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KIKUCHI NAKAGAWA代表 中川「いい時計の条件」2(1/1)

クロノス編集長 広田雅将氏と共に、時計の魅力やこだわりを熱く語っていただくことでご好評を得ている、歯車バトン対談。
特別編として、独立時計メーカー『KIKUCHI NAKAGAWA』の中川友就氏をゲストにお招きして、“いい時計の条件”について語り合っていただきました。

produced by MITSUKOSHI WORLD WATCH GALLERY
中川友就「いい時計の条件」2


クロノス日本版編集長 広田雅将
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KIKUCHI NAKAGAWA代表 中川友就
独立時計メーカー『KIKUCHI NAKAGAWA』

日本は、GPSソーラーなどの独自の先進技術や、伝統的なマニュファクチュールの技術も擁する時計生産先進国である。そして大手メーカーばかりでなく、新進の独立系ブランドも多く誕生している。KIKUCHI NAKAGAWAもそのひとつ。パリで時計作りを学んだ後、現地で時計修理の実績を重ねた菊池悠介と、刀匠修業から時計師に転向し、シチズン時計勤務や小規模時計製造のプロセスを経験した中川友就というふたりの時計師が昨年立ち上げた。そのデビュー作となるMURAKUMOは、王道スタイルである小径の2針+スモールセコンドに、ブレゲ数字やスペード針といったスイス時計の伝統に則った意匠をちりばめる。こうした先人へのリスペクトに加え、ブランドの個性を主張するのがケースや針に施された“磨き”だ。現代の匠と呼べる手仕事により、類い稀な美しさが際立つ。クラシックかつモダン。日本ならではの美的感性と熟練の技が生んだ注目作だ。

第2回「機械の技術進歩が時計をさらに美しくする」

広田:今の時計は総じてケースの仕上げが良くなっています。それは、ベースのブランクが良くなったと考えればいいんですか。

中川:そうですね。やっぱり工作機械の精度が良くなったというのが一番大きい。最初のブランクの状態で面がある程度整っていると、そのあとの工程もどんどん楽になります。バフを当てる時間が短ければ短いほど、当然綺麗にダレないというわけです。

広田:面がダレなければ、角も落ちにくいですよね。

中川:たとえばロイヤル オークもそうですよね。工作機械の精度が良くなったからこそ、今のあのバリッとした感じに仕上がっていると思います。

広田:昔のロイヤル オークもいいことはいいですけどね。下地の加工精度を上げたおかげで、今の時計はすごく優れた外装を得られる。

中川:そうですね。僕もその恩恵にあずかっていると言っても過言ではない。

広田:仮に昔と同じ製法でやったら、どのぐらい時間がかかります?


詳細は三越WORLD WATCH GALLERYにて掲載中


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