人気シリーズセイコー「5スポーツ SKX」の直径38mmモデルに新バリエーションが加わった。ブルー文字盤の「SBSA299」と、ブラック調文字盤の「SBSA301」だ。都会的なカラーと日常使いの実用性を両立した。2023年に発表された38mmモデルに、新たな選択肢が増えたのだ。
セイコー「5スポーツ SKX」の38mmミッドサイズに新色が登場
セイコーは、人気を集めるセイコー「5スポーツ SKX」の直径38mmのミッドサイズモデルに、新バリエーションを追加した。ブルー文字盤の「SBSA299」とブラック文字盤の「SBSA301」だ。この新作は、控えめで洗練された配色を採用し、ジーンズやスニーカーといった日常の装いに自然に溶け込む一方、スポーティーな存在感も失わない。
2種類のカラーバリエーション

自動巻き(Cal.4R36)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径38.0mm、厚さ12.1mm)。100m防水。4万2900円(税込み)。
SBSA299は、デニムの色調を連想させるブルー文字盤。ジーンズとのコーディネートにぴったりだろう。他方のSBSA301は、ブラック調かつサンレイ仕上げと思われる文字盤のモデルだ。インデックスはゴールドカラーのアクセントで縁取られており、控えめながらも、きらめきのある表情を見せる。

自動巻き(Cal.4R36)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径38.0mm、厚さ12.1mm)。100m防水。4万2900円(税込み)。
38mmのSKXのモデルでブラック文字盤は「SBSA225」がすでにラインナップされているが、そちらは文字盤はシンプルなブラック、インデックスはシルバーカラーで縁取られており、より控えめな印象だ。
なお、どちらのモデルも、インデックスと針にはルミブライトが塗布され、暗所での視認性を確保。風防はハードレックスを採用する。
外観とムーブメント
ケースはステンレススティール製で、直径38mm、厚さ12.1mmだ。100m防水の実用性に加え、堅牢な3列ブレスレットと相まって、日常使いに十分な快適性を備える。ベゼルの濃色アルミインサートは視覚的な奥行きを与え、シリーズのキャラクターを際立たせる。
裏蓋はねじ込み式のトランスパレント仕様。その内側で駆動する自動巻きムーブメントCal.4R36は、秒針停止機構を備え、マジックレバーによる両方向自動巻きで約41時間のパワーリザーブを確保。この自動巻きムーブメントに加え、曜日・日付表示、4時位置のリュウズ、実用的な防水性能、そして堅牢なブレスレットと、セイコー5の特性を満たしている。