アレックス・ラミレスの愛用時計はテンデンス! “ラミちゃん”が選んだおっきな個性派ウォッチ

横浜DeNAベイスターズの監督を2020年に退任、“ラミちゃん”の愛称で幅広い世代に親しまれるアレックス・ラミレス。外国出身選手として史上初めて名球会入りを果たし、右打者としては史上初のシーズン200安打を記録するなど、現役時代には数々の輝かしい成績を残した。退任後もYouTube配信やタレント活動、野球解説者として精力的に活動を続ける、ラミレスが着用するスイス生まれのデザインウォッチに注目した。

ラミレス

2020年11月14日、YouTube「ラミちゃんねる」を開設したラミレス。2026年8月現在で698本の動画がアップされ、チャンネル登録者数は25.2万人にのぼる。
写真:長田洋平/アフロスポーツ
文:沼本有佳子
Text by Yukaco Numamoto
編集:土田貴史
Edited by Takashi Tsuchida
[2026年8月30日掲載記事]

登録者数25.2万人! すっかりYouTuberに転身した“ラミちゃん”

 2020年11月14日、横浜DeNAベイスターズ監督として指揮を執った最終戦——対巨人戦を5-4の逆転サヨナラ勝ちで飾った、まさにその日に、ラミレスは公式YouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」の開設を発表した。この年、チームはセ・リーグ4位に終わったものの、就任からの4年間で3度のAクラス入りを果たしている。「こんにちは、ラミちゃんです。これまで選手、そして監督としての野球人生を支えていただき、ありがとうございました」と感謝を伝えたラミレスは、続けて「皆さんにハッピーになってもらいたいという思いを込めて、この度新しいチャレンジとしてYouTubeチャンネルを開設しました。お楽しみに。応援よろしくお願いします。よろこんでー、ゲッツ」と、持ち前のユーモアを交えながら新たな1歩を踏み出した。

 番組開設から、まもなく丸6年。野球解説はもちろん、プライベートや家族との交流、自ら経営するトレーニングジムでの様子、ダウン症の子どもたちを支援する社会活動など、その発信内容は多岐にわたる。野球人としての顔だけでなく、ひとりの人間としてのラミレスの姿を伝え続けている点も、チャンネルの大きな魅力だ。


ヤクルト→巨人→DeNAで大活躍した現役時代

 ヤクルトスワローズ、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズで長年にわたり活躍したアレックス・ラミレス。外国出身選手として史上初めてNPB通算2000安打を達成した、日本プロ野球史に名を残す名選手のひとりだ。首位打者1回、本塁打王2回、打点王4回のタイトルを獲得し、8年連続100打点超えという記録も保持している。

 打撃スタイルは積極的な早打ちで知られ、四球数が非常に少ないのが特徴。ランナーを置いた場面での集中力にも定評があり、チャンスに強いチームの主砲として存在感を放った。コンディション管理にも長けており、大きな故障なく試合に出続けられる強靭な肉体の持ち主でもある。

 その一方で、ホームランを放ったあとに見せる「アイーン」や「ゲッツ!」「ラミちゃんペッ!」といったパフォーマンスは日本のファンに広く親しまれ、実力だけでなく愛嬌でも魅了し続けた。


独自の采配スタイルでファンを頷かせた名将“ラミちゃん”

 2016年から2020年までの5年間、ラミレスは横浜DeNAベイスターズの監督を務めた。就任直前までBクラスに低迷していたチームをAクラス争いの常連へと引き上げ、通算336勝337敗19分(勝率.499)を記録し、球団歴代3位の勝ち星数を残している。「データ70%、フィーリング30%」を采配哲学に掲げ、従来の日本プロ野球界の固定概念にとらわれない、データ主導の革新的な采配を披露した。

 敗戦の翌日もファンに笑顔で挨拶するなど、メディア対応では常にポジティブな姿勢を貫いた。選手を頭ごなしに責めることなく「明日への前向きな課題」として言葉を選び続けたことも、チームの士気を高く保ち続けた要因のひとつだろう。

 そんなラミレスが時計を着用する姿を、Instagramの投稿の中に発見した。

2026年7月14日、フリーアナウンサー中嶋絵美のInstagramに登場したアレックス・ラミレス。前日の中野セントラルパークで開催されたトークショーを受けた投稿だ。ショーでは、ラミちゃんらしいユーモアを交えた選手時代、監督時代のエピソードが披露されたほか、ファン参加型の質問コーナーや直筆サイン色紙付きのツーショット撮影会が実施され、大いに盛り上がった。


ケースサイズは50mm! テンデンスが放つ、迫力の1本

 いまだかつてない、大胆でオリジナリティ溢れる時計ブランドとして、スイスのルガーノで2007年に誕生したのがTendence(テンデンス)だ。そのブランドスローガン“Larger Than Life(偉大に見える)”は、圧倒的な存在感を放つオーバーサイズのケースにも色濃く表れている。

 ラミレスが着用するJAPAN ICONシリーズの「SHARAKU」には、東洲斎写楽が描いた役者絵「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」が立体的にあしらわれ、文字盤やストラップには日本の伝統文様である青海波がデザインされている。ケース素材はアルミニウム、ストラップはシリコンを採用、世界2020本限定で展開されたモデルである。

 時期やトレーニングによって増減はあるものの、180cmの長身に、概ね100kg〜110kg前後というがっしりとした体格のアレックス・ラミレス。現在も定期的なトレーニングを欠かさず、その体躯は健在だ。当然ながらオーバーサイズケースがよく映え、着けこなすというよりむしろ、時計のほうがラミレスに寄り添っているようにも見える。

 思えば、テンデンスが掲げるスローガン“Larger Than Life(偉大に見える)”は、ラミレスの生き様そのものではないだろうか。助っ人外国人選手として乗り込んだ日本球界で数々の記録を打ち立て、監督としてはデータに裏打ちされた革新的な采配でチームを牽引し、指揮官を退いてからもYouTube配信、タレント業、野球解説と活躍を続ける。その懐の深さとエネルギッシュな姿勢は、まさに“Larger Than Life”の名にふさわしい。

テンデンス「JAPAN ICON SHARAKU」 Ref.TY143103

テンデンス「JAPAN ICON SHARAKU」 Ref.TY143103
クォーツ。アルミニウムケース(直径50mm)。10気圧防水。シリコンストラップ。5万6100円(税込み)。

 日本文化を心から愛し、時に球場を沸かせてきたラミレスらしい陽気さは、今もYouTubeの画面越しに触れることができる。第二の野球人生を歩み始めたラミレスが、これからどんな“偉大な”姿を見せてくれるのか、大いに楽しみだ。


Contact info:テンデンスジャパン Tel.0120-700-411


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