『クロノス日本版』11月号(No.127)が、2026年10月6日(火)に発売された。第一特集「スケルトン新次元」では、各社がしのぎを削るスケルトンウォッチの最新モデルから代表モデルを、スケルトン、そしてオープンワークの見どころとともにお届けする。

Chronos 11月号(No.127)10月6日発売
第一特集 スケルトン新次元

機械を見せることは、いつからデザインになったのか? 地板や受けを極限まで削り、輪列や脱進機を露わにする。そんな古典的なスケルトンの作法は今、設計そのものによって機構を見せるオープンワークへと領域を広げつつある。その背景にあるのは、自社製ムーブメントの普及による設計自由度の向上と、工作機械の進化、そして構造解析の深化だ。
強度や耐衝撃性というかつての制約から解き放たれたことで、時計師やデザイナーは、機械を隠すのではなく、その構造自体を造形として扱えるようになった。機能のために生まれた歯車、受け、地板が、同時に時計の表情をつくる時代。スケルトンとオープンワークの現在地から、機械式時計に顕現する「デザインの新次元」を読み解く。
第二特集 新・アイコニックピースの肖像④
ジャガー・ルクルト「マスター・コントロール・クロノメーター」

約80年に及ぶ「マスター」の歴史を集約し、一体型ブレスレットを備えて生まれた「マスター・コントロール・クロノメーター」。進化した基幹キャリバーと複雑機構、新しい精度基準のHPGを薄型ケースにまとめた本作は、「ウォッチメーカーの中のウォッチメーカー」が示す、現代の実用時計に対する明快な回答だ。
第三特集 GENEVA WATCH DAYS 2026

例年9月にジュネーブで開催されるジュネーブ・ウォッチ・デイズ。7年目となる今年は、過去最多の71ブランドが参加した。独立系ブランドを中心に厚い支持を集める同イベントは、リテーラーやメディアのみならず、カスタマーにも拓かれた世界でも稀な時計フェアとして注目を集めている。なぜジュネーブ・ウォッチ・デイズは人々を魅了するのか。現地取材からひもといていく。
腕時計パラノイア列伝 第68回「大谷翔平のための唯一無二の時計に迫る」

世界でたったひとりのために時計を作ってしまったウォッチメーカーが存在する。それこそが、今や“世界の時計メーカー”と言えるセイコーである。しかも、そのたったひとりとは、同じく世界で注目を集める大谷翔平、その人である。セイコーと大谷選手との10年に及ぶ“時をめぐる対話”から生まれた、大谷さんの人生そのもの――100万時間を刻む腕時計。それこそが唯一無二の「SEIKO STAR TIME」である。

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