my 1ST choice / クリス-ウェブ 佳子

LIFEMy Bling Story
2019.05.24

思い入れのあるウォッチやジュエリーとの出会い、初めて購入したものについての思い出はどのようなものでしょう?
さまざまなシーンで活躍している女性たちのストーリーをご紹介します。

クリス-ウェブ 佳子さん

クリス-ウェブ 佳子

2011年、雑誌『VERY』の専属モデルに。以降、エッセイの執筆やラジオ出演など幅広い分野で才能を発揮。近著に『TRIP with KIDS -こありっぷ-』(講談社)。

 ハンサムなファッションセンスやルックス、国際感覚あふれる考え方、潔い物言いで絶大な人気を集めるクリス-ウェブ 佳子さん。ママたちにさまざまなブームを巻き起こす雑誌『VERY』の専属モデルを務めている。
 もっとも思い入れのあるジュエリーを尋ねると「結婚指輪です」と笑顔で即答。「家事が好きな私のことを慮って、日々の邪魔にならないようにとシンプルな『エターナル ドゥ ショーメ』コレクションの、プラチナの『クラシック マリッジリング』を選んでくれました。その気持ちが嬉しくて」。それを渡されたのは大阪のルイ・ヴィトンの店の前。ひざまずき「結婚してください」と言われたそう。
 家族を大切にするクリス-ウェブ 佳子さんにはこんな素敵なエピソードも。お母様がよく着けていたこともあって、もともとパール好き。そんなパールをふたりのお嬢さんにファーストジュエリーとして贈ったという。

「長女を出産する前、イギリス人の夫の両親が当時駐在していたフィリピンを夫と訪ね、4人で探し当てたパールで子供のためにアンクレットを作ってもらいました。私は長さ80cmのブラックパールのネックレスをオーダーしたら、なぜか3mで仕上がってきて(笑)。でも白いシャツに合わせてぐるぐる巻くとかっこいいんです。これがきっかけで、すっかり大ぶりなアクセサリーが好きになりました」
 そんなクリス-ウェブ 佳子さんが愛用している時計は「ティファニー イースト ウエスト ミニ」。「文字盤の向きを90度回転させているというちょっとひねくれた(笑)デザインと長方形のフォルムが気に入っています。仕事の相棒として欠かせません。そして、いつか欲しいのがパーティーの時に着けるブレスレットのようなアンティークのもの。レクタンギュラーケースで黒いストラップ。ダイヤモンドの彩りも欲しい。文字盤に数字がなくてもいいかも。こういうふうに、いつかこれを買いたいと夢見ている時間が大好きなんです」。

宮本 柊:取材・文
「クロノス ファム」2018年12月号より