚さ11.4mm)。10気圧防水。151万8000円(税込み)。
受賞したSLGB003は、2025年に発表された高精度なスプリングドライブモデルだ。ゼンマイ駆動式の腕時計として世界最高とされる年差±20秒を誇るCal.9RB2を搭載し、6時位置にはそのことを示すU.F.A.(Ultra Fine Accuracy)の文字が配されている。
独自のデザイン文法「エボリューション9スタイル」にのっとった直径37mmのコンパクトなケースと、微調整機構を備えたブレスレットには、軽量かつ耐食性、耐傷性に優れたブライトチタンが採用され、装着性にも配慮されている。ダイアルに施されているのは、グランドセイコーのスプリングドライブモデルの製造拠点であるセイコーエプソン塩尻事業所内「信州 時の匠工房」の近域で厳冬期に現れる樹氷林をモチーフとした、型打ち模様とカラーリングだ。

審査員からのコメントは次の通り。「日本の美意識に根差したこの腕時計は、ザラツ研磨による鏡面仕上げとヘアライン仕上げの交錯によって、光と陰のバランスを表現しています。冬の森から着想を得たダイヤルは、層を成して詩的な奥行きを生み出し、搭載された小型のスプリングドライブ・ムーブメント「キャリバー9RB2」が卓越した精度を実現します。これらの要素が一体となり、グランドセイコー エボリューション9 コレクション スプリングドライブ U.F.A. SLGB003ならではの、洗練された職人技と自然に根ざした美しさが表現されています」

担当デザイナーからは、「『異次元の高精度』という機能的価値を、スペックだけでなく外観からも感じ取れるデザインを目指しました。そのためには、小型サイズへの挑戦は自然なアプローチでした。各部品の加工精度や仕上げ精度を追い込むことで、質感や機能性を担保しながら、ケース自体の小型化と薄型化を両立させています。また、多層仕上げによって奥行きある表情を生む特徴的なダイヤルパターンは、工房近くの霧ヶ峰高原に広がる樹氷林に着想を得ています。樹氷林の静謐で精緻な世界観を表現しており、高精度と無音運針を特徴とするスプリングドライブU.F.A.の独自の価値の体現を試みました」として、高精度ムーブメントとデザインとの調和を目指したことがコメントされた。




