暑さが和らぎ、レザーストラップの腕時計やビンテージウォッチを楽しめる季節がやってきた。編集部細田も愛用のジャガー・ルクルト「レベルソ シャドウ」を再び着け始める一方、尾錠が破損したままのOGURI「OG02」を衣替えすべく、ストラップ交換を検討した。秋の到来を機に、愛機の楽しみ方を改めて考える。

Text by Yuto Hosoda(Chronos-Japan)
[2026年10月13日公開記事]
ついにストラップウォッチを着ける季節到来!
東京はすっかり気温も下がってきて、秋が到来したように思えます。
この数年は10月半ばまでずっと暑く、そこから急激に寒くなっていく気候が続いたため、秋という季節がなくなってしまったような錯覚に囚われ続けていたので、久々に秋を堪能しているところです(その分雨は多かったですが……)。
さて、極端に汗をかかなくなり、また懸念の雨も落ち着いた今こそ、レザーストラップの腕時計や防水性の低いビンテージウォッチ、ドレスウォッチを着ける絶好のチャンスです。私も意気揚々と1990年代初頭のジャガー・ルクルト「レベルソ シャドウ」を着け始めました。7月からは、夏でも傷みにくいことに加え、ダイエットにハマっていたこともあって、ガーミンのスマートウォッチばかり着けていました。そのため、改めて好きな腕時計を気にせずに着用できるこの時期の素晴らしさが身に沁みているところです。

そういえば1本直さないといけない時計が……
さて、ストラップウォッチを着け始めるようになり、今年の初頭から目を背けていた問題に直面することになりました。お気に入りの1本であるOGURI「OG02」の尾錠が破損し、代替品に交換しなければならないというものです。

OGURIとは大阪でシステムエンジニアを営む小栗大介氏が手作りで製作している時計メーカーです。自作する範囲はモデルによって異なりますが、私が所有するOG02の外装は基本的に小栗さんによるもの。ステンレススティールのケースやベゼル、針、洋銀製文字盤はブランクからCNCで削り出しています。

対するムーブメントはオーデマ ピゲのCal.K2001。ジャガー・ルクルト製エボーシュをオーデマ ピゲが仕上げたもので、同社の2針ドレスウォッチによく採用されていました。余談ですが、過去に下記の記事で紹介した“オヤジ時計”こと細田所有のオーデマ ピゲのビンテージウォッチは、このCal.K2001を出車式のセンターセコンドに改めたCal.K2002/1Aを搭載しています。
https://www.webchronos.net/features/127976/
話が逸れましたが、そんなオーデマ ピゲのムーブメントを搭載したOG02が、そろそろ着けたくなる気候でもあります。そのためにも、破損してしまった尾錠を交換する必要があるのですが、せっかくならばくたびれてきたストラップごと変えてしまおうかなと。

候補としては現状の金属削り出し感を生かせるようなカーフストラップ、薄型2針のキャラクターを強調するアリゲーターストラップ、ビンテージっぽさをより押し出すミラネーゼブレスレットあたりでしょうか。
今は便利な時代でして、ChatGPTを使えばストラップ交換後の仕上がりイメージを簡単に画像生成してくれます。色はお任せで、似合いそうなストラップを見繕ってもらいました。結果がこちら。
ブレスレットがベストマッチという本末転倒な結果に

カーフはブラック、コニャック、トープの3色。アリゲーターはブラック、ダークブラウン、ミッドナイトブルー。それにミラネーゼブレスレットの計7パターンを提案してくれました。みなさんは、いかがでしょうか?
個人的には圧倒的にミラネーゼブレスレットがツボでした。涼しい季節になったから、ストラップウォッチを着けようというテーマから大きく逸れる失態……ではありますが、いいものはいいんだからしょうがない。金属の塊感が強調されてツボです。

好みで言うと次点はトープカラーのカーフ、次いでミッドナイトブルーのアリゲーターといった感じでしょうか。トープカーフはオリジナルで付いているカーフとちょっとキャラクターが近いですから、あえてミッドナイトブルーアリゲーターを選ぶのもいい選択かもしれませんね。

短い快適な時期を堪能しましょう
1年のうち、10カ月は暑いか寒いかのどちらかで、過ごしやすい時期なんてもうないよ、とすら思ってしまう近年の日本(一部地域を除く)。そんな我が国にいて、快適にストラップウォッチを着けられる時期がきたわけですから、是非積極的に着けていきたいところです(OGURIはブレスレットがベストマッチだったけど……)。
今後、実際にストラップ(ブレスレット?)交換はしていく予定なので、またこちらで報告できればと思っています。

昔から、秋はオープンカーのベストシーズンと言っていましたが、腕時計を楽しむうえでも間違いなくベストシーズンですね。皆様も素敵な時計ライフを!



