MONTBLANC TimeWalker Collection

2017.06.03

モンブラン タイムウォーカー オートマティック デイト
ミニッツマーカーを大きく描いたダイアルが、レーシングメーターを想起させる3針モデル。アワーマーカーは光沢感のあるブラックセラミックス製の回転ベゼルに刻まれているため、必要に応じてセカンドタイムゾーンを表示させることも可能。自動巻き(Cal.MB 24.17)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS×セラミックス(直径41mm、厚さ11.38mm)。10気圧防水。右からSSブレスレット:34万5000円、カーフスキンストラップ:31万円、ラバーストラップ:31万円。

 自動車競技の黎明は、一説には1887年にパリのヌイイ橋〜ブーローニュの森へ至る約2㎞の道から始まったとされる。記録に残る最初の試みは、それから7年を経た1894年、パリ〜ルーアンへ至る約127㎞の道で行われた。20世紀に差し掛かった1907年、イギリスのサリーに最初の競技用コースであるブルックランズサーキットが建設され、モータースポーツは一気に華開くことになる。同時に計時装置にも厳格さが求められるようになり、クロノグラフやストップウォッチの銘品も多く作られるようになる。スイスのヴィルレに拠点を構えたミネルバ(現在はモンブランの自社製ムーブメント製造部門)は、1911年に5分の1秒計測のストップウォッチを開発。10分の1秒計測を経て、16年にはその計測精度を100分の1秒にまで押し上げている。戦後、FIA(国際自動車連盟)の発足に伴って、F1で初めて年間成績を競う世界選手権方式が採用されると、競技車両と計時の先鋭化が急速に進み、トップエンドはワークスだけの独壇場になってゆく。一方、自分の車両で参加できる競技も多く残り、彼らのダッシュボードには、変わらず機械式の計時装置が取り付けられた。

 モンブランの「タイムウォーカー」は、愛好家の趣味でも十分に楽しめた、旧き良き時代のレーシングマインドを再解釈したコレクション。自動車趣味の延長線上にあるガレージライフは、日常から切り離された〝大人の隠れ家〟でもある。ここで身に着ける時計は、適度にタフでスタイリッシュなものが良い。新しいタイムウォーカーは、自分の手を油で汚すことを厭わないガレージレーサーたちの、信頼できるパートナーとなるはずだ。


新タイムウォーカー プレゼントキャンペーン 6月8日(木)〜30日(金)
期間中モンブラン直営店および時計取扱店では、新タイムウォーカーの購入者を対象に、1/43スケール「メルセデス・ベンツ・W125(1937年)」のモデルカーをプレゼントします(先着50名)。


モンブラン タイムウォーカー クロノグラフ オートマティック
ヴィンテージカー特有のディテールを、スタイリッシュに纏め上げたクロノグラフ。リュウズやベゼル側面に刻まれたチェッカリングは、旧いガソリンキャップを模したもの。スモーク調のサファイアクリスタルバックも良い雰囲気だ。自動巻き(Cal.MB 24.07)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。SS×セラミックス(直径43mm、厚さ15.20mm)。10気圧防水。右からSSブレスレット:49万3000円、カーフスキンストラップ:45万9000円、ラバーストラップ:45万9000円。

Contact info: モンブラン コンタクトセンター Tel.0120-39-4810