ウブロは、現代アーティストであるジェフ・クーンズとのコラボレーションによる「MP-14 オリジン by ジェフ・クーンズ」を発表した。サファイアクリスタルを駆使した立体的な構造の中心に、ブランド初となる自動巻きセンタートゥールビヨンを搭載し、宇宙の誕生を表現している。
ブランド初の自動巻きセンタートゥールビヨンで、宇宙の誕生を表現
ウブロは、現代アーティストのジェフ・クーンズとのコラボレーションによる「MP-14 オリジン by ジェフ・クーンズ」を発表した。本作は革新的な機械式機構や先進素材、既成概念にとらわれない時計構造を追求する「エクセプショナル タイムピース」コレクションに加わる世界限定30本のモデルだ。「MP-14」の名称は、1980年にクーンズが初の個展を開催したニュー・ミュージアムが、当時ニューヨークの14丁目に位置していたことに由来する。

現代アーティストであるジェフ・クーンズとコラボレーションした新作モデル。バゲットカットダイヤモンドとブルーサファイアをセットした同心円状のリングがセンタートゥールビヨンを取り囲む。レッドとグレーのキューブがリング上を移動し、それぞれ時と分を表示する。自動巻き(Cal.HUB9014)。55石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約60時間。サファイアクリスタルケース(直径44mm、厚さ20mm)。3気圧防水。世界限定30本。6549万4000円(税込み)。

本作が表現するのは、宇宙の誕生である。直径44mmの八角形のケースには透明なサファイアクリスタルを採用し、その加工には約534時間を要する。ケースバックやビス、そしてケース3時位置と6時位置の“耳”はチタン製だ。内部にはバゲットカットダイヤモンドとブルーサファイアをセットしたホワイトゴールド製リングを同心円状に配し、天体の軌道を思わせる多層構造を作り上げている。中央にはクーンズの作品である「ゲイジング・ボール」シリーズに着想を得た、ブルーのサファイアクリスタル製ドームを配置した。

独創的な時刻表示も本作の特徴だ。宙に浮かぶように設置された2本のリングが回転し、ステンレススティールに半透明のレッドコーティングを施したキューブで時を、ポリッシュ仕上げを施したグレーのキューブで分を指し示す。さらに固定リングに配されたブルーサファイアがインデックスとしての機能を担う。4本のリングにセットされた宝石は合計202個、約2.6カラットに及ぶ。
その中心で駆動するのが、自社開発・製造の自動巻きムーブメントCal.HUB9014だ。ウブロ初の自動巻きセンタートゥールビヨンであり、ペリフェラルローターによって、立体的な機構を遮られることなく観賞することができる。


ケースからシームレスに続くブレスレットにもサファイアクリスタルを採用し、透明な外装を手首まで連続させている。また、主ゼンマイの巻き上げと時刻調整にはそれぞれ格納式リュウズを採用。ケースの造形を崩すことなく操作機構を組み込んでいる。ハイジュエリー、複雑機構、そして現代アートをひとつの立体構造へとまとめ上げた、ウブロの実験的時計製造を象徴するモデルである。




