「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」は、耐衝撃性や防水性を備えたスポーツウォッチで、実用性と視認性を重視した設計が特徴だ。コレクションには日常使いしやすいデイトモデル、計測機能を搭載したクロノグラフ、F1チームと提携した特別仕様など、多様なバリエーションがそろう。この記事ではそれぞれの特徴をまとめ、代表的なモデルを紹介する。モデル選びの検討材料として、ぜひ役立てていただきたい。

1.タグ・ホイヤー フォーミュラ1の種類
タグ・ホイヤー フォーミュラ1は、タグ・ホイヤーのスポーツウォッチの中でも耐久性と機能性を軸に展開されるコレクションだ。多様なニーズに応えるべく、「デイトモデル」「クロノグラフモデル」「モーターレーシング パートナーシップモデル」という3つのカテゴリーが並ぶ。これらは単に見た目や機能が異なるだけではなく、異なるライフスタイルや好み、用途に最適化されており、ユーザーは自身のスタイルに合わせて選ぶことができる。
デイトモデル|日常使いに適したシンプルなスポーツウォッチ
デイトモデルは「日常使いの実用性」を追求しつつ、タグ・ホイヤー フォーミュラ1らしいスポーティーな魅力を備えたバランス型タイムピースだ。ステンレススティール製ケースと逆回転防止ベゼルという堅牢な構造に加え、20気圧の防水性能を備えるなどのタフな設計となっており、デスクワークから週末のアクティブな時間まで一貫して使える。また、針やインデックスに夜光塗料を用いたモデルでは、暗所での視認性も確保されており、使い勝手の良さが際立つ。
このような仕様と設計思想のため、初めてタグ・ホイヤーを選ぶ人、あるいは「長く使える1本」を探している人にとって、デイトモデルは非常に堅実かつ実用的な選択肢だ。
「WBY1111.BA0042」|セラミックベゼルを備えたスポーティーなデイトモデル

ソーラークォーツ(Cal.TH50-00)。SSケース(直径38mm、厚さ9.9mm)。100m防水。29万7000円(税込み)。
「WBY1111.BA0042」は、タグ・ホイヤー フォーミュラ1の中でも特徴的なソーラークォーツ(Cal.TH50-00)を搭載するモデルだ。光によって充電が可能であり、フル充電時には長期間の駆動を維持する。この点は定期的な電池交換が不要となるため、実用性という観点で大きな利点となる。
文字盤は白のオパーリン仕上げで、ミニッツマーカーを記した赤いラインが外周に配置される構成だ。色のコントラストがはっきりしているため、時刻の読み取りが容易である。ブラックのセラミックベゼルは傷に強いことが特徴で、スポーツウォッチらしく堅牢性を高めている。ケース径は38mmで腕に収まりやすく、性別を問わず着用しやすいサイズ感も魅力だ。
「WAZ1010.BA0842」|ブルーダイアルを採用したベーシックな3針デイト

クォーツ。SSケース(直径43mm、厚さ11.65mm)。200m防水。29万7000円(税込み)。
「WAZ1010.BA0842」はサンレイ仕上げのブルー文字盤を採用し、光の反射によって表情が変わる点が特徴だ。大きめのアラビア数字インデックス(12と6)を配置することで、スポーツウォッチらしいデザインと視認性を両立させている。
ケース径は43mmで存在感のあるサイズだが、ステンレススティール製ブレスレットとの組み合わせにより、安定した装着感をもたらす。20気圧の防水性能を備え、日常生活から軽いアクティビティまで幅広く対応する。また逆回転防止ベゼルによって、水辺やアウトドア環境下でも操作性を損なわない構造となっている。
「1本で仕事にも休日にも使える」時計を求めるユーザーに適したモデルといえるだろう。
「WAZ1112.BA0875」|レッドアクセントを配した高い視認性のデイト仕様

クォーツ。SSケース(直径41mm、厚さ11.65mm)。200m防水。28万500円(税込み)。
「WAZ1112.BA0875」は、黒を基調とした文字盤にレッドのアクセントを加えたデザインが特徴だ。また、太い針やインデックスはスポーツウォッチとしての視認性向上に寄与しており、時間の読み取りをスムーズにする。
逆回転防止ベゼル、20気圧防水、ステンレススティールケースなど、タグ・ホイヤー フォーミュラ1シリーズが共有する基本的なスペックはすべて備えている。シンプルな構成ながら、色使いの工夫により「控えめだがスポーティー」という印象を持ち、派手すぎない個性を求めるユーザーに向く。
クロノグラフモデル|計測機能を備えた本格的なスポーティーデザイン
クロノグラフモデルは、タイムの計測機能を必要とする人、あるいはスポーティーなルックスと実用性を両立したい人にとって、コレクションの中でも特に魅力的な選択肢だ。ストップウォッチ機能、タキメーター付きベゼル、サブダイアルの配置や大きなプッシャーなど、レーシング由来の機能を腕時計に落とし込んだ設計となっている。
またケース形状やストラップ/ブレスレットの設計が見直され、装着感や耐久性が向上した。これによって単なる“見た目”ではなく、実用クロノグラフとしての日常使いにも耐える完成度を得ている。
「CAZ1011.BA0842」|タキメーター付きベゼルを持つ定番クロノグラフ

クォーツ。SSケース(直径43mm、厚さ12.4mm)。200m防水。36万3000円(税込み)。
「CAZ1011.BA0842」は、タグ・ホイヤー フォーミュラ1の中で代表的なクォーツクロノグラフモデルだ。タキメーターを備えたベゼルは速度計測に使用できるため、レーシング由来の機能を感じることができる。
文字盤のサブダイアル配置は均整の取れたデザインで、計測中でも読み取りがしやすい。ステンレススティール製のケースとブレスレットにより、重量バランスも整っている。20気圧防水という堅牢性も備わり、アクティブな環境での使用にも適する。
フォーミュラ1らしい 「スポーティーな性格」をもっとも分かりやすく体現したモデルのひとつといえるだろう。
「CAZ101AN.BA0842」|ブラック×レッドのレーシングカラーを採用したクロノグラフ

クォーツ。SSケース(直径43mm、厚さ12.4mm)。200m防水。35万7500円(税込み)。
「CAZ101AN.BA0842」は、レッドを基調とした文字盤にブラックのアクセントを配したモデルだ。配色のコントラストが明確で、視認性の良さを保ちながらスポーツウォッチらしい存在感を放つ。
クォーツクロノグラフを搭載し、ストップウォッチとしての基本機能は同シリーズの他モデルと共通する。ステンレススティールケースとブレスレットにより、耐久性と安定した装着感を得られる点も特徴である。カラーリングによって個性を表現したいユーザーに適した構成といえるだろう。
モーターレーシング パートナーシップモデル| F1チームとの連携が反映された特別仕様
モーターレーシング パートナーシップモデルは、タグ・ホイヤー フォーミュラ1が生まれた背景であるモータースポーツとの関係性を、デザインと仕様で体現した特別なラインだ。レースチームとのコラボレーションで生まれたモデルや、レーシング由来の配色・素材を取り入れた限定仕様など、時計としての機能に加えて、ストーリー性や所有することでの充足感、ライフスタイルとの親和性も手に入れることができる。
このカテゴリのモデルを選ぶことで、単なる腕時計以上の価値、すなわち“モータースポーツの象徴を身にまとう感覚”を得られる点が、最大の魅力だ。
「CAZ101AL.FT8052」|レッドブル レーシングのチームカラーを反映した特別仕様

クォーツ。SSケース(直径43mm、厚さ12.4mm)。200m防水。35万7500円(税込み)。
「CAZ101AL.FT8052」は、レッドブル レーシングとのパートナーシップに基づくモデルであり、チームカラーを文字盤やベゼルに反映したデザインが特徴だ。スポーツウォッチとしての機能性を保ちながら、レーシングチームの世界観を手元で感じられる点に魅力がある。クォーツクロノグラフを搭載し、実用性を維持しつつ特別仕様ならではの個性を取り入れている。外装のカラーリングは視認性向上につながって時間の読み取りをスムーズにし、コレクション性と日常使用の両立を図っている。
「CBZ2085.FT8093」| DLC加工チタンケースとキャリバー16を備えた自動巻きクロノグラフ

自動巻き(Cal.16)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約56時間。Tiケース(直径44mm、厚さ14.5mm)。200m防水。74万2500円(税込み)。
「CBZ2085.FT8093」はタグ・ホイヤー フォーミュラ1の中で、自動巻きムーブメントのキャリバー16を搭載する、ケースサイズ44mmのモデルだ。ケース素材にはDLC(ダイアモンドライクカーボン)加工を施したグレード2チタンを採用し、軽さと耐傷性を両立している。ベゼルはブラックセラミックス製タキメータースケールを備え、クロノグラフの視認性向上に繋がっている。ブラックの文字盤はサブダイアルが整然と配置され、計測機能の読み取りを容易にする。200mの防水性能に加え、ラバーストラップを組み合わせることで装着性も確保するなど、スポーツ用途にも適した実用性を持つモデルだ。
「CAZ101AT.BA0842」|ガルフ仕様のスペシャルエディション

クォーツ。SSケース(直径43mm、厚さ12.4mm)。200m防水。38万5000円(税込み)。
「CAZ101AT.BA0842」は、タグ・ホイヤーとガルフのパートナーシップに基づくスペシャルエディションだ。深みのあるブルーを基調に、オレンジとホワイトの差し色を組み合わせたカラーリングが特徴で、ガルフのブランドカラーを反映したデザインとなっている。クォーツクロノグラフを搭載し、タキメーター付きベゼルを備えることで、レーシングに由来する計測機能を実装する。文字盤のサブダイアル配置は視認性を意識した構成で、ステンレススティールケースと200m防水により耐久性を確保している。スポーツ用途と日常使用に対応する実用性を持ちながら、ガルフの世界観を取り入れたモデルだ。
3.まとめ|タグ・ホイヤー フォーミュラ1は用途に応じて選べる多彩なラインアップ
タグ・ホイヤー フォーミュラ1は、用途に応じて選べる3つのカテゴリーを備えたコレクションである。デイトモデルは日常使いのしやすい構成と視認性を重視した設計を特徴とし、クロノグラフモデルは計測機能を軸としたスポーツ用途との相性が高い。さらにモーターレーシング パートナーシップモデルでは、レーシングチームとの協業による特別仕様が展開され、デザイン面での個性が際立つ。いずれのモデルも堅牢性と実用性を備え、ライフスタイルに合わせて選択できる点が魅力だ。
タグ・ホイヤー フォーミュラ1について詳しく知りたい方はこちらをご覧いただきたい。



